kaiへ
12月3日に生まれた君は母のお腹に居た時から本当に良く動き良く蹴ってくる元気な子でした、
でもそれは妊娠期間の終わりの方の事で、前半は不安の毎日でした。
2005年あなたがお腹に居た時ウチでは、
パパの仕事の大きな転換期で会社を移転したのです…
それにまつわる様々な事や次々に出てくるトラブルに
ママはすっかり参ってしまい心労や胃痛、もちろんつわりもあったね
その為に食事も喉を通らず吐いてばかりの毎日で、
先生にもあんまり大きくなってないナァと言われてしまい…
お腹の子は無事に育っているのかとても不安でした。
なぜならkaiあなたの前にもう一人、生まれてくるはずだったからです。
その子は男の子か女の子かも分からないうちに消えてしまいました。
文字通り消えたのです。
赤ちゃんの袋の中に居るはずの子が見えない…
ただ、ただからっぽの袋
心が泣き止んだ頃あなたが来てくれました。
母の元に来てくれたあなたを絶対に失いたくないと思いました。
しかし後半に妊娠中毒症と診断されました、その上切迫早産
お姉ちゃんやパパのお世話もあるので寝てばかりは居られません。
子宮の痛みと吐き気に苦しみながらの毎日でした。
毎回行く度にどんどんあなたの母子手帳は、
先生のお小言で真っ赤になっていきました。
そして先生に中毒症が良くないので早めにお産にすると言われ
しっか40週居なくて大丈夫だろうか?
と心配しながらも入院しました。
お産は誘発剤を使いましたが全然陣痛が来なくて、
結局先生が破水させました。するとぐんぐん陣痛が来て、
分娩室に行き分娩台にあがる事10分であなたは出てきました。
生まれてすぐに大きな声を上げる君の泣き声を聞いて、
どっと涙がこぼれました。
本当にありがとう
しかしあなたは足の強い子ですね。
六浦のばあばも「これじゃああんたも大変だったね」と言うくらいです。
新生児の癖に布団は蹴って剥いじゃうし足を踏ん張りすぎて寝返りそうです。
そうだ!名前はどうでしょう?
パパが悩んで、考えてつけてくれました。
母はとても良い名前だと思うのですが?kaiはどう思うかな?
お姉ちゃんはまだ少しあなたにヤキモチがあるみたいですが
でもkaiかわいい~とチューしたり、泣いてると何で泣いてるの?とか
ミルク欲しいみたいヨと世話してくれるのが母はうれしいです。
パパと私の子がみんな仲良くいつまでも協力しあえるのが母の願いだから…
おっぱいを良く飲み良く寝るkai元気にのびのびと大きく育って下さい。
生まれて来てくれて本当に幸せです。
完璧には程遠い母ですが、頑張りますので、
これから一緒に生きて行きましょう
最後に消えてしまったあの子も傍に居てくれてると思います。母はきっとティンカーベルになったのだと思ってます。