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動物病院での治療


金属の棒のような物を傷口の中に入れて中をしっかり洗浄するというもの。
先生と二人押さえつけての治療だが、カールはあまりの痛さにうなり声をあげ渾身の力で抵抗する。可愛そうで思わず手を離してしまった程の、悲痛なうなり声だった。 今後この治療は当分続くとの事だった・・・

次に尻尾のレントゲン。ドキドキしながら結果を待つ。
出来上がったレントゲンは、素人の私が見ても分かるものだった。
尻尾の付け根から15センチほど骨が無いのだ。いったい何がどうなったというのか。先生いわく何かの拍子に尻尾が引っ張られ骨がとんでしまったのだろうと。でも何かの拍子って何?・・・・・・
先生もこんなケースははじめてだと言われる。
よっぽどの力が加わらないと、ここまではならないでしょうと。
先生には尻尾を切断しましょうと言われた。
ショックだった。その日はそのまま家につれて帰る事となった。

家に帰ってからのカールは尻尾に違和感があるのか、動きが鈍く食欲もない。ソファーに飛び乗ろうとするが、ちゅうちょし、よじ登るありさま。
とても猫とは言い難い・・・
一日中静かに、じっとしているカール。餌も食べなくなり、
トイレに何度も入るが出ない様子。

次の朝、又病院へ。先生に事情をはなすと、更にショックな答えが・・・
尻尾の周りにはいろんな神経があるので、もしかすると肛門、尿道辺りの神経もやられているかもしれ無いとの事だった。先生はカールのお腹を触り、
「あーパンパンに張ってますね。」といい、お腹を押した。すると、ジョジョジヨ
と音をたてて、オシッコがでてきた。今の時点では、自力で排便する事は無理らしい。もしかすると一生むりかもと・・・。とりあえず尻尾の事は後にして、傷口の治療とステロイドで肛門辺りの腫れを取る治療の為入院する事となった。



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