授業研究のあしあと

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2014.03.16
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カテゴリ: その他
先日のblogに「都合の悪い発言を思いがけないものととらえることは教師の成長の芽生えである」と書いたのだが、そのためには、子どものつまずきや失敗をおもしろいと、そして、意味あるものと思えることが大切である。

つまり、つまずきや失敗をマイナスととらえるのではなく、その子どものなりの思考も結果とし、わずかにでもプラスに進んだものととらえるのである。

7年前に3年生を担任したとき、太陽の動きの学習(影の移動から太陽の動きを調べる)で、「影は、太陽の反対側ではなく、太陽側にできる」とノートに書いている子どもがいた。もちろん間違いであり、影は太陽の光を遮ることでできるため、太陽の反対側にできる。それまでの私であったら、「もっとよく観察しなさい」と、次の日にでもその子どもをグランドに引っ張っていっていただろう。

しかし、ちょうどビデオを使って授業リフレクションに取り組みはじめていた私は、同僚の先生といっしょにその日の授業をみることにした。すると、そこには「太陽側にできる理由」をグループの友達に説明するその子どもの姿が映っていた。

「影は太陽の光がなければできない。だから、太陽の光がものにぶつかって、はね返って影ができる。」

この子どもは、光線を意識し、そこから筋道立てて考えていたことからつまずいたのである。「太陽の光がものにぶつかる」までは妥当な考えであり、この光線のイメージは次の学習「日なたと日陰のちがい」や「光の性質」に発展する。

このように子どものつまずきや失敗は、その子どもの理解や成長の過程を垣間見せるものである。そして、それらの多くは、教師がもともと予定した授業の進め方とは異なっており、子どもたちの学びにふくらみをもたせてくれる。

もちろん、授業がスムーズに進むことは悪いことではない。しかし、それは「思いがけない発言」もなくつまずきや失敗が表面化していないだけではないか。

子どもといっしょに立ち止まり、「そんなふうに考えていたのか」と驚きと発見を楽しみながら授業したいものである。





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最終更新日  2014.03.16 14:05:52
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