僕の生きてた生きてる生きる道

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その16

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「 目線を子どもにあわせてみましょう 」  小さな子育入門 16

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4、喧嘩といじわる


 喧嘩といじわるは一見行動が似ていますから、見分けるのが難しいのです。大きな違いは、喧嘩は相手と対等にやり合い、決着が付きます。負ければ悔しいものです。でも何故自分が負けたか、負けたなりに納得するものです。


 しかし、いじわるには、いじわるされた者が何故自分はいじわるされるのか、その理由がはっきりしないのです。理由もなくされるのです。する方は相手が困っているのを見ておもしろがるのです。子どもには小学生になる前から、いじわるの芽があります。後ろから思いっきり背中を押す。物を投げて当てる。当たった相手が泣くのを見て喜ぶ。このようなことは小さい時に摘み取るべきです。


 喧嘩はおおらかに見ていますが、いじわるの現場を見つけた時には、その場で思いっきりの注意をします。子どもは最初黙ってしまいます。下を見て返事もしません。何とかその場をごまかそうとします。それに対して、今自分が何をしたか思い起こさせます。それが悪いことであることを話します。よく言い聞かせます。その子どもの目を見ながらです。


 また、人の迷惑になることをやっているのを見た時も、同じように注意します。最近の親はあまり注意をしないようです。しないと言うより出来ないのかもしれません。たまに注意する時は自分が感情的になってしまい、感情むき出しですることが多いようです。親が感情的になってはいけません。顔は怒っていても、心は冷静に働かせましょう。そしていけないことはいけないと、小さい時から厳しく教えましょう。


5、子どもの主体性を重んじよう


 最近は、お父さん方が子どもと遊ぶ機会を積極的に作っている姿を見ます。子ども会にしてもリードするのは、お父さんお母さん方です。お父さん達が作った環境に子どもを迎えて、遊ばせます。これはどちらかと言えば、大人の目で見た遊び作りです。大人達が準備をする遊びは、一見楽しそうに見えます。子どもが困るとすぐに、大人は助け舟を出します。子どもは余り考えないで、余り苦労しないで遊びを完成してしまうのです。


 本来子ども達は、自分で考えながら自分にあった遊びをするものです。子ども達の遊びを見ていると、その発想のすごさに驚きを感じます。正に子どもは遊びの天才です。そのことを大切にしたいと、心がけています。


 自立心は子どもが苦労したり、困りながら遊んでいる中で養われるものです。天才には天才のやり方があります。彼らに任せた方がいい場合が多いのです。子ども達のためにしていると言いながら、実は自分達の満足のためにしている大人のグループが多いように思います。大人はその外で見守ってあげるべきです。私達は全員、子ども時代を過ごしているのです。



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