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Jolly Kids Club
2003年11月9日ブックフェア参加
テキストの著者や権威の先生方のセミナーもあるので、池袋まで出かけてきました。こういう催しは、定期的にあるのですが、なかなか出席できず、日々のレッスンで出していく分、違う風に当たって、知識やヒントを得に行かなくては~~~あああ~(T.T)貯金がなくなるぅ~という状態だったので、前日のバスツアー引率で、ヘロヘロではあったのですが、早起きして新幹線に乗ったのです。我ながら、偉いわ…(笑)
松香洋子先生の、ワークショップに出席してきました。
日本の児童英語教育の権威。私の教室では、年長さんのクラスでの「My Goal Sheet」や、歌CD、テープ付きの絵本、それから、中学生の「Key Pals」などが、先生の手によるものです。
お話を聞いていると、現在先生は、小学校での英語教育にターゲットを置いておられるようで、私のような個人で少人数の英語教室の運営者には、必ずしも当てはまらない部分もあったのですが、それでも、たくさんのヒントや、今までやってきたこと、やろうとしていることの裏づけになるようなものを頂いてきました。
以下が、ざっとまとめたものです。
~テーマ~子供のときに身につけておきたい英語の基礎、基本とは~
小学校における英語教育の現状
昨年から、日本でも小学校で英語教育が始まった…ことになっていますが、実際どうかというと、教科書もなく、担任が教えるのか、専門の先生が教えるのかも決まっておらず、カリキュラムもなく、とりあえず、総合学習の時間に組み込まれたものの、な~んにも定まってない状態です。
例えばスウェーデンと比較すると、1959年から小学校で英語教育が始まり、40年近く経った現在、英語どころか、4ヶ国語、5ヶ国語を喋れる人がい~っぱい!(同じ源の言語なら習得は易しいとはいえ)島国の日本もあと40年なれば、それくらいになれるでしょうか?
現在日本の公立小学校では、年間で3回くらい?多くても週一回(年35回)しか時間数を取っていません。年間15回以下は、全くのお遊び。これでは成果は上がらない。
松香先生が顧問をしておられる小学校では、それならば、毎日朝15分、インプットの時間(英語を見せる、聞かせる時間)を持つように、と指導されているとか。それならば、効果は期待できる、ということ。
1 歌、チャンツにおけるリズム
耳慣らし。強弱を楽しむ。
↑
これはもう…確認するまでもない、児童英語の基本。
2 絵本におけるリズム
口慣らし。読み聞かせだけでなく、言えるようにするのが大切。
(これは、効果を実感していませう!)
↑
良い音声教材を選ぶことが大切と実感している。
表現豊かな語り、音楽や効果音をふんだんに使った物語の教材は、子供たちが覚えやすく、しかも文字を指でなぞっているうちに、サイトワード(ぱっと見て分かる言葉)が増え、どんどん読めるようになるのを実感しています。
3 会話教育における基本インプット
元気の良い3~4年生は、英会話指導にぴったり。
dead Englishの前に、living Englishを教えられる、最良の時期。
↑
そうそう。
ギャングエイジとも言われるくらい、元気の良い時期。
それをうまく利用した、コミュニカティブなことができる時期。
4 発音から文字へ
高学年になると、特に4年までに音声指導ができていれば、文字指導ができる。
幼児~小学校中学年くらいの、音声回路=聞くだけで、どんどん英語を覚えていける能力と、
高学年の、視覚的に文字をとらえ、覚えるきっかけにできる文字回路?のようなもの。
二つの能力がクロスする時期には、個人差があります。
(これも実感中!)
だから中学年以降は、二つをバランスよく組み合わせたレッスンが大切。
5 まとめとしての自己紹介。
子供の英語教育で、本当に必要なものは何かを考えよう。
根本的には、小学校はインプットの時代。
アウトプットは中学からで良い。
小学生のうちは、名前と年齢、好きなものくらいが言えれば十分。
それから、人の話を聞くマナーが身につけばゴール。
↑これには疑問。
公立小学校の英語教育ならばそれも良しかも?
だけどお金を払って教室に来ていただいている以上、それでは不足。。。
子供は、もっと上を目指せる。
もちろん、中学のテキストや高校受験が天井で良いわけがない。
次世代がもっと上に行けるための、家庭の役割について。
子供の生活は、家庭がベース。
「小学校における英語教育の現状」にもありますが、週一回、一時間だけの英語教育で、身につけることができるのは、ほんのわずか。
じゃあどうすればいいか?
毎日、少しで良い、10分でも15分でも、英語をインプットする時間を家庭で作ることで、劇的な効果があります。
インプットとは、もちろん英語の音声を聞くことが第一。
でも視覚的に、読んだり、書いたりすることも、非常に効果的なんだそうです。
ただしとても大切なことは、「勉強しなさい!」ではなく、そういうインプットを楽しんでできる雰囲気があること。
喜んで英語に接することができるムードがあることです。
集団の力
大勢が、合唱のノリで、みんなで一緒にチャンツや物語を言っているうちに、どんどん発音が良くなる。
おとなしい子も、「みんなで言えば怖くない」という感じで、つられて口を動かしているうちに、だんだんはっきり言えるようになり、それが自信につながっていく。
↑
これは、本当に実感しています。
同じコースで、同じ学年で、人数の少ないクラスと多いクラスがあり、年度始めに、「こんなに大人数で大丈夫なんでしょうか。」とお母さんたちからご意見を頂いたことがあるのですが。。。
蓋を開けてみると、人数が多いクラスの、発話がはっきりして、盛んで、元気なこと!
競争原理が働き、「みんなでやれば怖くない」心理が働き、大人しかった子も、大人数のパーティーの席でだって、勢いよく手を上げて、みんなの前に立ち、言いたいことを自分で作って言えるようになった!
レッスンでも、コミュニケーションを目的としたアクティビティでは、6人以上のクラスの方が、楽しいし、できることも多い。逆に少人数の方が、「ああこのゲームができない、工夫しなくては。」と残念に思うことがあるのです。
もちろん少人数にもアットホームな良さはありますし、定着も良いのですが、人数が多いから損!?っていうことは、ない…という経験上の実感に、裏づけがもらえた気がして嬉しく思いました。
だからといって、これから大人数編成にしていきますよ~というわけではないですが…。
一人一人のノートをチェックしたり、細やかに対応していく必要性もあり、生徒さんの個性を考慮に入れつつ、調整していくこととは考えています。
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