2023.10.06
テーマ： 普通の日記(11584)
カテゴリ： 気持ち
そこで、余命が幾ばくも無い事を知ったとしたら。
人はどう考えるのだろう。
やりたい事をやった、満足だったって思える人はいるのだろうか。
何一つやれなかった、これからだったのに、って悔しがる人はいるだろうな。
もう終わりか、あっけないけど、もういいか。って開き直る人だっているだろう。
楽しかった事を思い出すのかな。
それとも、辛く苦しかった事を思い出すのかな。
どんな事を思い出すのであれ、美しく眩しく感じるのだろうな。
もう味わう事が無い、と分かれば、そんなに悪い物では無かった、と思うだろうな。
悩んで、不安で、出口の見えない暗闇だった事さえも、
それこそが生きるという事であり、
それこそが人生そのものなのだ、
って気付くかな。
いつか、いい未来がやってきて、悩みなど無い世界で生きていけたら、なんて、
生きているといつも考えてしまう。
それって、今を生きれていないな。
未来を夢想して、現実の、今、この瞬間に集中せずに生きている。
もったいないな。
こんなにもったいない事はない。
今、この瞬間に満足して生きていける様、心の在り方を変えなくてはならない。
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