なに、やってんだよ。テメーは!

なに、やってんだよ。テメーは!

第一話 夏休み


「なーお前よー、俺たちはもう高二だぜ?」
伸也は嫌気がさしたような顔をして言った。
「何よ!そんな顔してるけどホントは行きたいんでしょ?」
「けっ!」
伸也は恥ずかしそうな顔をして去っていった。
「まーまぁーあいつはあんな事言ってるけどいっつも
ついてくるだろ?いつもの事だろ」
「あっ大和!じゃあ今回も行くの?」
綾子は抱きつくように寄り添って言った。
「あっああ・・・まだ決まってないけどな」
すると向こうから図体のデカイ和郎と頭は言いが気の弱い
啓二がやってきた。
「おうおうおう!大和!テメーそんなに綾子とイチャついてんじゃ
ねーよ!」
「何言ってんだ。綾子がよってきたんだよ」
大和は照れくさそうに言った。
「あっ、ねっねえ・・・もしまた何処か行くんだったら
ここが良いんじゃないかなぁ?」
啓二は皆に地図を開いて見せた。
「ん?なんだなんだ?」
「うんとね、ここから電車に乗って3時間ぐらいしたら
着く場所なんだけど、ここってミステリーがいろいろ
あるにも関わらずキャンプスポットにもなってるんだって」
「何だ、ずいぶんと遠い所にあるんだなあ。まあいいや
そこにしようぜ」

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