PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ

INGLOURIOUS BASTERDS
悪名こそ、彼らの名誉(グロリアス)。
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2009/11/20
ジャンル アクション/戦争
映倫 R15+
【解説】
「パルプ・フィクション」「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ
監督が復讐劇をテーマに描く痛快アクション・エンタテインメント大作。
第二次大戦下のフランスを舞台に、ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性と、
情け容赦ないナチ狩りで恐れられるユダヤ系アメリカ人部隊“バスターズ”が
繰り広げる壮絶かつ壮大な復讐の行方を、タランティーノならではの映画愛
あふれる演出でスリリングに綴る。主演はブラッド・ピット、共演にメラニー・ロラン、
ダイアン・クルーガー。また、敵役のランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツは、
この演技でみごとカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。
【ストーリー】
1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、“ユダヤ・ハンター”の
異名をとる冷血な男ハンス・ランダ大佐によって家族を皆殺しにされた
少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身を
やつしながら復讐の機会を窺っていた。
同じ頃、アルド・レイン中尉率いるユダヤ系アメリカ人を中心とした
連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”
がナチスを次々と虐殺、その残虐な手口でドイツ軍を震え上がらせていた。
そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画「国民の誇り」の
プレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一同に集結することに。
この千載一遇のチャンスを逃すまいと、ショシャナ、バスターズ、それぞれが
行動を開始するが…。
【感想】
<>
実は クエンティン・タランティーノ
作品の鑑賞初めてです(^^;
パルプ・フィクションは気になりながらも、未鑑賞ですσ(^◇^;)
さて、初めて観たタラちゃんの作品はと言うと・・・
すっごく、面白かったです!
ちなみに私の横に座った30代後半くらいのカップルはず~っと(本当にず~と)
笑って観てました。よっぽどタラちゃんの作品がお好きなのかな?(笑)
152分の上映時間はながっ!って思って観始めましたが、長さは
全然感じなかったです。戦争映画だし、タラちゃんの作品だしと
残虐なシーンは覚悟して観に行きましたが、頭の皮剥ぎとかバットで撲殺
とかエグイ場面をしっかり見せてくれる(苦笑)のが自分にはちょっと
きつかったですσ(^◇^;)
ですが、なんでしょうね~、緊張感やスリルがずっと続いて、でも至るところに
ジョークがあり笑えて、かと思うと残酷描写があってと自分には衝撃的な展開で
飽きることはありませんでした。
キャラクターもユニークで、音楽もカッコよくて、結末が気になってと
最後まで本当に楽しめちゃいました
お話は5つの章に分れています・・・
以下ネタに触れた部分があります
と言うことでチャプター紹介
この映画の中では1番重いシーンかな・・・
ハンスの手から逃れられたユダヤ人ショシャナ(= メラニー・ロラン
)が
3章に出てきます。「ユダヤ・ハンター」と異名をとる冷血感ハンス・ランダ大佐役
の クリストフ・バルツ
がの演技が素晴らしい。
物静かな語り口の中に、ヒシヒシと恐怖を感じ、怖かった(T^T)
私でも白状しちゃいます(笑)
こんな重いシーンの中でも、パイプの大きさで笑いをとるタランティーノって
面白いですねえ
ここで、予告編に良く出てきたシーン、ブラピ含む血気盛んなバスターズが登場。
<バスターズの1人1人の詳しい紹介がないのがちょっと残念>
バットで敵を殴り殺す‘ユダヤの熊’ニード(= イーライ・ロス
)と
ドイツ人でありながら、ナチスの将校13人を虐殺したヒューゴ
(=テ ィル・シュバイガー
)が特に恐れらているようです。
ブラッド・ピットが演じる熱い男だけどオバカっぽいアルド・レイン中尉
がまた笑える~そして、バスターズに怯えるヒトラーも可笑しい
ミミューと名前を変えたショシャナが、うら若き映画主となって登場。
そのショシャナに惚れるのが、「国家の誇り」と言うナチの宣伝映画の
主演をしている、ドイツの英雄の兵士フレデリック(= ダニエル・ブリュー
)。
ダニエルが若い頃のチャーリー・シーンに見えてしまった私σ(^◇^;)
この章では、ランダ大佐とショシャナが再会した時のシーンに緊張(^^ゞ
英国の2重スパイでドイツ人人気女優のブリジット・フォン・ハマーシェルク
(= ダイアン・クルーガー
)が登場。いかにも人気女優と言う感じで、
ダイアンお美しかった・・・そして最後の行動が凄かった
居酒屋でのナチス将校との会話にシーンにドキドキハラハラ・・・
ドイツ人じゃないとバレたのが言葉の訛りでなく、グラスを3つと言って、
出した指の3がドイツ人の出し方でないと後でわかってビックリ。
すさまじい銃撃シーンでした。ここでもタランティーノって容赦ないんですね
「国家の誇り」のプレミア上映の夜。ヒトラー暗殺(ナチ撲滅)のために
イタリア人を装い、ブリジットと仲間とともに潜入したアルド中尉、
ギブス姿のブリジットを疑うランダ大佐、ナチに復讐を果たそうとするショシャナ
さまざまな思惑が交錯します。
ここでも、あっけなく人が殺され死んで行きます。アルド中尉は?ショシャナは?
ブリジットは?そして、ヒトラーは、どうなるのかと思ったら、そうなるんですね~
また、ランダ大佐がとった意外な行動にもビックリ・・・
<矢印はタランティーノ監督のマネです・笑>
いい意味で、結末はいろいろ裏切られて新鮮な驚きがありました
ブラピのオバカっぽい演技も上手いし好きなのですが、この映画を観て
印象に残ったのは、ランダ大佐役の クリストフ・バルツ
、冷静で頭が切れて、
語学も堪能(フランス語、、英語、イタリア語・ドイツ語を操る)
静かな語り口で感じさせる恐怖と威圧感、かと思うと「ビンゴ!」で
笑わせてもくれてコミカル、最後は、こずるい人間って言う狡猾さも
見せてくれて、本当に嫌な大佐を演じてくれました・・・
彼のような敵役がいるから、対照的な性格のブラピの大佐も生きるし、
物語も面白いものになっていたと思います。
カンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞とのことですから、これからは彼を観る
機会が増えるかも?
私はほとんど気がつかなかったのですが、タランティーノ監督ならではの、
過去の作品へのオマージュが、たくさんあるようです。
それがわかるかたは、さらにこの作品を楽しむことができるんでしょうね
音楽は、彼が大好きなモリコーネに依頼したら、モリコーネには新作で
忙しいと断られ、その代わりにモリコーネの既存の音楽を何曲か使用したようです。
どうりでなんか懐かしかったわけだ(笑)
エグかったりグロかったり、暴力的なシーンが多いと言うイメージの
タランティーノ作品は、私の好みとは言い難いのですが(^^;、
この作品は素直に面白かったと言えます
11月20日(金)から公開
<パンフレット¥600
マイク・マイヤーズ
出演するって知っていてわからなかった(^^;
パンフ見て、え~~~将軍?て驚きましたが、彼だとわかって見ると
やっぱりマイクだわ~(笑)
<矢印のつけかた逆だった・笑>
ナレーションの サミエル・ジャクソン
も気がつかなかった(笑)声だけだから仕方がないか(^^;
<TOHOシネマズ・六本木ヒルズで鑑賞>
気が向きましたらクリックして下さいませ
![]()
★アバター(2009)★ 2009.12.25
★カールじいさんの空飛ぶ家(2009)★ 2009.12.17
★パブリック・エネミーズ(2009)・プレミア… 2009.12.12