アカネ隊員 | メタボの気まぐれ

1967年放映のTBSウルトラシリーズ第3弾
「キャプテンウルトラ」に登場したヒロイン
アカネ隊員（城野ゆき）年齢20歳

宇宙に進出した地球人は宇宙空間で
生活できるシステムとして
宇宙ステーション・シルバースターを設置。

その中で子供たちが宇宙で暮らせる為に
訓練校パイオニアスクールが設けられ
その教官を務めるのが宇宙物理学者のアカネ隊員である。

キャプテン（中田博久）と行動を共にする事も多い。

変装が得意で第9話「怪生物バンデルエッグあらわる」では
木星の衛星にある金属合成工場の真相を探るべく
アカネ隊員は絵描きに変装し工場へと潜入し

13話以降はオープニングタイトルでも変装が見られる。

このアカネ隊員、前作「ウルトラマン」に登場した
アキコ隊員（桜井浩子）と比べると大人しく

明るく元気で時には戦闘に参戦するアキコ隊員とは対照的で
クールで凛としているツンデレガールのような感じである。

しかし前作のウルトラマンが驚異的な人気で
本作がスポンサーから比較されていた理由で

光線銃を携帯し、宇宙人が現れると
攻撃を仕掛ける事もある。

キケロのジョー（小林稔侍）降板後は
シュピーゲル号を操縦し、数々の宇宙人と戦った。

そして最終回「行け! キャプテン宇宙をこえて」では

天国のような素晴らしい花畑の世界に辿り着き
そこでアカネ隊員はキャプテンと愛を誓い合うような
シチュエーションを見せた。

これは後番組「ウルトラセブン」のダンと
アンヌの関係に対する伏せんと考えるファンも多い。

またアカネ隊員を演じた城野ゆきは
端正な容貌と肢体で短大在学中より
ファッションモデルとして活躍し
卒業と同時にTBSドラマ「七人の孫」に出演。

その後、東映に入社し映画を中心に活躍するが
1968年にはフリーとなり1973年頃まで活躍した。