**rose ... child **

陣痛2日目(LDR)



陣痛開始二日目。
明け方、情緒不安定だった私。
そして昨夜もほとんど寝ていないので眠いし、
お腹も痛いし寂しい。
NSTをずっと付けているけれどこれがまた不安をあおる。
ちょっと私が動いたりjyoが動くと心拍がずれて
0になる。
そのたびに今度こそ本当にやばいのではないかと
泣きたくなる。恐すぎです、あの機械。

でちょうどそんな明け方に赤い数字で0に・・。
ちゃらり~ちゃらりらり~ら~♪
地獄の音楽が鳴り響き(妄想です)
パニックになって、過呼吸になる。
いそいで助産師を呼び酸素マスクをされる。
だって夜中ずっと一人だったんだもん。
もともと神経質で超小心者の私。。
お産での知識も得すぎて不安だったのよ。

朝から涙声で実家に電話(旦那より母が頼れたの^^)
父が出てこうだったああだったと話すと
とっても心配してくれて両親ですぐに来てくれた。

母も昨日は腰が痛くて眠れなかったみたい
(母親はすごいね、娘と同じ痛みを感じるのかしら)
それに引き換え、旦那の方は義父母達が私たちのマンションに
泊まったらしく、夜はみんなで焼肉。
そして朝からは冷蔵庫に何も入ってない、お茶もない、
卵も牛乳もない。と義父が文句タラタラだったらしい。
まぁ失礼な!ここは褒めていただくところよ。
出産後里帰りを控えている私は陣痛開始の夜中から明け方にかけて
冷蔵庫を見事に掃除したというのに。。
何か入っていたら腐ります(旦那は不精なので)。
義父母達が泊まるなんて思ってもいなかったしね。

涙声の私の携帯に対して、旦那は気楽な声、気楽な会話。
いやぁ全然分かってないな。
少しムっとしたけれどまあいいか。

今日こそ産まなきゃ。産みたい。。

朝からどんどん陣痛はひどくなる。
今日は旦那と私の母、そして交互で義母がいてくれる。
正直義母はごめんなさいでした。
今でこそとても頼りになるし、慣れているのだけれど
この時はほとんど知らない旦那の親って感じで
もう緊張するし、気を使うし、それに自分の辛いところを
見て欲しくなくてとても嫌でした。
今思い出してもやっぱり嫌です。
午前中に内診。子宮口4センチ開。
おお少し開いてきた。もうちょいだわ。
6センチまで開けば一気にと言われる。

微弱陣痛らしいのでよく歩くように言われた。
昼間は痛みを堪えながら歩いたり、階段を上り下りしたり。
とにかく辛い。早く生みたい。
皆には笑顔でいたけれどそろそろ精神的に本当に参って来ていた。
午後内診4センチ開。変わりなしでショック。
しかしこの頃から痛みがとてもきつくなる。
昼食は食べさせてもらいながら少し口に入れるのがやっと。
笑顔もなくなってしまった。
ヒーヒーフーで乗り切る。
こんなに痛いんだ。
何度か旦那に泣いてしまいながらも時間が過ぎていく。
夜はまた一人。
助産師からバブルバスに入ると結構陣痛が強くなったり、
気分もリラックスするよと言われ入ってみる。
こんなに痛かった陣痛はお風呂の中ではとても楽。
水の力ってすごいなあと感心しながら少しリラックスした。

でも今日も寂しい悲しい、そして不安な2日目の夜を
過ごすことになる。でもこの時私は全然気付いていなかった。
この後数日に渡る本当の陣痛の悲劇、苦痛を。

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