笑顔のある日々

笑顔のある日々

誕生



翌日、仕事中に病院から電話がかかってきた。
主治医のA先生だった。

A先生 「先ほどから陣痛が始まっています。もう限界です。何時病院にこれますか?」

私はすぐ病院に向かうが、それでも2時間はかかると伝えた。
緊急事態ということで、上司には一言断った上ですぐ会社を出て病院に向かった。電車の接続が悪く、病院に着いた時には2時間以上が経過していた。

病院では、妻は既にFICUから出て分娩室にいた。
まだ、生まれてはいなかった。
妻に一目だけ会って、出産頑張るように声をかけた。
分娩室にはもう1人、妊婦さんがいた為、すぐに部屋から退出させられた。

1時間ほどして、看護婦さんから男の子が誕生したことを教えてもらった。
(看護婦さんに私から確認したのですが)

生まれた子供は最初の処置後、分娩室からすぐにNICU(新生児集中治療室)に移動した。この時、初めてアサヒに会った。酸素マスクに顔は隠れていた
が小さい体が見えた。

処置をするのに1時間程度、病室でまつように指示された。
妻はFICUから、一般産婦人科病室に移された。(出産したら、FICUに
いる理由はなくなるため)

それから、1時間半、妻と病室で呼ばれるのを待った。
妻は2週間の寝たきりの生活と、出産でぐったりしていた。

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