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空っぽになり渇いた心では その傷みも音も その記憶も 自分の事なのに. 自分には全く関係無い様に感じてしまうんだ. そして 私の関心の無い時間の流れと一緒に 渇きと音は静かに 渇きと音を立て続づけているんだ. いつか 渇きを忘れ 新しい私を見つけた時には いつもの様に 私は両眼に映し出されるもの達を 両眼の遠く奥深くで見透かしながら 全ての記憶を辿る日が来るのだと…. 静かにじっと思っている. いつになるのかは、私にも誰にも解らないけれど. 楓.
2006.06.15
あの夜の様に私はキミをゆっくりと噛み砕く. 楓
2006.05.26
信じていなさい痛みはおまえだけのものではないとおまえが「う」と呻く時真夜中の劇場の楽器置場の片隅でコントラバスがひくく呻いて同じ苦痛の相槌を打ってよこすと 母音/新川和江 楓
2006.05.25
信じていなさいうたうことは決してむなしいことではないとおまえが「お」と言う時青草が牡牛が見えないものの影がむっくり起きあがり おまえと一緒に歩きだすと 母音/新川和江 楓
2006.05.24
信じていなさいおまえには名も無い多くの友がいるとおまえが「え?」と問い返す時遠い森のいっぽんいっぽんの木が答えのかたちに枝を撓ませ葉隠りの小鳥たちが同じ疑問を一晩じゅうざわめきながら悩んでくれていると 母音/新川和江 楓
2006.05.24
信じていなさい優しい死がこんやもおまえを抱きしめにくるとおまえが「い」と呟く時かわいた川の橋桁の朽ちた楔のほとりでしめし合わせたようにしばし立ちどまる風があると 母音/新川和江 楓.
2006.05.23
信じていなさいおまえののどとくちびるの温かさをおまえが「あ」と言う時どこかの暗い沼のふちの葦のあいだで澱んだ水が一万年にたったいちどの水泡を立てて独り言を洩らすと 母音/新川和江 楓.
2006.05.22
空っぽになり渇いた心では その傷みも音も その記憶も 自分の事なのに. 自分には全く関係無い様に感じてしまうんだ. そして 私の関心の無い時間の流れと一緒に 渇きと音は静かに 渇きと音を立て続づけているんだ. いつか 渇きを忘れ 新しい私を見つけた時には いつもの様に 私は両眼に映し出されるもの達を 両眼の遠く奥深くで見透かしながら 全ての記憶を辿る日が来るのだと…. 静かにじっと思っている. いつになるのかは、私にも誰にも解らないけれど. 楓.
2006.05.18
書けない思い浮かばないから. kaede.
2006.05.01
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