2023.05.16
カテゴリ： 気持ち
それはとても大事な事だ。
そんな事は、わざわざ書くまでも無く周知の事実である。
だが、私にはその気持ちが圧倒的に足りていなかった。
それに気付き、周囲の方々に感謝する様になってからは、すごく世界が優しい物になったと感じている。
なので、今回は感謝の大切さについて、改めて文章にしておこうと思う。
いつか、また感謝の気持ちを失って、世界がトゲトゲしい、生きにくい、と感じた時に。
この記事を読んで、感謝の心を取り戻せる様に。
では、始めよう。
とにかく、自己中心的でナルシストな考え方をしており、私を助けてくれるのは当たり前だ、と周囲に過度な期待を寄せ、勝手に甘えていた。そして、その期待に応えて貰えないと感じるや否や、世間の冷たさに嘆き、自分の人生を悲観していた。
与えられる事が当たり前だと思い、私から周囲に与える事は損であり、相応の見返りが必要だと考えていた。
...そして、何より恐ろしい事が、上記の自身の性格を自分自身が把握しておらず、無自覚であったという事だ。
そう、無意識で周囲に対して自己中心的な態度を取っていたという事だ。
先日、上司に食事に誘って頂いた際に、「ありがたいな、感謝だな。」と、感謝の念が湧き上がって来た。
そして、素直に、社交辞令では無く、心からの感謝の気持ちを伝える事が出来た。
その気持ちは、上司の方にも伝わった。
そして、この一件で、物事の見え方がガラッと変わった。
些細な出来事で、自身の性格に向き合うキッカケが生まれ、物事の見え方が変わる様になるとは、人間とは不思議なものだ。
では、どの様に物事の見え方が変わったのか。
それは、私の周囲は感謝すべき事で溢れており、私が生かされている現状は、周囲から与えられた物により出来ている、という事に気付いたのだ。
家庭ではどうか。
家に帰ると、子供達がおり妻がおり、とりとめのない会話をしてくれる。私が辛い時には、心配してくれて、励ましてくれる。掃除、洗濯をしてくれ、家族で団結して人生を歩んでいる。そう、これらの事は、当たり前だが当たり前では無い。奇跡なのだ。
妻に、子供達に、感謝の念が湧き上がってくる。
そして、それを言葉にして伝える様にした。
すると、何が起こったのか。
なんと優しい世界なのだろうか。
これは、会社においても全く同じである。
業務を手伝ってくれた同僚や、アドバイスして下さる先輩方に、本心から感謝する。
そうすれば、相手からも優しい気持ちが返ってくる。
私は、今までにどれだけの優しさを見落として来たのだろう。
感謝する事を意識していると、今まで見落としていた人の優しさ、ありがたさに気付ける様になりました。
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