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2006年03月11日
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カテゴリ: 反核燃・脱原発
 オラのブログでも何回か紹介していた「六ヶ所再処理工場アクティブ試験に反対する県民の集い」が開催され約100人が県内外から、参加しました。
 集会は13時30分から、青森県労働福祉会館の4階会議室において開催されました。司会に青森県反核実行委員会の奈良岡克也さんが勤めました。
 まずは、主催者を代表して、止めよう再処理!再処理!青森県実行委員会の代表の一人である青森県原水禁県民会議の今村修代表が、挨拶。
 挨拶のなかで、今村さんは、県主催の県民説明会で、蝦名県副知事が、事業者の日本原燃以上に再処理推進論を展開し、県は住民の命を守る立場ではなく、放射能を放出する事業者の日本原燃と一体になり事業者の立場で再処理を進めていると批判しました。





挨拶をする今村修県原水禁代表


集会で挨拶する今村さん




 その後、本日のメインスピーカーである韓国・ソウルのカン・ジョンミン博士の講演が行われました。

 カン・ジョンミン博士のパワーポイントのレジュメから抜粋します。



六ヶ所再処理工場の余剰プルトニウムと核拡散の懸念


独りよがりの安心感




マサチューセッツ州のエドワード・マーキー議員を初めとする6人の議員が送った書簡への回答

・2月14日に加藤良三大使から送られた。

・これは、計画されている六ヶ所工場の運転開始が核兵器の拡散にとって持つ意味合いについて懸念を表明した議員らへの返答として出された。

・大使の書簡は、「また、六ヶ所工場においては、純粋なプルトニウム酸化物単体が存在することがないように、ウランと混合したMOX粉末(混合酸化物粉末)を生成するという技術的措置も講じられている」と、この混合酸化物が酸化プルトニウムと非常に異なり、核兵器用物質にするのが極めて難しいように述べています。











MOX混合物の持つ核拡散危険性



・第1番目の危険性




・第2番目の危険性


プルトニウムとウラン混合酸化物をプルトニウムとウランを混ぜた金属に変え、これを核兵器に使うことができる。


第3番目の危険性


プルトニウムとウランの混合酸化物を使っても、爆弾が作れると言われている。





核拡散及びテロの懸念



核拡散リスク

プルトニウムの再処理及びリサイクルは、次のような理由のため核拡散リスクをもたらす:再処理施設の保障措置の難しさ、貯蔵中及び未使用MOX燃料にある分離済みプルトニウムの転用の可能性など。


テロのリスク

再処理されて取り出されたプルトニウムや未使用MOX燃料中のプルトニウムは、放射性の強い核分裂生成物と混ざっている使用済み核燃料中のプルトニウムよりずっと入手がしやすく、テログループの標的となりやすい。




国際原子力パートナーシップ(GNEP)


2月6日米国政府が新再処理を目指すGNEPを発表


・1977年カーター政権が、商業用再処理を無期限に延期。以来。米国で商業用再処理活動は無かった。

・使用済み燃料に関する先進的リサイクル関連技術開発は続く。

・アメリカ政府はGNEPのため、2007年度予算として2億7千万ドルを議会に申請。



GNEPと六ヶ所での再処理との関係

・GNEP構想は、六ヶ所再処理工場で採用されているピューレックス法という再処理方式は核拡散の危険性が高いからユーレックス・プラスという新しい再処理法などの開発を目指すとしている。






結論



1.MOX混合物が純粋なプルトニウム酸化物よりも核兵器にとっての有用性が大幅に低くならない。



2.六ヶ所再処理工場でプルトニウムが分離され始めた場合、日本のプルトニウム利用計画が、計画通りにうまく進んだとしても、日本が保有するプルトニウム在庫は2020年に最低70トンになる。



3.国際原子力パートナーシップ(GNEP)構想も、六ヶ所再処理工場の再処理方式核拡散の危険性が高いと指摘しているから、今利用できないプルトニウムの在庫が無くなるまで、六ヶ所再処理工場の稼動は延期するべき。





講演をするカン・ジョンミン博士


講演をするカン。ジョンミン博士


ということで、今日はこのくらいにして、続きは明日掲載します。






















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最終更新日  2006年03月11日 21時10分40秒
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