家賃払いました

やっと出没です。景気回復など、いつのことでしょう。まだ、つぶれていないですけど、生き残るためには何でもしなければなりません。経費の節減の為に２年前に山奥の借地を返却して、街に出てきて、間借りしてなんとかやっていたのが、もともと借りていた会社が資金繰りの悪化で出て行くことになりました。１０月でした。住所不定の自動車では、お客さんも不安になるし、仕事もできないしで、新しいところを探すのですが、条件が合わず、１０月末ぎりぎりになったのでした。そうなれば、カチカチ山のタヌキです。走り回るしかありません。お金を作るために。保証人も見つからず、高級車が１台買えるような敷金も集められず、廃業の道を選ぶところでした。昔からの友人が一部助けてくれました。しかし全然足りません。家主との交渉。敷金の分割納付でなんとか助けてもらうことにしました。でも、そうすることにより、余分に毎月２人分の給料と同じだけの費用が飛んでいきます。家賃も今まで負担していた額の３倍です。引越し費用や経費を考えると、そのままいる方が安いというのもありますが、零細企業には大変なことです。お客さんから、あんたが居らんようになったら車買うことができないと言われるのも、廃業を選ばず、今続けている理由の1つではありますが。工場に泊り込みで仕事です。売れるものは何でも売れと、不用品を集めているうちに、自動車屋がリサイクルショップ状態です。オークションに出品してさばくのですが、いちどに大量に売ったものだから、ぎゃぁ助けてになってます。そんなこんなで、１ヶ月になりましたが、そうしている間にも、昔から付き合いのあった同業者が２件廃業。綱渡りながら、生き残っていることが救いです。しかし、いつダメになってもおかしくありません。うちだけじゃないでしょうけど。あと何ヶ月かは続くでしょう、この状態。ここまで来たら、怖いものなし。