音源生活-好きな音楽、気になる音楽


女なんかいなくても聖杯が赤ん坊を恵んでくれるのか?




タワレコ平台に積んであったアストル・ピアソラ作品集。CD10枚ボックスセットで税込1460円。ピアソラは嫌いじゃないし、何より値段につられてつい買ってしまった。Der niedrige Preis verfuehrte ich zum Kauf. 価格設定はほとんどメチャクチャだが、いいよこのセット、すごくいい! 甘い半音階と不協和音、いやらしげなバイオリンにうっとり。何を言っているのかまったくわからないけど、歌がついている曲も風情があって素敵だ。それにしても、原価はいったいいくらなんだろう。


ブルックナーの交響曲:垂直方向の音楽。たとえていえばゴシックの大伽藍。天上まで駆け上がり、地の底まで流れ落ちる音。...ほんとにホントにかっちょいい!のだが...曲調がどれも似ているうえ、どれも長いのでずっと聴いていると飽きてくるのが難点。


アルフィーが「トラベリング・バンド」なら、明和電機は「トラブリング・バンド」だな。(両者かぶってファンだ!という方、至急連絡ください。)


年齢がばれるがTMネットワーク:
日本的中産階級家庭子女の、ゼイタクなフラストレーション。あるいは通過儀礼としての理由なき反抗。


(私が思う)病的な曲を作る人々
電気グルーヴ:神経過敏、あるいはノイローゼ的。
「そんなこと考えながら日常生活を送ってたら、相当しんどいよねえ」と歌詞を見ていてつくづく思う。
スピッツ:引きこもり? 夢遊病?
言葉のベクトルがタナトス方向に向いているのがちょっとこわい。登場人物はある日ぷっと自殺しちゃうタイプなんじゃないだろうか、と他人事ながら心配になる。♪君の青い車で海へ行こう、練炭持って海へ行こう、って風情。


リヒャルト・シュトラウス2題
『サロメ』:サロメのヨカナーンへの恋心もさることながら、私にはヘロデ王一家の家庭不和のほうが興味深い。でも、「私をひと目見てくれたら、きっと愛しく思ってくれただろうに」って、泣かせるよね。
『エレクトラ』:彼女たちをつなぐのは好意ではなく憎悪と恐怖とはいえ、互いに執着しあい、そこから抜け出せないという点で、エレクトラとクリテムネストラは「一卵性母娘」だ。マイナス方向だけど、二人は依存しあって生きている。
エレクトラが息絶えて幕だけど彼女、実は弟オレストに殺られたんじゃないのか? 根拠はないが何となく。






ある時。
婿「あのさ、アルフィーの曲を書いている人ってロリコンだよねー。あはは。」
後日。
私「...↑って、うちの婿が言うのよ」
友人(筋金入りのアル中)
「うーん、そう思ってる人は結構いるだろうけど、...あえてそれを口に出して指摘した人は、いないと思うよ。」
 婿よ、何はともあれ、それはでかい声で言ってはいけないことのようだ。


書いたかどうか忘れたけど『リゴレット』
陽気で豪放で、女泣かせだけどなんだか憎めないマントヴァ公爵。
イメージとして絵に描いたようなイタリア伊達男だが、彼の地にはああいう男が実在するんだろうか。実在するんだろうね、たぶん。

またまた日記には書いていないけど『タンホイザー』
こっちのほうが『パルジファル』よりもよっぽど抹香くさいと私は思うんだが。
どうでしょう、ドクトル・ニーチェ。

日記には書いていないけど『ローエングリン』
「わが父は聖杯の王冠を戴くパルジファル、
 私はその騎士、わが名はローエングリン」
...で、お母さんは誰よ。聖杯の城は「純潔第一」らしいけど。


(註:つっこんじゃったけどすごく好きな作品です)

私が思う真人間音楽:
ベートーヴェンの交響曲第5番。
ブラームスの交響曲第1番。
...聴き終わるとダメ人間に戻ってしまうのが悲しい...

日記に書いてないけど『愛の妙薬』(ドニゼッティ)
愛の妙薬とは、すなわちおかねであろう。

新国立劇場の『神々の黄昏』 幕間の会話
「“あの”グンターが求婚しにきたら、間違いなくそっちになびくよ、私だったら。」
「背も高いし、腹も出っぱってないし?」
「そ。それにお屋敷持ってるし、お金持ちみたいだし。」
「...でもさ、妹がいるんだよ、弟もいるんだよ、苦労するよぜったい。」
「体裁を取るか気楽なのを取るかってことかー。でもさ、ジークフリートだって同じだよ。ブリュンヒルデやめてグートルーネと一緒になったら、彼女お姫様育ちで気位高そうだから、きっと疲れるよ。...結婚するのって、大変だよね!」
図らずも結婚の真実を垣間見たわれわれであったが、このドラマはそういう話ではない。

クラフトワークの『ビタミン』
ちょっと病的な雰囲気が妙に楽しい。
これに出てくる諸々のサプリメントを何かしら日々摂取している人、手あげて。
私は総合ビタミン剤とビタミンEとビタミンB12(メチコバール)。

『カリンニコフ 交響曲第1番』
故スヴェトラーノフ氏のは、期待以上の爆演だった。おおー!
次に以前買ったネーメ・ヤルヴィ氏のを聴きなおしてみたら、
こっちも相当な爆演だった。
この曲は、爆演向き?

『ダフニスとクロエ:第2組曲』(モーリス・ラヴェル)
うちでCDを聴いていてもなんかぱっとしないのだが、新国立で聴いたらすごく良かった。
が、うちで聴き直したら、やっぱりぱっとしなかった。
(考えられる理由)
その1:CDの録音がツマラナイ
その2:スピーカーがツマラナイ
その3:聴き手がなっていない

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