ジャパニエル Boleh!

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ペナン島

Penang
~ ペナン島 ~

ペナン島は本州からペナンブリッジ(全長13.5km)で渡った所に
あります。ここは住人の約60%が中国系であり、街並みは古いヨーロッパ風
建物と中国系の建物が混在しており、何とも情緒深いものがあります。
どことなくマラッカと似た雰囲気があり私は大好きです。



「Fort Cornwallis」
コーン・ウォリス砦

Fort CornwollisFort Cornwollis2

1786年、東インド会社の船長、フランシス・ライトが上陸した場所に建てられた砦。
名前はその当時のベンガル・チャールズ・コーンウォリス知事にちなんで名づけられました。
当初、木製だった砦は1789年、最初に入ってきた犯罪労働者たちの手に
よってれんが造りに再建されます。

この東インド会社とコーンウォリス駐屯隊は砦内に住んでいる一握りの
西洋人と砦の隣りの小屋に住んでいる英軍のインド兵たちによって成り立っていました。

現在は当時の写真や洋服が展示され資料館のようになっています。
入り口を入ると18世紀の西洋人のドレスをまとったスタッフがあちこちにいるので、
まるでタイムスリップしたような気になりました。中にはペナンで一番古い
チャペルや牢屋、大砲の火薬を保管する蔵などがあります。

入場料は大人RM3、子供RM2(3-11歳)です。


このフランシス・ライト船長はケダ州のスルタン(州長)と2年間に及ぶ
交渉によって外敵の戦略からペナンも守るかわりに島の統治権を譲渡されました。
かくしてイギリス帝国の支配下になったペナン島は
「プリンス・オブ・ウェールズ島」
と改名され首都は18世紀のイギリス王ジョージ3世にちなんで
「ジョージタウン」と名づけられたそうです。




「Clock Tower」
時計台


Clock tower

  ジョージタウンの東端に位置するこの時計台は1897年に地元の資産家チョウ・チェン・オク氏が
  英国のヴィクトリア女王の即位60周年を記念してペナン市に贈呈したものだそうです。高さは約
  18m。建物の6階建てに相当します。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、戦時中の爆撃を受け傾いています。



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