PR
Comments
Freepage List
新人弁護士の就職難の報道が相次いでいます。
「楽して合格したのだから当たり前だ」
という意見もありますが、合格者増員は新人弁護士たちや、修習生たちには関係ないところで決められた制度的な問題で、それを根拠にして自業自得的な意見を述べるのは、間違っていると思います。
彼らは、制度に振り回された一種の被害者と考えるのが正しい認識でしょう。
ただ、現実的には就職難・・・。
それならいっそのこと「即独立」してしまった方がいいのではないかと、私は思っています。
私自身、拙著「最短で結果が出る超仕事術」で書いたように、即独立をしており、一度も弁護士として雇われの身になったことはありません。
今から振り返ると、イソ弁をして変な癖をつけてしまうよりも、最初から自分できっちりと調べて仕事をしていった方が無駄がなかったとさえ思っています。
イソ弁から独立するときには、「のれん分け」など全くないのですから、それほどのメリットはありません。
「即独立」はとても怖いものですが、勇気を持って飛び降りてみれば、なんとかなるものです。
もちろん、大手法律事務所に就職したい方には、関係のない話ですが・・・。