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採取時期:6月上旬~7月下旬


青森は雪が多く、深い所では8~9mも積もります。その為雪どけが遅く山菜も遅く出始めます。その分山菜の味は格別美味しいのです。赤ミズは山地の沢沿いや、水がしたたり落ちる崖下、割りに深い山、高い山などジメジメとして、あまり日の当たらない場所を好みます。西日本に分布している小型のヒメウワバミソウより、北日本の物は大型で品質が柔らかくすぐれています。湿地を好んで自生する植物です。赤ミズは名前のごとく「ミズミズ」しい肉質で柔らかい山菜です。同じ仲間のヤマトキホコリは茎が青く(アオズミ)と呼ばれています。外観はとても良く似ていて両者共同じ場所に混生しています。花の咲く時期が異なり、ミズは初夏に淡黄色の花が球状に咲きますが、アオミズは夏から秋にかけて淡緑色の花を付けます。どちらも雌雄異株です。 ミズの和名、ウワバミソウと言うのは、ウワバミ(大きな蛇)が出そうな深い渓谷に生えているのでこの名前が付いています。山菜としては「ミズ」「ミズナ」の名前で親しまれています。ミズは横に這う地下茎から高さ50cm内外の茎を伸ばす多年草で上部は普通湾曲し赤みを帯びて柔らかく葉は互生して長さ10cmほどです。春の若葉の頃から利用出来ますが旬は初夏の頃からです。良く成長して透き通るような赤みを帯びた茎はシャキシャキとした歯ざわりで清水が湧き出るような味わいがあります。この時期に「青森山菜くらぶ」ではミズを採取します。ミズの葉は食べません。茎は若い時期にそのまま食べられますが、薄い皮を剥いて食べると口の中に皮が残らずシャキシャキとして食べやすくなります。私達はミズの保護の為、瓶詰加工品の場合は根は抜かず、根元から上を刃物で刈り取って採取します。「青森山菜くらぶ」では丁寧に皮を剥き熱湯でサッと茹でたものを、委託している加工業者に作ってもらいます。ビンから出せばすぐ何にでも使えてとても便利です。青森の人達は、お中元用ギフトや、お歳暮用ギフトにミズの瓶詰をよく使います。もちろん単品でも、皆様もどうぞお使い下さい。
↑TOPへミズには薄い皮があります。これを剥かないとシャキシャキとした食感はありません。葉をむしり取り、3cmくらいに折りながら皮を剥きます。それから調理します。
皮を剥いた生のミズを、豚肉、糸コンニャクと炒めます。そばつゆで味付けしますが、味がしみやすいので注意します。とうがらし粉を入れてもいいでしょう。青い色がとてもきれいです。
皮を剥いたミズを熱湯でサッと茹でます。だしを入れた好みの味の塩水に3時間くらい漬け込みます。冷蔵庫に入れて置くと、冷たくてあっさりした漬物になります。
ミズは生で味噌汁、茹でて酢味噌和えなど工夫しだいでいくらでも作れます。野菜、海草、加工品などと組み合わせてもいいと思います。
↑TOPへミズは皮を剥ぎ洗わないでビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存すると1週間くらいは持ちますがなるべく早めに食べ切って下さい。茹でた物は塩漬けにしてもいいと思います。食べる時には水につけて塩抜きしてから使います
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