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2015年10月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の父の話のつづきです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20151025.html

ただ私の正直な気持ち、よく今まで父は頑張ってきたなとも思います。頭の方は比較的しっかりしていて、認知症の気は無く、昔のことや前に話したことなどもしっかり覚えています。むしろ母の方が危ないんじゃないかと思うほど(^_^;

逆に言うと、なまじ頭がしっかりしている分、9年間も施設の中で閉ざされ、毎日無為無策に寝起きし、たまに外出したり年に一、二回家で一泊して帰ってくるくらいしか楽しみが無い中で、よく今まで耐えてこられたなとも思います。私だったら「一体何のために生きているのか。もう死にたい」と思うでしょう。

昔「火の鳥」の「未来編」において主人公のマサトが永遠の命を与えられ、人類が滅亡した後何十億年と一人で生きなければならなくなったという壮絶な「苦しみ」が描かれていましたが、まあそこまでスケールは大きく無いものの、毎日適切に栄養や薬まで管理され、身体が不自由だから逆に飛び降りたりもできない。「死にたくても死ねない」という辛さは肉親として察して余るものがあります。ただ幸い父の口から一度も「死にたい」という言葉を聞いたことはありません。

無論、父には出来る限り長生きはしてもらいたいですし、こういう状態でも父が生きているという事実は母の支えにもなっています。が、家族のために本人が長生きを「強いられる」とすれば、それは本意では無いなとも。

まああまり書くとまた「鬱ブログ」になってしまうので現在のところはこの辺にしておきますが、CYBERDYNEとかiPS細胞の研究に頑張ってもらって、テクノロジーや医療の進歩でこういう部分をフォローできないのかなとも思います。一方、命が延びるのは勿論素晴らしいことだと思いますが、本来死ぬべきタイミングを逸すると、様々な部分で歪みが生まれるのも事実でしょう。そういった高齢社会だから起きた事件や話を聞くたび、ついそう考えてしまいます。

究極的には「心」に行き着くんだろうなとも思います。どんな状況でも置かれた状況に対して幸せと感じられるのかどうか。そこに集約されるのでしょうね。そこに化学や技術の進歩がどこまで食い込めるのか。難しい問題だと思います。





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Last updated  2015年10月27日 10時59分52秒
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