2003年02月06日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
寒いと車のトラブルが多くて、まともに屋内で事務仕事ができないくらい、外ばっかり行っています。工場で物を生産しているのと違い、時間があるのか無いのかの生活です。



バッテリーが弱っていただけの仕事でした。16時になってましたが、ファミリーレストランでおごってくれるとのことなんで、遠慮しながらも内心今日は助かったと財布をいたわるために、のこのこと憑いていきます。

「おんなじのでいいです。」
「とんかつ定食2つ。」
高いのも安いのも、気を使うので、同じものをと注文します。
お昼に500円以上のものを食べるなんて何年ぶりかと考えておりました。
「今日、忙しくて昼を食べてないんだ。一人レストランに入るのもはずかしくて、また面倒というのもあって、毎日牛丼ばかりだったんで、付き合ってもらって助かりました。レッカー代考えたら安いもんです。」
こんな方ばかりだといいのにと、お客さんに感謝感謝です。これで晩飯が助かりました。


しゃべれないコミュニケーションは本当に難しいです。自分自身も以前に大失敗していますし。思っていることが伝わらないと、良くしていても悪く取られます。

注文したものを待っている間に、先ほどの親子のところに運ばれていきます。障害があっても、親子仲良く暮らせたら本当にいいなと話をしておりました。

しかし信じられないものを見てしまいました。本人がナイフとフォークで切ろうとしていたところ、お母さんが横から料理を切り出したのです。そして、フォークにそれを刺して、息子の口元へ。それをたべる息子。

障害があるからと言って、すべてができないのではないのです。
以前にある先生が言っておりました。
車椅子の子から花瓶の水の入れ替えの仕事を奪ってしまったことがあります。その子は花が好きで、花瓶の水の入れ替えぐらい自分でできるのです。それを障害があるから、何でもかんでもしてあげないといけないと思い、私がその子が楽しみにしている仕事を奪ったのです。泣かれて初めてわかりました。

障害があるから、まわりのみんながすべての事を保護しないといけないのではないのです。障害を持つ方も、自分で何かができるという喜びを持っています。出来ないところだけを助けないといけないのです。逆に障害を持つ方に助けてもらうこともあるはずです。

できることを出来る者がやる。
健常者も含めてのことです。それをやることが真の平等です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年02月06日 22時36分51秒
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: