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カノ(氷上純也)謁見の間
第八章 Driver’s high
昨日帰ってくればすでに2時をまわっていて床に就いたのは3時ぐらいであった。
そして起床はいつもどおり6時、睡眠時間はいつもの半分程度だった。
水姫は眠い体を無理やり起こして学校の用意を乱暴にカバンに詰め込んで朝ごはんを食べた。
実は両親共働きで父親は単身赴任、母親はすでに仕事に出て行っている。
ケータイの表示は6時半を指している。
誰もいない玄関に「いってきます」と小さく言って家を出た。
学校には7時半に着く。
それから朝練を開始する、のが水姫の日常であった。
今日は珍しく理緒が先に来てシューティング練習をしていた。
理緒は水姫に気付き振り返った。
「おはよ~、水姫。」
水姫は目をこすりながら返事をした。
「おはよ~、理緒ぉ。今日は早いね。」
「ふふ~ん、今日は朝から絶好調なの。水姫、眠たそうだけど大丈夫?」
のぞき込むように尋ねられた水姫はうんと頷いた、無論嘘である。
理緒は人差し指を水姫の完全でチッチと振った。
「そんな嘘ついてもダメ、私にはすぐ分かっちゃうんだから。昨日ケンカでもしたんでしょ。」
なかなか的射ている答えに水姫は少し動揺した。
「ちょっとね、でも本当に大丈夫。さ、今日も頑張ろ~。」
というと水姫はコートに飛び出して行った。
理緒はその後を追いかけた。
<教室>
水姫たちは朝練が終わったので教室に向かった。
いつものように行きかう友達と「おはよ~」と返事をしあった。
教室にはもう半分以上の生徒が登校してきていて、黒崎学人も着席していた。
彼は眼を瞑ってイヤホンに神経を集中していた。
水姫には気付いたことがあった。
彼の顔の血色が昨日より少しばかりよくなっていて、健康そうに見えた。
(何かいいことでもあったのかなぁ?あんなに気分良さそうなのは初めて見るかも。)
数秒間考えていたので不審に思った理緒が話しかけてきた。
「どうしたの?」
「うんん、何でも。あ~!?今日1時間目英語じゃん!宿題してきてない!」
理緒は少し笑いながら返事をした。
「いつもしてきてないでしょ。」
「だいじょう~ぶ!俺もやってきてねぇから。」
突然後ろから声が聞こえて2人はビックリした。
声の主は友澤涼太だ。
「そんなの自信たっぷりでいわれてもねぇ。」
「やってきてないのはお互いだろ。あのセンコー宿題して来ないとうぜぇから嫌いだ。」
「あたしも~。」
「まあお互い頑張って切り抜けましょうや。」
と言って涼太は席に着くやいなや教科書を開き宿題をしだしたが時すでに遅し。
チャイムと共に先生が教室に入ってきた。
「座れ~、授業始めるぞ。」
皆ぞろぞろと席に着いた。
水姫も席に着いて教科書を出している時にもう一度ちらっと学人を見た。
彼は教科書とノートを開いて万全の状態であった。
しかし、さっきの表情と違って深刻な顔をしていた。
(あれ?ちょっと様子が変・・・?ま、いっか。)
水姫は視線を黒板に変えた。
特に何事もなく今日も放課後を迎える。
水姫はさっそく部室に向かった。
途中、学人が男子バスケの部室に入っていくのが見えたので目を疑った。
(あれ、黒崎くん?どうして男バスの部室に?もしかして部活に参加とか?ありえな~い。)
水姫は速やかに部室へと足を向けなおした。
ここ桜咲高校の体育館はバスケットコート2つ分しかない。
いつも取り合いになってしまうので毎日交代で場所を譲り合っている。
桜咲高校にはバレー、バスケの2つ屋内スポーツがある。
男子が体育館に入るときは女子は外で練習をする、その逆もある。そういう交代方式だ。
今日は女子がコートを使う番だったので水姫のテンションはハイになっていた。
水姫はさっそく練習着に着替えて体育館のコートに入った。
後輩達が先に準備しているの見て、手伝いをした。
「蒼井先輩、こんにちは。」
「ち~す、元気?今日もがんばろうねぇ。」
「はい、でも友澤先輩が向こうでバレー部と口論しているみたいです。」
水姫の後輩はその場へ指差した。
「は?」
水姫は指差された方を向いた。
言葉を失ってしまった。
(く、黒崎くん!?どうして?)
友澤が口論している隣には黒崎学人がいた。
学人は興味なさ気にボールをついている、もちろん桜咲高校のバスケのユニホームを着ている。
女子バレー部の部長・神童里美(しんどう さとみ)の目は学人のせいだろうか眼が完全に泳いでいる。
あの顔とギャップのある肉体を見れば大抵の女子は目を疑うだろう。
水姫は一度見ているので特に驚くこともなかった。
しかし驚いたのは次の瞬間だった。
学人はさっきまでついていたボールをあえて反対側のゴールまで思い切り投げた。
サークルの中で弧を描きながらボールは入った。
そして学人は振り返って里美にクラスでは見せたことのない笑顔で言った。
「悪いが俺が練習できそうなのは今日だけなんだ。」
里美は面と向かって話が出来ない状態だった。
「だってルールだし、そんなこと言われても。」
「涼太は2日間をバレーに渡すと言っている、決して悪い条件じゃないはずだ。試合が近いわけでもないだろう?」
「そうだけど・・・」
学人はさっきと違って真面目な表情であった。
涼太は学人がいつもと全く違うことに驚いていた。
「分かった、今日は特別に男子バスケに貸し出します。」
「よっしゃ~、学人ナイス!今日はおもっきり練習すんぞぉ!」
「約束は守ってよ。」
「わ~ってるって。」
里美はしぶしぶと去っていった。
涼太はスリーポイントの位置に構えた。
ふと一度眼を閉じて深呼吸をしてシュートをした。
綺麗な弧を描いてボールはゴールに吸い込まれていった。
その一連の流れが終わった後、ちょうど男子の他の部員が入ってきた。
「涼太先輩!こんちは!」
「お~っす、こいつが仮のメンバーだ。」
涼太は学人の肩をたたいた。
他の部員は唖然としている。
「先輩、冗談やめてくださいよ。こんなチビが高校バスケできるはずないじゃないですか、もっといいやついますよ。」
「でもこいつを超える体育の成績のやつはいないぜ。納得いかねぇなら何か勝負したらいいだろ、な、学人。」
「こっちも貴重な時間を割いて参加している、あまり無駄な時間は過ごしたくないがどうしても言うなら仕方ない。」
「じょ~とう、じょ~とう。じゃあ先輩の力試させてもらうかな。おい、皆何で勝負したらいいと思う?」
他の部員はう~んと唸りながら考えた。
一人結論を出したやつがいた。
「背が小さいわけだからスリーが上手くないとやっていけないよね、スリーポイント10点先取でいいじゃねの。」
「お~っし、じゃあそれでいこう。俺六条っていいます。よろしくお願いしま~す、せ・ん・ぱ・い。」
六条は学人の頭をポンポンと触った。
明らかに馬鹿にしている様子だった。
涼太は不快感を覚えたが部員の性格上仕方ないと諦めた。
「じゃあ俺からいくっすよ。」
投げたボールは綺麗な弧を描いてゴールに入った。
「どうぞ、先輩。」
六条は思い切り学人に投げつけた。
学人はいとも簡単に取って見せた。
「やるじゃん、先輩。あんたですよ。」
学人はセンターラインまで下がった。
そしてすっと構えた。
六条を含む部員が大笑いをした。
「そっからやるんっすか?そんなの入るわけないじゃん。」
という言葉と同時に学人はシュートを放った。
ボールはボードに当たった後にすっとゴールに入った。
そして近くにあったボールを全て同じ要領で投げ込んだ、無論全てゴールに入った。
さっきまであった笑い声は消え、静寂が征した。
「そ、そんな馬鹿な。」
六条がつぶやいた、他の部員は呆然としている。
涼太は六条の肩をたたいて言った。
「身長が全てじゃない、こいつはバスケの常識を覆す大物だ。」
「そうっすね・・・先輩、俺の負けっす。」
「よし、じゃああいつを追い抜かせるようにお前も練習しろ。」
「はい。」
涼太は学人に駆け寄った。
「すげぇな、お前。」
「時間の無駄だったな、さっさと練習始めるぞ。」
「お、おう。皆集まってくれ。」
部員達がコートの真ん中に集まる。
「改めて紹介する、こいつは黒崎学人だ。次の試合の助っ人なるから知り合いになっとけよ。」
「う~っす!」
部員たちの気持ちよい声が体育館を木霊した。
「よっしゃ、練習始めんぞ!」
水姫は一連の流れを全部見ていた。
何せ反対側のコートでそれが行われているわけだから目に入っても仕方ない。
女子のバスケ部員はさっきからその話でもちきりでまともに練習ができていない。
「あのちっちゃい子すごくない?」
「でも、あれ先輩みたい。」
「え~、マジ?すご~い。かわいい。」
「でもよ~く見たら可愛いというよりカッコイイって感じ。」
「やっぱ可愛いじゃない?ね、蒼井先輩。」
水姫は向こう側に釘付けにされている状態だった。
「蒼井先輩!」
「はわ、な、何?大声出すからビックリしたよぉ。」
「先輩もあの人に釘付けですかぁ?」
後輩達は笑っていた。
「ち、違うよ。そ、そんなことより練習。さぁ~、がんばろ~。」
「水姫、焦ってるの丸分かりよ。」
「理緒までそんなこと言ってぇ。いじわるだなぁ。」
「さ、練習なんでしょ。がんばろ~。」
部員達はすぐに思いを断ち切って練習モードに切り替わっていた。
しかし、水姫の頭はまだ変わることができなかった。
(あれは普通の人間のなせる業じゃない、男子は単純だから分からないかもしれないけどあたしには分かる。今日も絶好のチャンスかも。)
水姫は着替えて部室を出た、いつも水姫が最後に戸締りをして帰るのである。
いつもなら理緒が待っていてくれるのだが今日は塾があるようで先に帰ってしまった。
水姫が校門を出るとちょうど黒崎学人が前を歩いていた。
向こうがそれに気付いたのかこちらに振り返り、立ち止まった。
水姫の動きが少し止まった、がすぐに歩みを進め、学人の横を過ぎた。
「ばいばい、黒崎くん。」
「ちょっと待て、蒼井水姫。」
今度は完全に動きが止まった、いや、止められたといったほうが正解だろう。
「何?」
「ちょうどいいからバイクの後ろ乗せてやる、ついて来い。」
「え?バイクって?ちょっと待ってよ。」
学人はとうに10メートルぐらい離れていた。
水姫は言われるがままについていった。
すると空き地に700オーバーはありそうな黒の大型バイクが1台置いてあった。
「まさか、これ?つ~か、バイク通学ダメじゃん。」
「迅速な移動には手段を選んでいられない。さ、乗るんなら乗れ。」
学人はとっくにクラッチを回して、エンジンをふかしていた。
「いいの?てかちょっと怖いだけど。」
「じゃあやめとけ。俺はこっちのほうが速いと思って呼んだだけだ。」
「ふ~ん、まいっか。じゃあ乗るぅ。」
水姫はカバンを背中に背負ってバイクの後部に座った。
「しっかりつかまっていないと飛ぶから気をつけろ。」
「分かってるよ。」
水姫はつかまろうとしたが少し恥ずかしかった。
「何をしている、はやくつかまれ。」
「う、うん。」
水姫はありったけの勇気を振り絞って学人の体につかまった。
向こうは特に何も思っていないようでそのままバイクを走らせた。
バイクに乗っている間2人に会話はなかった。
水姫はあまりのスピードにビビッていたのでどうすることもできなかったが学人が歌を歌っているのは聞こえた。
地平線に届くように限界まで振り切ってくれ
CRASH INTO THE ROLLING MORNING!
FRASH I’m the Coolest DRIVERS HIGH!
最高のフィナーレを! YEAH!
(もしかして、ラルク?まさか黒崎くんってヴィジュアルバンド好き?意外に合ってるかも。)
そうこう考えている内に学人は伝えたとおりに道を走って水姫の家の前についた。
その辺のタクシーより正確で速かった。
水姫はゆっくりとバイクから降りた。
「ありがと。」
「普通に帰るより早かったはずだ。それにお前は安奈が選んだ人間だからどんなやつなのか知っておきたいと思った。」
「安奈さんが選んだって?」
「その内分かる、だが一つ言っておく。余計なマネはするな、お前が知りたいことは近い内に全て知ることになる、知りたくなくてもな。
それはお前にとって一生の傷になるかもしれん。だが悪いのはお前だ、お前が知りたいと思って行動したのが運のツキだった。」
「それってどういうこと?意味分かんないよ!」
「すぐに分かる。たぶん3日以内だ。俺もそろそろ心構えをしておかないとな。今日はお別れだ。」
学人は他にもしゃべろうとした水姫を無視してエンジン全開で走っていった。
水姫は言いたいことも言えずじまいで少し不快に思ったと同時にさっきの言葉に不安を感じた。
(全て分かる?近い内に?一生の傷?分かんないよ!何なのよ、もう!)
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