ウルトラマン物語 | メタボの気まぐれ

新撮影シーンで制作された初のウルトラマン映画が
1984年に松竹で公開された「ウルトラマン物語」であり
ウルトラマンタロウがウルトラの母と
ウルトラの父の教えを受けながら
少年から青年へと成長する過程を描いた
劇場版オリジナルの物語である。

地球からはるか30万光年離れたM78星雲。
そこに光の国と呼ばれるウルトラの星があった。

末っ子のタロウは上の五人の兄たちのように

毎日厳しい訓練を続けていた。

またタロウはウルトラの母に優しさと愛を教わり
父からは怪獣にも善悪の二種類がある事を学ばされた。

そしてタロウが地球へ戦士として派遣される日が来た。

父は彼に改造エレキングとメフィラス星人を
倒すようにテスト指令を下した。

双方を倒しウルトラの星に戻ったタロウに
父の最後の特訓がまっていた。

その持訓の途中、ウルトラマン80の
ウルトラサインが天空に流れた。

サインを透視で読んだ父は愕然とする。

ジュダが送り込んだヒッポリト星人は
五兄弟たちをブロンズに固めてしまった。

立ち向った父はエネルギーが特訓に
使い果たされていた為に倒れてしまうが
その瞬間、カラータイマーをブロンズのエースに投げた。

ヒッポリト星人を倒し
他の兄弟や父をウルトラの星に運んだ。

そしてタロウはジュダに立ち向う決意を固め
凄絶な戦いに挑んだのだ！

ウルトラマン物語1.jpg

この映画はタロウの心身の成長を描く事が
前提となっている為、人間体の東光太郎は登場してなく
他の兄弟も同様に人間体での活躍は
バッグボーンとしてテレビ版の延長的設定としてのみで
直接の画面はそのシーンが省略されて
ストーリーが進行している。

本作でウルトラマンタロウの声を演じた石丸博也
ウルトラの母の声を演じた池田昌子らは
「ウルトラマンメビウス」でも
タロウとウルトラの母の声を演じていました。