2006年05月07日
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http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm

妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず,本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌っててイ ジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは言いません。例えば,「○○が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきて いる。電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」,こういう ことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」と忠告してあげると,「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し 者だな!」などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。

Q:幻覚や妄想に対し周囲の人間はどう接すればいいのか? A:


患者さんと会って話をする,長電話するなどはできるだけ避けた方が無難でしょう。それでも接触を避けられず,幻覚や妄想に基づく話になってしまった場合は,「そんなことはあり得ない」とか「それは明らかに間違っている」といった 説得や議論・対決は避け ,「私にはそういうことは起こってないけどなあ」とか「う~ん,ちょっと違うような気もするけどなあ」ぐらいの相づちにとどめましょう。また,ヘンに迎合して妄想的な話にでも「そうだね,その通りだね」などというのは症状を助長するだけなので避けるべき。
また患者さんの家族の方に対しては,「私のところへこんなことを言って来られました」とか「こんな様子でした」とかできるだけ本人に関する情報を伝えてお くべきです。治療上とても重要な情報になるかもしれませんので。ご家族の前では知らん顔をしていて,友人にだけ症状を見せるなんていう患者さんも結構おら れます(この場合,友人としての信頼を裏切るようでとてもツライものがありますが...)。






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最終更新日  2006年05月07日 22時03分34秒
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