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介護用品

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以下は、私の日記の一部です。
「心臓病を患って以来、出不精になって、近くの公園にも行かなくなった。今公園は、緋寒桜の満開期で公園内を流れる川沿いに咲いていて美しい。去年までは家内と二人で弁当持参で花見に行ったが今年はまだしていない。そのうち葉桜になるだろう。
年をとると出不精になっていやだねー。体の関係もあって、健康作りを積極的にできる訳ではないし、衰退していくばかりで、その一方で頭は固くなるし、いいこと無し。あれこれ考えるのは一人前。小言を言って妻にしかられたり、子供にいいように足らわられたりで、ちっとも快適ではない。
ただ、時たまバスに乗る用事ができたときなどは、席を譲られたり、路を歩いていて若い人たちが、私にぶつからないようによけて通ってくれるくらいの特典はある。これはありがたいことだ。
老後の過ごし方に関する本は本棚に山ほどたまった。よんでそうしようと思わせる書籍は一つもない。よんで損をしたという気持ちが大きい。今、書棚には、田中、松永，曽野、フォスター、ヘッセ、吉本、山崎らのハウツーもの，老年文学集などが書棚に寂しく並んでいるが・・・・・・・。」

私たちは、否応なく老います。そして子供に返ります。いや、子供よりもっと手のかかる存在になるよう運命づけられて居るのかも知れません。

日常生活の不便さ、歩くことの難儀さ、食事への気遣い、入浴の面倒さ、排泄や失禁などの恥辱、いろいろと不便や恥辱がつきまとうのが老後です。でも、これらの不便さ、気遣い、面倒臭さ、恥辱を少しでも軽減出来ればそれに超したことは有りません。全て、家族の世話を受けることになるのですが、家族の負担を少しでも軽減するのが、この介護用品です。

どうぞ、関心をお寄せ下さい。

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