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2011.01.21
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カテゴリ: 黒澤映画
赤ひげ.jpg


1960年代、監督:黒澤明は「日本映画の危機が叫ばれているが
それを救うものは映画を創る人々の情熱と誠実以外にはない。
私はスタッフ全員の力をギリギリまで絞り出してもらう。
そして映画の可能性をギリギリまで追ってみる」
という熱意の元に当時の日本映画よりも撮影期間の長い
2年間という歳月をかけて映画化したのが
山本周五郎:原作の「赤ひげ」である。

物語は医員見習として小石川養生所へ住み込んだ
保本登(加山雄三)が出世を夢みて長崎に遊学したが

新出去定(三船敏郎)に「お前は今日からここに詰める」の
一言で登の運命が決まった。

人の心を見抜く様な精悍で厳しい面持の
赤ひげの目に反撥する登は、この養生所の禁を破って
養生所を出される事を頼みとしていた。

薬草園の中にある座敷牢にいる美しい狂女(香川京子)は
赤ひげの見立てで先天性狂的躰質という事になっており
登は赤ひげの見立てが誤診である事を指摘したが
禁を侵して足しげく通った結果登は赤ひげの見立てが
正しかった事を知った。

毎日、貧乏人と接し黙々と医術を施す赤ひげは

病気の原因は社会の貧困と無知から来るもので
これに治療法はないといつも口にしていた。

こんな中で登は貧しく死んでゆく人々の平凡な顔の中に
人生の不幸を耐えた美しさを見る様になった。

登が赤ひげに共鳴して初めてお仕着せを着た日

そして幼い身体で客商売を強いられる
おとよ(二木てるみ)を助けた。

人を信じる事を知らない薄幸な“おとよ”こそ
登の最初の患者であり看病に必死となった・・・

この映画は当初、1964年末封切の予定であったが
制作の遅れから不可能となり、代わりにゴジラシリーズの
「三大怪獣 地球最大の決戦」が制作された経緯があり

また保本登の両親役に笠智衆と田中絹代をキャスティングし
これは黒澤の先輩である小津安二郎作品の看板役者の笠と
溝口健二作品に多数出演した田中を自分の映画に出演させる事で
2人の日本映画の巨匠監督への敬意を込めたのである。

この事により加山雄三は俳優を続けるか辞めるか悩んでいたが
生涯俳優として生きていく事を決意したのである。

もう1つのエピソードとして本作に出演した根岸明美は
10分近い長い台詞を本番1回で見事OKにした。
しかし本人はそのラッシュのフィルムを見ている最中に
撮影中の事を思い出して感極まり試写室を飛び出してしまい
以来、映画本編を一度も見る事もしなかったそうです。


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Last updated  2012.05.27 22:28:45
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