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会社は20日締めなので、今日で定年です。40年間お疲れ様でした。(自分で言っとく)明日からは嘱託で1年契約の再雇用ですが、給料も仕事も特に変化なしです。変わるのは基礎老齢年金がもらえること、繰り上げしてるので3割カットですけど・・・(T_T)ただ、在職老齢年金という制度で厚生年金部分はもらえない。政府の考えてるとおり、何歳まででも、仕事が出来るうちは仕事するので、こんな悪い制度はとっとと廃止してください。財源が1兆円かかるようですが、それより60歳以上の雇用拡大による消費拡大等の景気回復で補えるでしょう。とにかくお金はまわさないと何も良くはならないので・・・仕事と趣味を充実させ、楽しく日々過ごしたいですね。ライフバランスとでも言いましょうか・・・ ここまではFBと同じですが、以下は合唱関係・・・今のところ、来月の広友会40周年記念演奏会が終われば、翌年4/26に演奏会があるタダタケを歌う会以外の予定は決まっていない。9/23のシュッツ関係男声合唱団風童に参加できれば、その練習メインで夏合宿も参加し、オンステしたいのだが、TCMCの方の関係で参加NGであれば、どこかの男声合唱団でコンクール都大会も有りかなとは思っている。いずれにしても、もう還暦なので合唱だけでなく、他の面もいろいろ楽しみたいなあと思っているところ・・・そのためには合唱関係をある程度すっきりさせる必要はあるのかもしれないと考えている
2019.06.20
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昨晩は、昨年2回、横浜スタジアムと神宮球場で行った大学合唱団同期会(といっても二人)だった。今回は交流戦ということで、千葉マリンスタジアムだった。昨年は2試合とも中日の敗戦で残念な結果だったが、今年は勝利でスタートで同期会初勝利となった。 さて、マリンスタジアムは3回目・・・もう一人は愛知在住なので初めて。でこの日はたまたま習志野市応援デーということで、習志野高校吹奏楽部が応援で来場していた。この学校、今年の春の甲子園大会での準優勝校で応援の吹奏楽部の「美爆音」が話題となった学校。ここの吹奏楽部はコンクール全国大会常連校だった。スタジアムに到着したときにその話を聞いたところでちょうどスタジアム外で練習を開始するところだった。 まずは、試合開始前にイベントでマーチングを披露、総勢何人いたのだろう、200人くらいの部員は、あれだけ動きながら演奏してもハーモニーやリズムの狂いはまったくなく見事な演奏だった。ただグランド中央の演奏だったので音が上に抜けて爆音という印象は無かったのだが、その音圧は試合中の応援で感じられた。 もともと、規律のとれたロッテの応援団の応援は、ライトスタンドからレフトスタンド半分くらいまで、全員で声を合わせての有名な凄い応援なのだが、そこに習志野高校の美爆音は加わって、もうなんとも言えない凄いことになっていた。私たち中日ファンはレフトスタンドの片隅で応援していたのだが、音圧的には1/5くらい・・・(T_T) しかし、試合を見ているとその応援は、ロッテの攻撃時に行われるため、打席に立つ打者が正面から応援を受けるため、なんか力が入ったり萎縮したりして、中日のピッチャー柳の術中に嵌ってしまい、1点しか取れず完投負けだった。柳というピッチャー、内弁慶(ナゴヤドームでは強い)の中日にあって非常に珍しく、ビジターゲームに強いピッチャー7勝中5勝がビジターということで、おそらく投げている後ろから受ける相手チームへの応援を自分に向けたものとして投げてるような感じだった。 試合は9回まで1-1で、9回表に4番のタイムリーと5番のホームランが続き3点を取って勝った。やはり観に行った日の勝利は、一番楽しい。外野席1800円だったのだが、もう何倍も価値のある観戦だった。
2019.06.15
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先日のTokyo Cantat 紅白合唱合戦での広友会の演奏音源(月光とピエロ)が団内限定で聴くことができた。これは非常に驚いた、いままでカンタートには公募を含めけっこう参加してきたのだが、本番の音源を聴けたのは今回が初、もちろん団内限定ということで他に出すことは出来ない。 聴いてみた感じでは、予想以上に頑張ってるなあという感じ・・・歌っていた時の感じよりは、わりとハーモニーも決まっていた。もちろんダメダメな部分も多くあったのだが、7/14の本番に向けては良い手ごたえなのではないだろうか?カンタートは、ほぼ団員のみでオンステしたのだが、7/14の本番は80人を超えるメンバーとなる。なのでこの音源の1.3倍・・・先日の土曜日、70人での合同練習があったのだが、さすがに歴史ある合唱団なので、公募的な寄せ集め感は少ないので、なかなか良い演奏になるのではないだろうか・・・というか、5年前以上の名演になるように頑張る。ということで、7/14の40周年記念演奏会・・・ぜひ聴きに来て頂きたいところですが、会場が杉並公会堂キャパ1100人ということで、むやみにチケットを乱発できないのですが、私もまだ2枚持っているので、ご要望があれば連絡してください。
2019.06.10
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昨晩は、タリス・スコラーズの来日公演を聴きに、四ツ谷の紀尾井ホールに行ってきた。今回の東京公演は、昨晩と今日のオペラシティだったのだが、昨晩にしたのは、アレグリのミゼレーレを紀尾井ホールで聴きたかったことが大きい。プログラムは、前半がラッススとジョセカンのミサ、後半がアレグリ、クローチェ、タリスのミゼレーレとロッティ、イザークの曲、すべてルネバロ作品だった。 今回の席は、2階最前列左端だった。すぐ隣の直角の席が空席状態だったので、もしかしたらと思っていたら、アレグリのミゼレーレ、2群メンバー4人がそこに登場、私と右端のソプラノの距離は1mもないくらいだった。あれだけ近くで超一流の歌い手の歌唱を聴けることはめったにない。しかもあの曲、ソプラノは、ハイCを駆使しているのだが、全くのノンビブラート、力感も無、自然に出てくる美しい高音域、そして2群4人のアンサンブルの精密さ・・・主旋律の受け渡し、ハーモニーは全て倍音の中でまったく異質な感じがない。これだけのアンサンブルをあれだけ近距離で聴けたことはラッキーとしか言いようがない。まさに至高のハーモニーとバランス、この音楽が耳を通じて私の脳を喜ばすという感覚・・・・熱狂や感動とはちょっと違った感覚なのだが、自分での拍手が止まらない状態になってしまう。まさに快感・・・
2019.06.04
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先日、当間先生関連団体の名古屋ビクトリア合唱団の演奏会に行ってきた。名古屋は、ほぼ毎回聴きに行ってるのだが、徐々に進化しており、今回は今まででも一番素晴らしい演奏だと感じた。で、当間先生がいつものようにMCをされている中で、「観客の反応」というお話しがあった。どうも、先生は演奏後に観客からの反応が薄い・・・というか、あの熱狂的な「ブラボー」のような反応がないのは何故だろうと思われているような感じ・・・たしかに、シュッツ本体にしても関連団体にしても、素晴らしい演奏を聴かせてくれるのだが、なんだろう、熱狂的な反応は感じられない。 先日のカンタート、紅白のとり、公募男声の「くちびるに歌を」の最後・・・栗山先生が音を切った瞬間、残響のあとに一瞬の静寂、その後小さな「ブラボー」とともに熱狂的な拍手・・・これは、広友会でも名曲を良い演奏で終わったあとの反応もほぼこれに近い。では、なぜ当間先生の演奏での反応が、そんな感じなのか?あくまで個人的に感じていることなのだが、シュッツにしても関連団体にしても、ハーモニーが完璧・・・おそらく、このハーモニーの美しさに心を奪われ、なんかホンワカした気分になってしまっているのではないだろうか? 実際、私がTCMCの演奏を観客として聴いていたとき、あまりのハーモニーの美しさに耳を奪われ、涙まで出てくるのだが、終わった瞬間、さて何の曲だったっけ・・・まあ、これは以前のTCMCはメロディーラインの表現が弱かった関係もあるのだろうが・・・もしかしたら、完璧に美しいハーモニーというのは、それの美しさが際立つあまり、テキストやメロディの表現に観衆の心はついて行かないのかもしれない。あくまで仮説ですが・・・どうだろう???
2019.05.29
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今回のテーマ、合唱に関係無さそうで実はかなり関係がある。私は来月6/15で還暦の60歳になる。今の会社の規定では、定年は60歳でその誕生月の締め日 となるため、6/20が定年になる。しかし今は昔と違って60歳で退職を強制はされない、政府から企業に対して65歳までの雇用を確保するように指示されている。ということで、私は定年後、嘱託として1年契約の再雇用となった。 大企業などでは、再雇用の条件はけっこう厳しくかなり給料も下がるということなのだが、運の良いことに、私の業界もかなりの人手不足のようで給料は全く下がらず現状のままだった。建設コンサルタントもサービス業なので、人手不足が顕著なのだろう。しかも専門性のある仕事なので、代わりの人材など難しいということもあるのだろう。 で、もう一つのテーマの年金、私は夜間大学だったので厚生年金には20歳の後半から入っていた。ほぼ40年近く年金を収めてきたわけなのだが、今では正規の受給年齢は65歳となっている。しかし、繰り上げ受給をすると60歳からの年金受給は可能。もちろん5年早くもらえるので金額は3割カットされ、このカットは死ぬまで続くということ・・・給料が変わらないのなら正規受給の65歳まで待つという選択肢ももちろんある。 ここで、趣味の合唱が登場するのだが、65歳まで本当に生きているのか、これは極論にしても今のように歌えるのか?これを考えた時、少しでも収入を増やして余裕を持って歌い続けたいというのが一番の思いとなった。仕事の方は、65歳に拘らず出来る限り長く続けて、リタイアは本当に身体が動かなくなってからで良い。身体が動かなくなってしまえば、もうお金もそんなにいらないか・・・という考え。 歌と仕事・・・出来るだけ長く続けて行きたいと思っている。
2019.05.22
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Tokyo Cantatの最終日、クロージングコンサートに2019公募合唱団としてオンステしてきた。これで、オルトナー氏指揮のこの公募に参加するのは4回目だった。今回の演奏曲は、ラインベルガー作曲のカントスミサ、2群8声のアカペラでとても素敵な曲だった。参加人数は、150人弱と今までで最も大規模になったと思う。 オルトナー氏の指導は、まずテキスト重視。発音やアクセントなどは当然であるが、もっとも重要なのは、テキストのフレージングにより生まれる心の中のディナーミク・・・一つのフレーズでどこに重心を置くのか、楽譜にはたとえ頭からフォルテと書いてあっても、けっして強く出すのではなく、テキストの一番重心でフォルテになるように歌う。また今回はミサということもあり、信仰する心も重要ということだった。 あと、メリスマのように音が細かく動くところは、決して階段状に歌うのではなく、徹底してレガートで歌うことを強く要求されていた。 オルトナー氏の指揮は、大きな身体を一杯に使ったものだが、力強くというより柔らかく歌い手を包みこむような優しい指揮、歌い手はその指揮に導かれて気持ちよく歌うという感じだった。 この公募は混声合唱であるため、テナーは内声となる。28日の紅白での男声合唱トップテナーとは違った歌い方、耳を最大限使いハモる発声で歌うということ・・・150人もの大人数で内声でのハーモニーを決めた快感は、男声合唱とは全く違う合唱の醍醐味だった。
2019.05.10
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4/30、5/1の二日間、カンタートの以下のセミナーに出席した。 オルトナー・クラス 「オルトナーとドイツロマン派を歌おう」 受講曲はブルックナーのOs Iusti とブラームスの Nachtwache Ⅱ キャリントン・クラス 「小アンサンブルのテクニックを大きな合唱団で」 受講曲はビクトリアのAve Maria 4声部(今年の課題曲G1) オルトナー氏とは、カンタートの公募合唱団に参加すること今回で4回目。ただ公募指揮者とセミナー講師とは指導内容が異なった。 課題曲の2曲について、その時代背景やロマン派の曲を歌う時のルールなど、課題曲を作るというより、ドイツロマン派合唱曲に対する知識を教えてもらった。この中でもっとも歌う時に重要なことは、テキストを理解し表現すること、テキストによって自然なディナーミクも生まれるということだった。 キャリントン氏とは、今回初の受講。キングス・シンガーズ創設者で初代メンバーという昨年リアルで現キングス・シンガーズの凄さを体験しているだけにどのような講義になるのか、興味津々だった。内容は発声から各母音による声のまとめ方。そして受講曲であるルネサンス時代の曲の解釈と歌い方など、こちらもとても参考になる内容だった。 両先生に共通する点は、やはり合唱におけるテキストの重要性を、いろいろな方面(解釈、ディナーミク、母音の発声などなど)から教えて頂いたことだと思う。そして「常に考えて歌うこと」・・・音楽は指揮者だけでなく歌い手も自分から表現していかないと、けっして良い音楽にはならないし、オーディエンスに伝えることが出来ないということだった。 なかなかレベルが上がらない合唱団やメンバーに言いたいことは、最近の有名キャラにあわせて・・・ 「ボーと歌ってんじゃないよ」
2019.05.01
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この音、この曲を歌って初めてわかるトップテナーとしての最難関の音。伝説によると全国金賞をこの曲で取った某OOコラは、この音を長く伸ばしている間に、数多くのトップテナーが力尽きて消えていったという。(伝説なので事実かどうかは知らない。) さて、最近老舗男声合唱団の40周年記念演奏会にOBとして出演するにあたって練習に参加していて思うことは、トップテナーのG、Aあたりを胸声(実声、表声など言い方はいろいろ)で出そうとして、声帯を短く使う人が多い。はっきり言って私の所属している当間先生の団体でこれをやるテナーはいない。(たぶんやると周りから非難ごうごう)・・・何故か?これは聴いていてわかるのだが、身体に力が入ってまったく伸びの無い音、しかも大体ピッチは届かない声になるから・・・もちろん、パバロッティイクラスの実力があればきらびやかな声にはなるのだろうが、そんな人は見たことない。見たことないのにこれをやろうとするのは、アホにしか見えない。 ということで、この「くちびるに歌を」の最後のAは、その前、「う、た、をー」でG、Bを経てAに戻る。私も直前リハまで苦しんでいた。Bまで力強く出した後、どうしても最後のAに戻るとき身体に力が入りフォームが崩れAが出せなくなっていた。そこでいろいろ考え本番中の身体の状況から、とっさにある方法で歌った。これは後で考えると、師匠の当間先生の合唱講座にある、「メッサ・デ・ヴォ―チェ」の応用(詳細はこちらのHP http://www.collegium.or.jp/~sagitta/ocm_homepage/html/kou... ) すなわち、BからAに戻る瞬間に身体を弛緩しファルセット弱音でAを起点に響きを大きく強く膨らませる。その音は、かなり長くのばされるので、気管支の欠陥や胸の手術により肺活量の少ない私には息が持たないので、それを補うために習得しているカンブレの技術も合わせて、クレッシェンドの途中、ほぼ最強音圧で音楽が終わるように調整してみた。 かなり考えた(瞬間的)発声だったが、最後に音を切った瞬間のすみだトリフォニーホールの残響は忘れられない・・・
2019.04.30
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昨日は、Tokyo cantatの最初の演奏会になる、紅白合唱合戦に出演してきました。オンステしたのはトップバッターの広友会で「月光とピエロ」、最終演奏(オオトリ)の平成白組(公募男声)で「くちびるに歌を」でした。ということで、朝一番から打上げまで、もうくたくたでした。 まず、広友会・・・聴いて頂いた知り合いの方の感想では、昔と比べて内声の音圧が感じられない。ベースは、今回はまあまあそろっていた。トップは以前から個人の実力差が大きいのでバラけて聴こえるのは、まあ仕方ないでしょう。 すみだトリフォニーというホールは、残響も長くすごく良いホールなのだが、実は空間が広い影響なのか、他の方の声は聴こえにくい。セカンド、バリトンは多少萎縮して自分の前だけで歌ってしまった感はある。あまりハモった感じは少なく残念だった。7/14の定演に向けて改善していくべきことだと思う。 オオトリの公募男声・・・これは素晴らしいメンバーが集まった。最初の事前練習からクォリティが高く、栗山先生の練習に入ると、先生もそのクォリティに合わせて要求もすっごく厳しかった。とにかく音圧に頼った旧来の男声合唱ではなく、柔らかく美しい演奏をしようという目的を達成できたのではないだろうか? 個人的には、はじめて演奏した信長作品であり、実はトップテナーに求められる音域が広い。多田作品などのように高音連発ももちろんあるのだが、一連の旋律線として低音も出さなければならない。実はここがこの作品で苦しかったところではあったが、70人という大人数で歌い手のレベルも高いことからクリアできたかなとは思う。 そして終曲「くちびるに歌を」の最後、トップ上は、「う、た、をー」のところで「A、H、A-」という高音になる。練習で上手く行かなかったのは、最後のAへの切り替え。2音めのHまではきっちり出すのだが、そこから全音下がるところでフォームが崩れて声が出なくなっていた。どうしようかなと思っていたのだが、本番ではHまで出したところで、一旦音圧を落としフォームを修正、ブレスも入れて弱音からスタート、栗山先生もおそらくかなり長く伸ばすの思っていたので、クレッシェンドしながらカンブレを入れて最高音圧で歌いきれた。ここは会心・・・ 打上げで、作曲者の信長先生から多少のリップサービスもあったのだろうが(信長先生は、もともと栗山先生の合唱団で歌われていた)「今までにない名演」と言われたのは嬉しかった。
2019.04.29
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開設されました。ぜひ聴いてみてください。TCMC公式
2019.04.16
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昨日は、午後からカンタート2019公募事前と男声公募の栗山先生練習だった。トータル6時間の中身の濃い練習でふらふらになって帰宅した。 午後から2019公募、前回の事前練習は欠席だったので今回から参加、歌うのはラインベルガーの2群ミサ・・・CDを購入して聴いていたのだが、本当にアカペラとは思えないすごく素敵な曲、これを今回は140人以上で歌うということだった。昨日は、サンクトス、ベネディクトス、アニュスデイの音取練習、最近広友会練習メインだったので、久々の混声練習だった。私はほぼ初見で歌ったのだが、初見でも内声テナーは歌いやすい・・・複雑な和音やリズムでなければ上下から音の居場所は簡単にわかる。ただ、これはある程度回りのレベルが高くないとそんなに簡単にはいかないが、カンタート公募はハイレベルなので、その点は安心して歌える。オルトナー氏によるリハから本番がとても楽しみ。 夜は、紅白合唱合戦のオオトリ、公募男声合唱団。歌うのは「くちびるに歌を」から「白い雲」と「くちびるに歌を」の2曲で、こちらはいよいよ栗山先生による音楽つくりがスタート。昨年も公募男声で栗山先生指揮の柳河を歌ったのだが、前回と比較して今回の音楽つくりは凄い・・・前回は多田作品ということもあって90人以上集まったのだが、今回は70人弱・・・しかしこのメンバーは凄い・・・前回から贅肉を取ってさらにパワーアップした感がある。 今回は、栗山先生の指示で事前練習の段階から録音を取って先生に渡していたそうで、いきなり最初から厳しい音楽つくりがスタートしていた。このクォリティであの名曲「くちびるに歌を」を、すみだトリフォニーホールで歌ったらどうなるのか・・・今までで最高の大人数男声合唱の新しい真髄をお届けできる予感がしている。
2019.04.15
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TCMCを休団して、現在は7月の広友会40周年記念演奏会に重心を置いて練習しているのだが、合唱団のレベルの差というのを痛感している。それは何に一番現れるかというと、これはハーモニー感・・・発声とか表現とかいろいろな要因はあるのだが、特にアカペラの場合まず第一はハモること。大人数男声合唱団の広友会では、この感覚が不足している。 私が歌うパートはトップテナーなのだが、とくに古いタイプの合唱曲では主旋律を多く担当する。そのためハーモニーに対する意識が低い。これは私がTCMCに入って内声テナーになりハーモニーについてかなり厳しく訓練されて耳が出来た関係も大きくその前の私は、今、私自身がイライラしているレベルと同じだったと思う。 どうしてもトップテナーは主旋律を歌うこと、高音を出すことに囚われ他パートを聴くことはほぼ無い。それが顕著に表れてくるのがピッチの降下、横の流れだけで歌っていると継続疲労からどうしてもピッチは降下してくる。これを支えるのがハーモニー感、これがあるとピッチが降下している段階で気持ち悪くなるの、そこでいろいろな歌唱技術を用いてピッチを安定させる調整を行う。他パートを聴かずに自分だけで歌っているとその調整にも入らない。なんとなく雰囲気でピッチが下がっているなあとは感じるものの、それがアンサンブルにとって致命傷だとは感じていない。 演奏会まであと三か月、今更、トップテナーに内声テナーの練習をしてハーモニー感を養う練習もしていられない。ということになると、もう取れる方法はひとつ、医療で言うと病気を治す治療ではないが、現状で聴いている方にしっかり音楽を届けるには対処療法しかないのだろう・・・
2019.04.14
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tokyo cantatの紅白合唱合戦に出場する公募男声合唱団の事前練習が先週末からスタートした。cantatにおける公募男声は、昔は外国からの招聘講師によるものもあったのだが、なかなか参加者が少なくしばらく立ち消えになっていた。それが一昨年から復活、最初は藤井先生指揮による廣瀬作品「五つのラメント」・・・この公募には私自身はスケジュールの関係で参加出来なかった。 昨年は、栗山先生による多田作品(1作目)「柳河風俗詩」・・・これには、何回か曲を歌ったこともあって参加させて頂いた。この時は総勢90人、昔からの大学グリーの方もおられたのだが、栗友会、樹の会など音楽樹関係の先生方の合唱団からの参加が多く、年齢も全体的に若かったこともあり、本番では今までにない演奏という感想が多く聞かれた。で、今回は演奏会が紅白合唱合戦に変わり、前年と同じく栗山先生の指揮で演奏曲が信長作品の「くちびるに歌を」から終曲の表題曲と1曲目の「白い雲」ドイツ語のテキストに信長先生自ら日本語を加えた新しい形式の作品で最近の男声合唱の名曲と言える。私自身は、信長作品は編曲物しか歌ったことがなく、組曲からの本格的なステージは今回が初となる。初めて歌ってみたのだが、まさに男声合唱の名曲・・・これは本番ではいかに冷静に歌えるかが一番大きな課題になりそう・・・ それにしても、今回の公募メンバーは前回より若干減少し70名弱、しかしながらすでに2回の事前練習で、事前指導の麻山氏からのコメントにもあるように、良い響きが鳴っている。私はもちろんトップテノールなのだが、現在在籍している男声合唱団でのトップの悪癖、力んで高音を出そうとし苦しげな汚いピッチの届かない声を出す人が全くいない。まだ私も含めて不慣れな方もいるので間違いは聴こえるが、そこに発声の無理がない。いかに集まっているメンバーのレベルが高いか伺える練習となった。今後、ここから栗山先生の棒でどう音楽が出来て行くのかはとても楽しみ。
2019.03.25
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しばらく日記を書かなかったら、一か月近くたってしまいました・・・汗まあ、あまり長文で書きたくなるようなネタも無かったのが事実で、ツイッターには、ちょくちょく投稿はしていました。さて、今年度もそろそろ終わろうとしていますが、私の現在の合唱状況について書いてみたいと思います。 現在、常設合唱団で参加しているのは、7/14(日)の40周年記念演奏会に向けた広友会のみです。6/16(日)に教会コンサートがあるTCMCと、次の演奏会が1年先未定のタダタケを歌う会は休団中・・・あくまで休団中なので、広友会の演奏会が終わり次第復帰する予定にしています。あとは、いよいよ今週末から練習が開始される、Tokyo Cantatの公募合唱団、今回は4/28の紅白合唱合戦のオオトリとなる公募男声合唱団とCantat自体のオオトリとなる2019公募合唱団で歌う予定です。 先日、両公募団体ともにパート分けのメールが届きましたが、まず信長作品の「くちびるに歌を」を歌う公募男声は、もちろんトップテナーです。今回は前回より若干人数は減って70人弱ですが、この曲を歌おうとするメンバーであるので、まあ実力は・・・もちろん栗山先生指揮ということで栗友会男声からの参加も多いでしょう。で、名簿を見て同じトップに、某○○コラの指揮者が参加していました。きっと歌いたかったのでしょうね、この曲・・・(自分の団では指揮をしていたはずなので・・・)2019公募の方は、ラインベルガーのカントスミサ、2群のアカペラミサ曲で私のパートは1群テナーとなっていた。この曲は、すでにCDを購入して毎朝通勤時に聴いているのだが、アカペラを感じさせない雄大で美しいミサ曲・・・でこれを150人弱のメンバーで歌うということで、ドイツロマン派の専門でもある指揮者のオルトナー氏の手腕が楽しみ・・・ ということで、4月はけっこう練習も忙しくなってくるが、頑張ろう・・・
2019.03.18
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「喉を開く」これは、TCMCの練習でよくH川氏がソプラノに対して使う指摘・・・私は横で聞いていて、なんとなくイメージはわかるのだが、具体にどういう状態で、どうすれば改善するのかはわからなかった。しかし最近、TCMCをお休みして古巣の男声合唱団で練習する機会が増えて、そのメカニズムが分かってきた。(H川氏から違うと言われるかもだが・・・)トップテナーで、Gから上の高音を出そうとしたとき、もともとあまり出ない人が無理やり実声(声帯を厚く使う)で出そうとすると、ピッチが届かないことが良くわかる。また、なかなかの歌い手で実声で届く人でもウ、オ母音で奥に入ると上に抜けない詰まった声になる。もともと届かない人は論外(なんでトップにいるの?)なのだが、出せる人でもウ、オ母音を奥で歌おうとすると喉の上部が開かない感じ・・・実際に開けるものは無いので、おそらく喉の上の共鳴を使ってない状態になるようだ。で、上に抜ける、すなわち高次倍音やシンガーズフォルマントが出ない感じになるのだろう。 基本的に声帯を薄く使う発声(ミックスヴォイス等)にすれば、抜けやすくなるのは事実なのだが、合唱曲では(とくに男声合唱)表現上、実声で出す必要がある音も出てくる。具体例を一つ上げると、シェナンドアでAまで駆け上がるFF部分など、美しさより強めの表現が必要になる部分・・・こういった場合でも喉を開く感覚は必要になるのだろう。 最近大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」で主人公クィーンのボーカル、フレディ・マーキュリーがその特徴的な口腔の形について言っているセリフで、「これがあるから音域が広い」があるが、これは音域だけでなく、彼の歌の特徴は高音での圧倒的な抜け、高次倍音、シンガーズフォルマントがわかると思う。で、この高音での抜けは聞いている観客を熱狂させる要素の一つだと思われる。
2019.02.25
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昨日は、今年7/14(日)に杉並公会堂で行われる、創立40周年記念演奏会に向けた初めてのOB合同練習だった。参加人数は64人(最終的には80人超え)になる。全4ステージの演奏会でメインは、男声合唱曲初期の名曲「月光とピエロ」、OBはこのステージをメインに、多田作品のステージなどにも全員ではないがオンステする。ちなみに私は、せっかくなので4ステージ全てオンステする。 昨日は64人のうち、なんとトップは20人・・・最終的には全体で80人超えなのでバランス的には問題ない、今回の出席率が良かっただけ・・・練習で歌ってみていろいろ実感することもあるのだが、さすがに40周年の歴史を経てきた歴史ある団体の底力を感じさせる練習だった。高齢化も著しく平均年齢も70歳程度になるのだが、大人数での演奏に慣れているというかコツを個人が持っている感じもする。 私の声質的な話をすると、実は私はこのような大人数の男声合唱が一番合っている。もちろん歌うパートはトップテナーなのだが、これを歌う時にピッチとは無関係のエネルギー集中いわゆるシンガーズフォルマントが強い。すなわちハーモニーは崩さず主旋律を浮き出して客席の奥まで届けることができる。これが混声だと女声の音域とバッチングするため、あまり目立たせるわけにもいかないので、抑え気味の声になる。 また、耳の良いメンバーとの少人数男声合唱だと、このフォルマントはピッチと無関係な分、違うピッチの響きと認識されいろいろ言われたりする。しかし、客席まで行くとそんな違和感はないようだ。TCMCの場合、大阪からハイレベルなシュッツメンバーも多く聴きに来てくれるので、やはり近くで歌っている人だけ感じるようだ。 さて、本番までまだ5か月もある。全体での精度を上げて表現を磨き40周年にふさわしい感動的な演奏会になるように頑張ろう。
2019.02.10
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先週末「平成の終わりから合唱の未来を考える」というテーマで行われた、都連特別セミナーに参加してきた。その中でも「合唱に未来はあるのか?」というテーマの第一部、いろいろなデータからここ10年の合唱人口に関して説明があった。ここについて私が日頃感じていることを書いてみたいと思う。まず、現在の私の合唱活動なのだが、一般社会人の様々な形態の合唱団で歌っている。ちょっとご紹介すると・・・ ・老舗の男声合唱団 今年で創立40周年を迎える都連理事団体。現在団員は50人程度だが平均年齢70歳に近づく高齢化団体・大阪を拠点とした独自活動を行う団体(私は、日本で最高峰のレベルの合唱団だと思っている)の東京の団体。大阪、京都、名古屋、東京グループ全体では150人程度・創立10年ちょっとの男声合唱団、ただし大きな特徴として多田武彦氏の作品しか歌わない団体、現在30人強在籍しており、年齢層も20~80代と多岐に及んでおり多田作品の魅力の根強さを示している。・10人以下の小規模アンサンブル、男声合唱フェスのためにSNSで集まったメンバーで年齢は若手中心と、このように今ある合唱団の形態としては、OB合唱団を除くとほぼ全て網羅しているのではないかと思っている。この状況から合唱人口自体の増減は別として、最初の問いかけ「合唱に未来はあるのか?」については「ある」と思っている。その大きな理由は単純に「合唱するのは楽しい」から・・・今、多くの歴史ある一般合唱団が高齢化、あるいは団員減少で悩んでいるか・・・私が歌っている老舗の団体でも同じようなことが言える。団としてもメンバーとしても若手に入ってもらうことは大歓迎なのだが、問題はここ・・・歓迎の姿勢にあると思っている。多田作品しか歌わないという強烈な個性を出しているところを別にして、大学生などの若手が高齢者が主体を占める団体に入ろうとは思わないと感じる。なぜか・・・今は、良い悪いは別にしてSNSがあり、合唱好きな若い人(まあ今年還暦の私も例外的には入るのだが)はそのコミュニティーを使って自由に集まって歌うことができる。ただ、これでは音楽芸術的なレベルの高い演奏までは難しいということは言えるが、そこは良い指導者を個別に捕まえるということも出来たりする。ただ、この形式で今後どこまで行けるのか?技術的な限界も来るのだろうとは思うのだが、その時はまた新しい形式の団体が出来てくるのではないかと思っている。 合唱団的な方面からの考えは以上で次は、作曲家、指導者について書いてみようと思う。
2019.02.05
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先日の土日、当間先生の基盤である「シュッツ室内合唱団」のオーディションを見学に大阪遠征してきた。これは昨年も行ったのだがとても勉強になるし、シュッツメンバーとも打上げなのでお話しが出来るのでなかなか楽しかったので今年も・・・で、昨年は東京からは私だけだったのが、今年は4人に増えていた。この大阪の団体は、総称では「大阪コレギウム・ムジクム合唱団」なのだがこれは内部で3っつに分かれている。まず、初心者でもOKなのがOCMで、そこからオーディションを受けて合格するとシュッツ室内合唱団、正、準ということになり、さらにその上には演奏でソロなどを担当するシュッツ声楽アンサンブルということになっている。声楽アンサンブルのオーディションも同日行われるのだが、当然難易度は高い。今回は1名受験されていたのだが残念ながら帰京の関係で聴くことはできなかった。オーディション内容は、ピアノ伴奏付で移調自由の課題曲(今年はベートーヴェンの歌曲)と自由曲(どんなジャンルでもOK、ポピュラーも童謡もなんでもあり)ただし課題曲とは違う言語(ということで、今年はドイツ語以外)・・・この独唱2曲に初見視唱が入る。これは10分前に楽譜を渡され、自分のパートを移動ド階名で歌い、他パートには声楽アンサンブルが入ってアンサンブルするというもの、曲自体は極々短いのだが如実にアンサンブル力が試される。で、課題曲は昨年から選択が無くなった(1曲)になったので、メンバーそれぞれの歌い方に特徴が出て面白いし、自由曲にいたっては、もうジャンルにこだわりがないので、オペラアリアからディズニーまで、もう聴いているだけでも楽しい。で最後に緊張の初見視唱・・・メンバーの緊張感が手に取るようにわかる。 先生も言われているのだが、なぜこのようなオーディションかというと、やはりアンサンブルは、いろいろな個性が集まって一つの音楽を形成する。これが合唱の醍醐味なのだろう・・・1日目の打ち上げのたこ焼きは美味しかった(さすが大阪)
2019.02.04
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もちろん合唱活動のお話・・・昨年後半から、多少合唱活動が自分の体調や能力と比較して過度になってしまった感じがある。ということもあって、昨年末から今年の合唱活動について優先順位を設け、少し活動を控える団体を入れている。この優先順位については、私自身のここで歌いたいという気持ちはもちろんなのだが、私が一緒に歌うことによって演奏レベルが上がったり影響の大きさも考慮している。 ということで、今年の中盤までの優先順位が一番大きいと考えているのは、 7/14に40周年記念演奏会を行う広友会。とりあえずゴールは7/14なのだが、その前にカンタートの紅白合唱合戦出場という大きなイベントもある。 次は、昨年結成に関与している少人数男声アンサンブルのRising。ここは結成に関与していたり少人数ということもあるので、今年この団体で歌うステージは2/24春こんと11/9の男フェス。歌う曲も少ないので活動量としてはたいしたことはないのだが、少人数なので本番は必須になる。 この優先順位によって一番影響を受けたのが、TCMC・・・すでに昨年秋の演奏会後に休団させてもらっている。なぜ影響を受けたかというと本番が6/16と11/9の2回の演奏会・・・これは日にちが悪い。春の教会コンサートの6月中旬は広友会がらみの紅白と記念演奏会に挟まれる。また秋の定演は男フェスともろ被り・・・TCMCは私が参加している団体の中でも最もレベルが高く中途半端な歌唱では通用しない(単純な練習量の話ではなく)。ただ、 私が歌うテナーパートは人材の宝庫でもあるので、抜けることの影響はさほどないと思われる。ということもあって、今年の男フェスすなわちTCMC秋定演終了まで休団させてもらっている。 あと、先日演奏会が終了したタダタケを歌う会については、次回が来年の3月くらいということなので、こちらも男フェスオンステに間に合うくらいまで休団させて頂いている。 で、あとは単発でカンタート公募(広友会で紅白に出るので、公募を増やしても金銭的にお得)2団体・・・あとまだ未定だが、9月初旬のコンクール都大会もどっかに紛れ込んで歌いたいと思っている。
2019.01.25
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先週の土曜日、タダタケを歌う会の第7回演奏会が終演いたしました。満席で508人の石橋メモリアルに411人集客で昨年より数名少なくはなったものの集客が難しい土曜日の演奏会にしては、多くのお客様に聴いて頂き嬉しかったです。タダタケを歌う会なので、演奏曲はすべて多田作品その中でも高坂先生指揮の1,3ステは草野心平テキストの「蛙」と「草野心平の詩から」という難曲揃いの組曲だった。アンコール前のあいさつで先生が言われたのだが、草野心平テキストで揃えた理由は、来年の演奏会でいよいよ「富士山」を歌うためということだった。 今回は、前回と違い私自身はほとんど歌った経験のない曲ばかり、アラカルトの「ふるさとにて」の一曲だけ歌ったことはあった。それもそのはず、心平の2曲はなかなかの難曲、とくに「蛙」はほぼ聴いたことの無い組曲だった。 前回は私自身声の調子が悪く(この時期は体調調整が難しい)、なかなか思うように歌えず苦労したのだが、今回はまあ調子は良かった。全体の演奏の方も前回はあった崩壊曲はなく、それなりに良い演奏だったと感じた。で、次回に向けての反省点を上げると・・・内声パートは、もっと和音構成をきっちり把握しハモらせることに重点を置く必要があると思う。 私が歌っているトップテナーについては、自分で歌うばっかりでなく、もっと他のパートや自分のパートを聞いて合わせる努力が必要。主力が引っ張っているのであまり目立たないが実はバラバラ、まったく合っていない。歌っていてもピッチが違う音が随所に聴こえてくる。これはレベルの高い団体では絶対ないこと(自分でやるとめちゃくちゃ怒られる)しかも、自分では違っているピッチを出している感覚が多分無いと思われる。フォルテの部分は、まだこっちも強く音を出しているのである程度隠せるのだが、弱音で自分が自分がと違ったピッチで出されると対処の仕様がない。ついついそれを隠そうとするためこっちも強めになり強弱が付かない表現が弱い演奏になってしまう。これを修正するには、やはり混声合唱などで内声を経験しないと、おそらく耳は育たない。でもトップテナーに執着する人が多いのは困ったものだ。(女声のソプラノも同様のようですが・・・)とりあえず次回の演奏会に向けて修正していってほしい。私はしばらく休団させて頂き本番の予定に合わせて復帰いたしますので・・・
2019.01.21
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先日の3連休最終日、都連主宰の「春のコーラスコンテスト2019」通称「春こん。」(何故か。まで通称に入る)の説明会にRising代表として行ってきた。場所は国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた。私は午後品の演奏会を千葉の市川市で聴いてそのまま新宿方面へ向かったのだが、多くの合唱人たちはその経路をたどっていた。(ツイッターでまるわかり) 春こん。は、東京都のアンサンブルコンテストなのだが、別に都連に加盟していなくても参加できる。ただし参加料が1万円高くるのだが・・・ということで、かながわフリーダムも参加していた。で、このアンコンは今年から小学校から一般まで全ての団体が対象で行われるため合計4日間もある大きなイベント・・・今回、私が参加しているRisingは宗教男声部門での参加、ここの部門は全部で5団体・・・他に、現代クラッシック、民族、ジャズポップス、ルネバロと一般には4部門が設けられていて、その部門の中での演奏の出来を審査される。審査は絶対評価で演奏が良くなければ賞無しという年もあった。 出演順は抽選・・・都連の抽選システムは良いくじを引いた団体から好きな出演順番を選べるというもの、これはコンクールや男フェスなどでも同じらしい・・・で、今回は部門も細かく分かれており団体も少ないので、まあどこになってもあまり関係なさげではあったのだが、出来るだけ後ろという要望(ホの部門に出る人もいるため)という指示があった。 抽選方法は、机上に並べられたトランプを引く、申し込み順だったようで私が一番、まあ気楽にど真ん中を引いたら1番くじ、で要望通り演奏順最後を選んだ。くじ運はあまり良い方ではないと思っていたので1番はビックリした、逆にここで運使って良いのかという感じもしていた。ということで、Risingは2/24(日)の16時半くらい、築地市場の浜離宮朝日ホールで行われますのでお時間のある方はぜひよろしくお願いします。
2019.01.16
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正月休み最終日の昨日、日帰りで当間先生のシュッツ室内合唱団の京都公演を聴きに行ってきた。演目は二つ、まずは間宮作品コンポ5鳥獣戯画この作品は、NHKによる委嘱で1966年、間宮先生ご自身の指揮で東京放送合唱団にて初演、混声合唱と2人の打楽器奏者、コントラバスという編成だった。間宮先生のテーマとしては、「声と音の身ぶりによって『可笑しさ』『わらい』をあらわすという新たな実験」ということで、歌詞は囃子詞が大部分、これは4番までのコンポを踏襲している。聴いた感じとしては、このテーマをきっちり表現しながらも、50年以上も前に作られたとは到底思えない、現代的な音楽の感じもした。しかしそれをきっちり表現してくるこの合唱団のポテンシャルの凄さには、改めて感心させられた、しかも演奏会が立て込んでいる中で・・・2ステ目は、佐々木幹夫氏の台本に西村朗氏が作曲した室内オペラ「清姫ー水の鱗」だった。歌舞伎などで有名な安珍清姫道成寺のお話しなのだが、佐々木氏は今までとは異なった解釈でオリジナルの台本を作られていた。で、私は一昨年前にこのオペラを東京の別団体で聴いていたので今回は2回目だった。シュッツの演奏会なので、主演の2人も合唱団の方々もほぼ知り合いで夏合宿などでは一緒に歌っている人たちなのだが、そんなことは超越して、もう「日本語でのオペラはこの形がベスト」かなあと私に感じさせた。 当間先生の合唱アンサンブルの組立というのは、男声そして男声っぽいアルトによる十分な倍音による土台に、究極的に軽いソプラノを合わせた形で純正ハーモニーの美しさを表現する。そしてそれに必要となる発声から作っていく。今回のソリスト、特にソプラノはまったくその形式、というか見本(まだまだ若い方なのだが・・・)になるような発声でソロを歌っていた。 通常、オペラというとガンガンに響かせホールを鳴らす感じなのだが、それで日本語のこのオペラを歌うと、もうひとつ日本語のテキストとその表現、哀愁みたいなものが伝わってこない。それが今回は、細くて軽い、しかし客席まで十分にテキストを届ける歌唱だった。この歌唱により清姫の心情が同じ日本人の私には届いてきた感じがしている。
2019.01.07
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今日は1/4、この正月休み一番印象に残ったテレビ番組はこれだった。インターネットの黎明期から現在のスマホやSNSについて、いろいろな識者の座談会形式の番組で時代を追って進んでいた。私がインターネットに関わったのは、まずは仕事・・・メールなどでのツールからだった。ということでウインドウズ95から会社のネット環境で仕事のみに使用していた。プライベートでネットを始めたのは、1999年夏にWin98搭載のノートパソコンを購入してからだった。この番組でやっていたダイヤルアップ接続の音やテレ放題などの懐かしい状況が放送されていた。そうそう、ネットを始めて最初に来た電話料金がたしか3万超えでビビった記憶がよみがえる。1999年なのでちょうど40歳、今から20年前ということになる。私がネットではまったのは、基本コミュニケーションのツール、掲示板、チャット、メールなどだった。そのうち自分でもとあるテーマのHPなども作って、そこでのコミュニケーションの計っていた。まあそのテーマは現在では少しコンプラに外れることもあるのであまり詳しくは書かないのだが、そこで集まった仲間たちとのチャットはとても盛り上がっていた。そこからブログ、ミクシィ、FB、ツイッターなどSNSも参加するようになってきた。もともと理系なのだがテキストを書くことは好きだったので、これらのツールは私の性格に合っていたのかもしれない。いずれにしても、この番組はとても面白かった。
2019.01.04
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ご挨拶が少し遅くなりました・・・汗 今年もよろしくお願いします。 29日に一度きり忘年会で歌い納めして、大晦日に静岡に帰省して元日に上京、昨日は二度目のボヘミアン・ラプソディを観て感動して今日になりました。そして今日も時間があるので映画、明日4日は帝釈天で初詣(仕事始めの会社や役所があるので多少は空くことを目論んで) 歌い始めは、5日から広友会、6日はシュッツ京都公演のため日帰りで京都、もちろん京都観光も兼ねてます。 今年はイノシシ年、今年還暦になるので年男になりますね。誕生日の6月末には定年、再雇用になるのかな・・・条件によって考えないと・・・ 合唱の方は、まず1/19にタダタケの演奏会から本番スタート、昨年の状況からTCMCは1年休団予定にしているので、まあほぼ2か月に1回本番はあるのしても乗り切れるとの目論みです。
2019.01.03
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2018年の歌い納めは、「一度きり忘年会(二度目)」だった。一度きり関係は、ツイッターで集まったメンバーで合唱する企画、そのうち忘年会は、仙川のホールを借り切って1日で7曲を1時間弱練習して通すという企画で私は昨年見学、今年は参加させて頂いた。 歌った曲と指導者は以下・・・ 午前の部 どのことばよりも 森山至貴 ある真夜中に 千原英喜 風に寄せて(その1) 尾形敏幸 中館先生 帰郷 三宅悠太 野本さん ここから始まる 北川昇 初心のうた 信長貴富 くちびるに歌を 信長貴富 北川先生 ステージで歌ったのは30人前後、高校生から最年長(私)という年齢も歌っている合唱団もバラバラ、遠い方は広島などから上京されていた。 事前練習も多少はあったのだが、もちろん合わせたのは今回初、で私も2、3回事前練習に顔を出してはいたが、ほぼ全曲初見に近い状態で歌っていた。 演奏の出来は、まあyoutubeにもアップされるので聴いて頂ければわかるのだが、中館先生、北川先生の指導方法の違いや合唱で重要視されていることがよく理解できて勉強になった。 常時一緒に歌っている常設団体での合唱も楽しいが、このように初対面の方同志で声を合わせて歌うこともなかなか楽しい。このようなことが出来るのも合唱の良さなのかな・・・まあ、このようなことが出来るのも、ツイッターなどのSNSが浸透してきた良い面かもしれない。・・・とネットでのSNSを全く行わない中館先生も言われていたのは印象的だった。
2018.12.30
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昨日、この楽譜がパナムジカから届いた。おえこらの名演奏などでおなじみのこの曲なのだが、今まで歌う機会には恵まれていなかったが、ついにこれを本番で歌う機会がやってきた。これを歌う演奏会は、来年4/28カンタート紅白合唱合戦の公募男声合唱団(なので白組)、この公募では同じ曲集からもう1曲「白い雲」を歌うことになっている。 指揮は昨年の公募男声に引続き、栗山文昭先生・・・うーん、名演の予感しかしない。ちなみに紅組である公募女声は藤井宏樹先生で松下作品の「信じる」と「私たちの星」こちらも男声版で歌っているがなかなかの名曲・・・で、音楽樹のメインの2先生が振るのであるから、おそらくはこの演奏会のトリに間違いない。そして、この演奏会の最初は、広友会で「月光とピエロ」・・・あのすみだトリフォニーでおそらく1500人以上の観客の前で、昭和と平成の男声合唱の名曲を平成最後の月で歌うことになるとは・・・まあ感慨無量・・・ ところで、この紅白合唱合戦は今回で4回目になる。これは若い合唱指揮者コンクールと隔年の開催となっているのだが、今ではカンタートで最も集客できる人気企画となっている。私は広友会で1回目(水のいのち)2回目(明日へ続く道)と2回オンステしている。ところで、楽譜をパラパラ見ていると、くちびるに歌をのラストがトップはハイAでfff・・・なのだが、このAは、ファラドの第3音・・・うーん・・・http://www.ongakuju.com/t-cantat/event/kouhaku/
2018.12.27
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昨日、私が嵌っているアニメからのイベント、響けユーフォニアムの吹奏楽演奏会を聴きに行ってきた。 私自身は、中学時代吹奏楽部だったので、このアニメにはどっぷり嵌っているのだが、吹奏楽の本格的なホールでの演奏会は実は初体験だった。中学では、どっちかというとマーチングバンド的な活動が多く、演奏はしていたものの中学生ということもあり演奏会などには行ったことが無かった。で、まず感じたことは、オーケストラとの音色の違い。オケは合唱が付くことも多いので、けっこう演奏会は聴いているのだが、吹奏楽とは音色がやはり違っていた。これはやはり弦楽器があるかないかの違い。吹奏楽には何故かコントラバスだけ編成に入っている。これはまあ持続的な通奏低音の意味が大きいためだと思われる。 管楽器と弦楽器の大きな違い、これは管楽器は音を鳴らすエネルギーが人間の呼吸ということ・・・なのでどうしてもプレスという間が必要になるが弦楽器はずーと音を鳴らし続けられる。まあということもあってか、吹奏楽ではマーチ系の華麗な音楽が多いということになるのかな・・・ で、現在私が実際にやっている合唱との違いは、まずとても大きいのが音圧のきらびやかさが吹奏楽は圧倒的ということ・・・金管、木管それぞれの楽器の特性を上手く組み合わせた演奏は聴いている方の心を直接揺さぶってくる。それと比較して合唱は、たとえ大規模男声合唱言っても、同じ種類の楽器を集めただけなので、音色のきらびやかさではどうしても地味に成らざるおえない。しかし、合唱というか歌には、楽器にはない「テキスト」という要素が含まれている。これをいかに上手く聴衆に伝えるかによって、音色は大きく異なる演奏形態なのだが、聴衆の心を動かすことのできる「音楽」になってくるのだと思った。
2018.12.25
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さて、当初の予定より一度きりやクラモ、Risingなど新しい団体で歌ったのでもうお腹いっぱい状況の合唱関係ですが、ここで少し来年の予定を整理してみます。 来年1番重要な仕事は、広友会40周年記念演奏会を良い感じで終わらせること・・・11年前に広友会で合唱を復活させていなければ、今生きていたかどうかも危うい・・・ということでお世話になった70~80代の先輩たちに良い記念ステージとして終わらせたいということです。来年の本番予定を時系列で上げて行けば以下・・・ 1/19タダタケを歌う会演奏会 2/24春こん。Rising 3/10亀戸フェス 広友会、村松氏担当 4/28カンタート紅白合唱合戦 中館先生と栗山先生で男声公募(未定) 5/6カンタートクロージング オルトナー氏 カンタート3っつはきついかな? 6/30合唱祭 広友会(未定) 7/14広友会40周年記念演奏会 9/7.8コンクール都大会(未定)個人的にはまったく未定だが、室内でRisingで打倒〇〇なんかが面白そう・・・ 11/9東京男フェス(未定だがMAX3団体) まあ、後半はまだまだ未定という感じ・・・1.5か月で1回の本番くらい、ちょっと多いかな?
2018.12.24
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今年、聴きに行った合唱の演奏会については、まだこれから聴きに行く演奏会もあるのだが、傾向的にまとめてみるとやはり「国際的」ということがあると思う。これは昨年AZで釜山の国際コンクールに行って、アジアのいろんな合唱団の素晴らしい演奏を聴いたのがきっかけだった。 ということで、今年聴いた海外の合唱団は以下・・・ プロムジカ女声 キングスシンガーズ 東京国際合唱コンクール エストニア王立男声 zero8 ベルリンRIAS VOCES8 ヨーロッパの正統的な合唱団から、北欧バルト地方、アジアにわたりいろんな国、また女声、男声、混声からバーバーショップ、少人数、大規模に渡っていた。 このようにいろんな合唱を聴き、自分の中でのいろいろな感性も変わってきたり、自分の歌にも進化があるように感じている。 本番、練習も大切なのだが、やはりいろいろ聴きに行くこともそれ以上に大切だと改めて実感した年になったかな・・・
2018.12.22
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今年も後10日になった。ということで、今年の合唱活動を振り返ってみたいので、まずは本番状況を並べてみる。1/21タダタケを歌う会演奏会3ステ4/22TCMC教会コンサート4ステ5/3カンタート男声公募1ステ5/6カンタート2018公募1ステ7/15都合唱祭一度きり1ステ9/16コンクール都大会混声クラモ1ステ11/10東京男フェス、広友会、タダタケ、Rising、公募4ステ11/18TCMC定演3ステほぼ1.5か月に1回の本番、トータル18ステージということだった。数年前まで、広友会1団体の時は、定演4ステ、合唱祭、男フェスの6ステだったので、そこから考えると3倍増ということになってしまった。特に厳しかったのは、11月の男フェスとTCMC定演の2週連続本番・・・本番があるということは、それまでに練習も必要ということで、コンクール終了後の2か月で5団体をこなしたことになる。ということも踏まえて、来年は少し活動を控えようかと計画中・・・私の中での来年のメインは、広友会40周年記念演奏会で7/14・・・ここに至る前に広友会は、亀戸フェス、カンタート紅白合唱合戦、都合唱祭と事前に3回の本番を経て臨むことになってる。この40周年はなんとしても良い演奏会にしたい。
2018.12.21
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TCMC演奏会、2ステージ目の男声ステージでの話・・・ 男声ステージは、木下作品「いつからか野に立って」を、トップ3セカンド3バリ2ベース2の10人で演奏。もちろんTCMCの演奏であるのでハーモニーにはこだわりまくり・・・強化練習などでは、きっちり合わない理由を話し合い練習会場の関係かということで、壁からの並びまで調整、もちろん私の耳ではそこまではよくわからない・・・ で、本番・・・先生の棒に合わせて私が強めに出した個所か多少あり、演奏後トップ2名から分離したと袋叩きにあっているところに、会場で聴いていたシュッツメンバーから直々、素晴らしかったと大絶賛を受ける。 これは何??トップの男声からは、私の声がハーモニーの上に乗ったイメージだったそうだ、ハーモニーが崩れたということらしい・・・ うーん、観客の中でも超耳が良いシュッツメンバーからは絶賛されて一緒にうたっている人から不評とは・・・結局、演奏録音を聴いてもトップ内での分離はなかった(と思う) おそらく原因は、私の声にある歌手のフォルマントが強い関係・・・これは倍音成分とは別に3KHあたり領域にエネルギー集中があるということ・・・これがあるからオペラ歌手などは、オケの大音量を超えて客席まで歌が届く・・・3KHという領域は、バイオリンの最高音で2.6KHなので、ほぼピッチには聴こえず響きの色彩と広がりに関連しているのかと思われる。・・・たぶんTCMCメンバーのハーモニー感度が優れているためにおこる話かなあとは思っている。
2018.11.22
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先日18日、浦安音楽ホールで行われた定期演奏会が無事終了いたしました。聴きに来て頂いた方、本当にありがとうございました。 今回の会場であった浦安音楽ホールは、非常に響きが良く上質な音響環境でした。しかしそれが逆に強化練習や前日練習の会場条件とは大きく異なりどう響きを作れば良いかという戸惑いもありましたが、直前のリハでなんとか感覚をつかむことはできたように思いました。 今回のプログラム、先生自身も言われていますが団としての挑戦という感じでした。もちろんそれは私にとっても同じこと・・・まず1ステージ目のモンテヴェルディのマドリガル、団にとっても私にとっても初挑戦でした。やはり最大の問題はイタリア語・・・イタリア歌曲はよく声楽の練習に使われ私自身も少しはかじっていたのですが、合唱でのイタリア語は以前男声合唱でロッシーニを歌って以来、しかもそのイタリア語の発音の情感がもろに音楽に影響するということで、私はこのステージが一番手間取りました。2ステージ目は、通常混声合唱団であるTCMCが挑戦する男声合唱ステージ・・・いつもの演奏会ではアンコールで1曲だけ男声合唱を演奏していたのですが、今回は1ステージ、しかも難曲の木下作品「いつからか野に立って」でした。この曲集は単独で1曲目の「虹」なんかはよく演奏されるのですが、親しみやすいメロディと相反した複雑な和音進行・・・ここにこだわらずにさらっと流してしまえば、まあそれなりに歌えるのですが、ハーモニーにきっちりこだわるのがTCMCということ。そして少人数ということで、このステージが一番緊張感が高かったです。しかし終わった直後から先生はじめ大阪から聴きに来て頂いていたシュッツメンバーや関連団体メンバーからも大絶賛を受けました。こちらは歌うのに必死だったのでどんな状況だったのかは理解できていませんが、これから配信される録音を聴いて確かめたいと思ってます。3ステージ目は、新進気鋭の作曲家、藤嶋美穂氏による「あさきよめ」・・・これは練習している段階から良い曲だなあとは思っていましたが、その作品の中から当間先生の棒でどれだけ表現が聴いて頂いた方に伝わったのか・・・これも感想や録音を聴くのがとても楽しみです。1週間前に東京男フェスの本番があり2週続けての本番でかなり疲労はしましたが、やはり音楽は本番のステージで観客と一緒に感動できるのが一番素敵で楽しい時間だと感じました。
2018.11.20
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Risingの音源先日オンステした男フェスでのRisingの音源がアップされたので、良かったら聴いていただき感想など頂けると嬉しいです。今回は練習を始めて2週間での急仕上げだったため、次回のリベンジも考えていますので、参考意見などありましたらぜひよろしくお願いします。
2018.11.12
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今日は珍しく合唱ネタではありません・・・最近、響けユーフォニアムの影響でよく映画を見に行くようになった。で、SMTのメンバーに登録した。SMTとは、松竹マルチブレックスシアターズで特典としては、映画6回観ると1回無料になったり、優待クーポンが送られてきたりする。優待クーポンだとネット予約の場合1800円が1200円で鑑賞できるということでずいぶんお得・・・私は今年の6月に会員になってから「リズと青い鳥」「コーヒーが冷めないうちに」「日日是好日」「ビブリア古書堂の事件帖」と4作品見ているので、あと2作品で1回無料それにしても、昔の映画館というと、トイレ臭かったり、座席が狭かったり、人気映画だと満員だったりあまり良い環境とは言えなかった。とはいえ子供のころはゴジラやモスラ、キングギドラなどの怪獣映画全盛だったのでよく観には行っていた。ただ、大人になってからは時間もあまりなかったので、そんなに映画を観る方ではなかったのだが、最近はシネコンの進歩で一か所で何本もの作品が同時に公開されたり、チケット購入がネットで手軽に指定席が買える。それに私がよく行く亀有のシネコンは、大型ショッピングモールと一緒になっているため、映画だけでなく買い物も便利・・・さて次は何を見に行こうかな?
2018.11.08
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先週の土曜日は、東京男フェス1週間前ということでオンステする3団体の練習だった。まあうまいこと午前、午後、夜とかぶることはなかったので全て行くことは出来た。 午前は「タダタケを歌う会」(本番14:50くらい)は、いつもであれば私は基本発声練習はパスするので、だいたい1時間くらい遅刻していくのだが、さすがに本番前ということで20分くらいの遅れで曲練習には最初から参加した。ここは団名のとおり多田作品しか歌わないので、男フェスでも石家荘にてと蛇祭りの行進、草野心平テキストによる2曲でかなり曲つくりも出来てきた感じはする。とくに蛇祭りの行進は、多田作品が多く出てくるこのフェスでもほとんど歌われたことは無いのでは・・・というかなりの変化球の曲だが、なかなか面白いことは事実、それとド定番の石家荘との組み合わせも良い感じ・・・午後は、場所を大塚から東大島に移動して「メンネルコール広友会」(本番は13:40くらい)こちらは、移動に時間がかかり40分ほど遅刻、しかし練習は17時までなので、3時間を超える練習となった。ここで歌うのは定番月光とピエロから、ピエロの嘆きと信長先生編曲のカチューシャの唄・・・こちらは2曲ともよく知られた曲で逆に間違えると即バレ・・・ただ、カチューシャはピアノが入るかなり大きなスケールの編曲となっており楽しんで頂けるのではないかと思う。 夜は、この男フェスのために組織したRisingという団体(本番は18:10くらい) 東大島から秋葉原に移動して練習した。歌うのは北川作品「Ubi Caritas」この段階でオンステする人数は各パート2名の8名ただし、私と一緒にトップを歌うJDG(女子大学院生)は、授業の関係でまだ不確定ということに・・・で、この曲1曲だけなのだが、演奏時間は楽々6分を超える長い宗教曲・・・とはいうものの、かなりダイナミックで聴いている人にとってはエロいらしい、しかし作曲者の北川さんからも「生きて帰ってきてね」と言われているほどハードな曲なので、なかなか聴きごたえはあると思う。という朝から夜遅くまで歌いっぱなしの土曜日だったので、さすがに日曜日は映画を見てジムへ行ってその後。15時くらいから寝っぱなしという状況だった。
2018.11.05
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11/10(土)の東京男フェスに私が参加している3っつ目の団体がRisinguという団名・・・意味的には、「上昇する」という感じで、単に北川昇氏の作品を演奏する団体という意味・・・ これは、私が男フェスの枠をとった関係で、新しい団体(少人数)でオンステするのも面白いかなと思って、夏の都合唱祭での「一度きり合唱団」でお世話になった主宰のN氏に相談して生まれた。N氏が主宰している常設の合唱団は、略称「ファンタ」という。で、ここの特色は見学に来た人をイベントに巻き込むというのを、今回の男フェスでも適用したということ・・・で、先週土曜日に本番2週間前にして初練習をこの手法を用いて行った。この練習で巻き込まれた見学者も数名・・・6人での練習だった。 演奏する曲が、「Ubi Caritas」で北川氏には珍しい宗教曲(2曲しか無いらしい)初演がなにわコラリアーズによるアンサンブル団体で、あるイベントで演奏され、それ以来ほとんど演奏された情報の無い曲・・・実際に歌ってみると、なかなか素敵で男声合唱らしい響きもありそう(きっちり歌えれば・・・汗) 北川氏からは、この曲を10人以下で演奏するのは、ちょっと???とコメントを頂いているようなのだが、まあ、浜離宮ということでとりあえず期待してください、頑張ります。
2018.10.30
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11/10(土)に築地市場駅浜離宮朝日ホールで行われます。で、私は今回初めて複数団体でオンステすることになりましたので、紹介したいと思います。 13:40ごろ演奏 メンネルコール広友会 指揮:中館 伸一 ピアノ:金子 信子 男声合唱組曲『月光とピエロ』 より ピエロの嘆き 堀口大学 作詩/清水 脩 作曲 カチューシャの唄 信長 貴富 編曲 14:50ごろ演奏 男声合唱団「タダタケを歌う会」 指揮:髙坂 徹 男声合唱組曲『草野心平の詩から』 より 石家庄にて 草野心平 作詩/多田武彦 作曲 男声合唱組曲『蛙』 より 蛇祭の行進 草野心平 作詩/多田武彦 作曲 18:10ごろ演奏 Rising Ubi Caritas 20:10ごろ演奏 富士山:作品第肆 中勘助の詩から:ほほじろの声 柳河風俗詩:梅雨の晴れ間 雪と花火:片恋 指揮:高嶋昌二(合唱指揮者) 公募合唱団以上で、4ステージになります。まあほぼ演奏会レベルですが・・・もしお時間がある方はぜひ聴きに来て頂けると嬉しいです。招待券も数枚ありますのでメッセ頂ければ進呈いたします。
2018.10.28
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先月中旬に、コンクール都大会が終わって少し気を抜いていたら、11月の本番が近付いてきた。予定は以下11/10(土)東京男声合唱フェスティバル3団体(タダタケ、広友会、一度きり)11/18(日)TCMC第8回定期演奏会で、予定表に練習予定を組んでいるのだが、ちょっと今回はきつい・・・集中して本番があることと関連団体が多いこと、特に土曜日は、タダタケ、TCMC、広友会と3っつの練習が組まれている。TCMCはもう休むわけにもいかないが、男フェス関係は曲数が少ないので、出来るだけ1日3回(午前、午後、夜)の練習は回避したいところ・・・ それから男フェスには、都合唱祭で出た一度きり合唱団の特別編成で出ることになる。当初はTCMC男声で出るための枠だったのだが、こちらが都合悪くなったので、一度きりに切り替えた。こちらの方は、まだ練習予定は組まれていないが、おそらく3回ほどの練習でオンステすることになるだろう。まあ、少人数で技術的にも問題ない人が集まっているので練習は少なくても良い演奏をするつもり・・・11月が終わると、多少は落ち着くのだが次はタダタケを歌う会の演奏会が1/19(土)に控えている。今回は昨年より難易度の高い組曲なので、なかなか息が付けないところもある。
2018.10.11
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日時:2018年11月18日(日) 開場:15:30 開演:16:00 会場:浦安音楽ホール コンサートホール 指揮:当間修一 ピアノ:小枝佳世 <演奏曲目> ◆マドリガーレ (C. モンテヴェルディ) O Primavera Ecco mormorar l'onde Sfogava con le stelle Si ch'io vorrei morire ◆無伴奏男声合唱組曲「いつからか野に立って」 (曲:木下牧子 詩:高見順) ◆混声合唱組曲「あさきよめ」 (曲:藤嶋美穂 詩:室生犀星)
2018.10.07
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先日16日(日)合唱コンクール東京都大会混声部門で、Clamocordisという団体で参加してきた。結果は11団体中8位でギリギリ賞なしだった。今回、この団体で指揮者を務めた富本氏は、若手のアンサンブル歌手で3団体の少人数アンサンブルを主宰して現在活躍中の方、以前からいろいろ縁があって知り合い関係だった。で、クラモが今回都大会混声に参加するのに公募もしていたので、富本さんと一緒に音楽をしたかったのが参加のきっかけだった。富本さんは指揮者としてのコンクールデビューとなる。クラモという団体は、小さい団体の集合体で若手作曲家の新作やリトアニアの作品を集まって歌う場合の団名ということ、で、今回の自由曲もリトアニアの現代曲と今年3月に初演された土田氏の新作だった。課題曲はG1でバードの4声ミサからアニュス・デイ。メンバーにはタダタケを歌う会で一緒に歌っている若手2名も一緒だった。練習期間は約2か月、まあ、コンクール曲の練習するには期間的には妥当なところだと思っている。メンバーはS5、A6、T6、B5の22人男女比がぴったり同じというのも珍しい。コンクール会場は文京シビックで約1800人規模のホール、ここでの経験は昨年のAZでのコンクールと広友会での定演の2回だけだが、私にとってはとても歌いやすいホールという感じがしている。実際の演奏も私自身、少しミスもあったがほぼ満足できる歌い終わりだった。ただ、今回コンクールということで暗譜でのぞんだのだが、リトアニア語と休符の長さを覚えるのには苦労した。富本さん指揮は、暗譜だったこともあり集中して見ることはできた、というか他に見るところもないので・・・指揮自体はなかなか分かりやすく、音楽の表現的にもなかなか良かったように感じた。これは歌っている方の感想で富本さんが全体を聴いてどう感じているかは、まだ詳細は聞いていないが、ご自分ではもう少し振りの基本をしっかり勉強しなければということは言っていた。演奏録音を聴くと、まあ会場も良いこともあって今までの練習での録音と比べると一番出来は良かったように感じた。私自身も曲によって声質を変化させることもできたのかなあ・・・それにしても都大会、特に混声部門の壁は厚いというのは、いつも客席で聴いていてもそう思ってはいたのだが、実際に参加してみるとこれは想像以上・・・逆に昨年AZで室内部門銀賞をもらったのだが、こっちはさらに混戦化していた。また来年もどっかに紛れ込んで参加したいと考えている。混声でも歌える自信はついたので・・・
2018.09.18
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9/16(日)文京シビックホールでおこなわれる合唱コンクール東京都大会まであと4日となった。練習は残すところ前日と当日の2回のみ、私的には、もう少しで暗譜完了というところまで来てはいる。 私は、暗譜は演奏に与える影響はないと思っているのだが、審査員の中にそうは思っていない人がいる可能性も排除できないので、基本コンクールは譜面は持たないことにしている。ただ、今回は自由曲のうち1曲が、1曲の中に3か国語が出てくるという変わった宗教曲・・・ヘブライ語、ラテン語、リトアニア語という順番で特に複雑なリトアニア語に苦戦していたが、まあなんとかいけそう・・・今回の曲、課題曲はM1でバードの4声ミサよりアニュウス・デイ、自由曲はその変な宗教曲(アカペラ)と土田豊貴作曲で、この春初演されたばかりの「この朝の空は」(ピアノ付)というラインナップとなっている。指揮は富本さんでメンバーは合計22人S5A6T6B5とバランス的にはまずまず、ちょっと男声が強いかなあ・・・出演時間は16時半すぎであい混のつぎ、混声部門の最後から2番目ですので、お時間のある方はぜひ・・・合唱コンクールは今回で3回目の出場、過去2回は男声合唱だったが混声は今回初挑戦となる。銅、銀ときてるので金になれればいいなあ・・・
2018.09.13
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先日、渋谷で行われたスウェーデンの男声バーバーショップグループ、Zero8のコンサートを聴いてきた。これはもう素晴らしいの一言、音楽的なハーモニーやフレージングは言うまでもなく完璧、さらにダンスやいろいろなパフォーマンスで満員の観客を魅了していた。 私自身、昨年のAZでのプサン国際コンクールの経験以来、海外の団体は機会があれば優先的に聴きに行くようにしている。今年だとプロムジカ女声、キングズシンガーズ、東京国際合唱コンクールなどけっこう聴いてきたつもり・・・で、合唱における海外と日本の団体の差について考えてみた。どっちも音楽の基本的なこと、ハーモニーやフレージング、言葉の伝達、表現などはレベルの高い団体であればそんなに差はないと思っている。しかし客席に向けた表現ということ、ホールと言う空間での瞬間芸術的なことになると、やはり海外の団体のパフォーマンスは素晴らしい。やはり観客に伝わっているものが違う、これによって観客の反応も大きく違ってきている。その原因は何か、まあいろいろな要素はあるかと思うのだが一番大きいのは、「演奏自体を楽しんでいるかどうか」ということではないだろうか?楽しんでいるという中には、その曲の素晴らしさを感じ、それを客席に伝えようとする姿勢の差かもしれない。 「音楽」は音を楽しむと日本語では書かれている。これは意外と奥が深い、演奏者として自分たちが楽しめなければ、観客を楽しませることができないということを深く理解しているのではないだろうか。もちろん「楽しむ」と言っても演奏者の自己満足な演奏は最低な演奏であることは間違いない。 演奏者の楽しんでいるところを伝え、観客も楽しみ、さらにその反応を空間で感じることにより、より演奏が向上するということなのだろう。この意味から言っても、日本の修行的な練習みたいなものは、あまり音楽的ではないのかもしれない。
2018.09.05
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というAZの企画に参加してきた。練習曲は以下F. Schubert / Die Nacht 《夜》(本年度全日本合唱コンクール課題曲M2)F. Silcher / In die Ferne 《遠方へ》M. Reger / Der Tod als Schnitter 《刈り取る者としての死神》R. Strauss / Traumlicht 《夢の光》F. Schubert /Wein und Liebe練習会場に入ると、リンブルグのメンバーが一般的なパート並びで椅子に着席、その中に空席が設けられ参加者が入って一緒に練習するというスタイルだった。ドイツロマン派の男声合唱曲は好きで、実際に歌ったことある曲もDie NachtとTraumlicht、先日4連でWein und Liebeは聴いているという感じだった。やはり、メンバーの体格は日本人とは違い大きく足は長い・・・ということもあるのだろうか、椅子に座ったままでの練習だったのだが、多くの方は足を組んで歌っていた。日本でこれをやるとうるさい合唱団だと姿勢をすぐ注意されそう・・・まあ、発声から言うと、どんな格好でもリラックスして歌えれば問題ないかなあとは思うものの、私なんかは、足が短いので組んで歌うとバランスは悪くなる(笑)当然私はトップテナーで歌ったのだが、発声には全く違和感なし・・・おそらく周りのメンバーもそんな感じなのか、休憩時に肩をたたかれにっこりされた。ツイッターにも上がっていたのだが、日本では高音を強調するため「張る」という発声が主(実は私はそんな発声はしていない)とは逆でリラックスした柔らかい発声とあったがそれはまあ当然のこと・・・ また指揮者の方の説明も適切でなかなか勉強になったし、なによりあのハーモニーの中で一緒に歌えたのはすごく気持ちよかった。当間組でも同じような感じのハーモニーなのだが、あちらは混声メインなので、男声合唱でこれだけの響きに囲まれるのは幸せな時間だった。
2018.08.27
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一昨日で、当間先生関連団体夏合宿in伊豆が終了した。今回もすっごくハードな4泊5日だった。とくにTCMCは、3日間にわたって先生からかなり練習をして頂くことができて、これから秋の定演に向けて方向性がついてきたような感じ、もちろん、まだまだ課題は多いことは事実なのだが・・・私個人的には、まだ部分的に音程が不安定な個所の修正、モンテヴェルディの曲のイタリア語、男声ステージの終曲、「いつからか野に立って」の音程確認等の課題が明確に見えてきた。音が取れていない段階では、このような課題も見えてこないので、まあこの合宿でけっこう進んだ感はしている。この合宿の名物であるアンサンブルコンテストは、今回初めて2グループで参加した。前回は病気のため出なかった正規グループでは、合唱コンクールの課題曲で9/16に歌う、バード4声ミサ、アニュスデイを歌った。これは私ともう一人がお願いして入れてもらった曲。このグループは、S3A2T1B1という構成だった。やはりパートを一人で歌うのはすごく大変だったのだが、逆にとても勉強になった。本番では2度リズムロスするものの、なんとか復活し最後まで歌えた。ボリフォニーの曲の難しさを一度経験できたのは大きかった。 自由グループは、以前、大阪の飲み会でシュッツベースのE氏とタダタケを歌おうと話していたことを実行、選曲したのはまあ、伊豆ということもあって組曲「富士山」から作品第壱・・・富士山は今まで歌ったことはなく、よく知ってはいるものの、この選曲はかなり無謀だった・・・汗 歌ったとは、トップが私でセカンドにはTCMCからI氏、バリトンE氏、ベースにO氏とD氏という5人・・・なかなか練習時間も取れず、結果的には、ところどころハーモニーは崩れるもののなんとか最後まで歌いきった。TCMCのH川氏より通ったのは奇跡と言われてしまった。しかし、一番の難曲でハードな曲とはいえ組曲の1曲目歌っただけでこの疲労感は、この組曲の恐ろしさを歌って初めて実感できたというところだろうか・・・ ということで、E氏とは、来年もよろしく、で今度は2曲目ということでお話ししておいた(笑)さて、5年かけて全曲通せるか・・・結局、宿から出ることもなく、テレビを見ることもなく、本当に合唱三昧の4泊5日は終了した。
2018.08.17
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いよいよ明後日8/11(土)から4泊5日に渡る夏合宿が、静岡県伊豆市湯ヶ島温泉音楽合宿の宿「白雲楼」で行われる。関連団体とは、主体団体である「大阪コレギウム・ムジクム(シュッツ室内)」を主に、京都、名古屋、東京の各メンバーが集まってくる。昨年は、一番参加が多かった日で70人くらい、場所的に東京からは近いのでTCMCからの参加率は高く今回は最大15人となっていた。私は今回3回目、全て全日参加となる。 練習曲は、基本的に各団体が秋から冬にかけての演奏会で歌う曲が主となるが、昨年は12月にあったモンテベルディの大曲の練習にかなりの時間が割かれていた。1日のスケジュール的には、9時からエアロビで準備運動、10時から昼食、夕食を挟んで夜9時くらいまでメインの練習となっている。しかし、歌うのはそれだけではない。最終日前夜に行われる「アンサンブルコンテスト」のための練習がそれ以外の時間で各グループ行われる。アンサンブルコンテストとは、まず正規グループとして全体をくじ引きで9~10グループにわける、まあ60~70人なので1グループ7人くらい。これで課題曲、自由曲の2曲を練習して演奏することになる。まあ、各パート1~2名となるためなかなか厳しい。で、課題曲は、一昨年がブルックナー、昨年がモンテベルディと来ており、いずれもシュッツの大阪公演とリンクしている。で、今年はというと少し予想すると、イギリスルネッサンスと私は考えている。タリス・バード・その他くらいかな?自由曲は、なんでもOK、言語、時代は全く問われていませんが、アカペラが基本です。で、これだけでもけっこう大変なのだが、実は正規グループのほかに自由グループ編というカテゴリーがある。これはメンバーを募集して好きな曲(なんでも有り、デュエットから人数多めでもOK、歌う曲もなんでもあり・・・昨年はTCMC男声が主体で男声合唱曲を歌って賞をもらった。今年は、大阪遠征などで一緒に飲んでいたシュッツメンバーとタダタケを歌おうということになっている。今のところ、富士山の第壱かなあと考えてはいるところ、伊豆ですしね。ということで、どうかなー、ほぼ一日14時間くらいは歌っている合宿・・・http://hakuunro.jp/
2018.08.09
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昨日は、コンクールに向けたクラモの練習が午後から下落合で、夜は広友会で3年ぶりの練習は、江戸川の花火大会で超満員の都営新宿線で東大島、トータル7時間の練習、しかも東京の西から東へ縦断とけっこうハードだった。 クラモの方は、午前中からメンバーだけの自主練は行われていたのだが、さすがにトータル10時間も歌うのは還暦リーチの私には無理、で午後の富本さんによる指揮者練習からとした。 富本さんの練習は、コンクールに向けて発声の調整からそこをベースにした曲つくりを行う。実は合唱指揮者にはけっこう発声をボイトレ担当に任せて曲つくりだけに専念する方も多い。それはそれでメリットもあるかと思うのだが、やはり発声から組み立てた方が実は近道なような感じもしている。で、富本さんは自分もアンサンブルで歌っているので、歌い手の問題点も自ら理解しての曲つくりは、とりあえずのゴールである9/16のコンクールでどんな音楽が出来るかはとても楽しみとなっている。 広友会の方は、来年7/14(日)杉並公会堂での創立40周年記念演奏会に向けてOBとしての参加・・・とは言ってもたぶん4ステ全て歌うことにはなりそう・・・汗・・・ こちらは久々の中館先生のご指導・・・もうこっちは細かく書くこともなく的確で素晴らしい曲つくり、広友会の問題点などはすでに手の中に入れているのでその弱点を少しづつでも改善していく指導だった。メインステージである「月光とピエロ」は男声合唱曲の古典的名曲、しかし創立40周年の老舗男声合唱団である広友会がなぜか定演で歌っていなかったという不思議・・・私自身は、大学時代に歌っているのでほぼ暗譜状態だった。 以前は楽譜への書き込みはほぼしなかった私なのだが、今回書いていたのは決めの和音での担当、主音なのか3、5音なのかを楽譜に書き込んでいた。我ながら3年間で変わったなあ・・・汗
2018.08.05
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昨日まで第一生命ホールで行われていた、東京国際合唱コンクールを3日間シニア部門を除く全部門とファイナルの演奏を聴いてきた。個別の感想は随時ツイートしていたのでここでは触れない。ファイナルに進んだ8団体のうち日本の団体は3団体、しかしそれは児童合唱、ユース、シニアからで、一般の室内、混声、同声、現代からはどこも入らなかった。私が聴いていた限り音楽的な演奏技術についてはまったく遜色ない、とくに全国大会金賞常連のコンビーニが混声、現代ともに入らなかったのはちょっと驚いた。とくに混声では、課題曲も指定の振り付けからきっちり演奏し、自由曲もとても良かったのに・・・ ということもあって、日本の団体の演奏と他国の団体の演奏、何が違っていたのかを演奏を思い出しながら考えてみると、「コンクール」ということの捉え方に若干の差があったように感じた。もちろんあくまで私の主観なのだが、他国の団体の演奏は、技術的にはもちろん突き詰めたものであるのは間違いないが、それ以上にステージ上から、「観客を楽しませよう、心を動かそう」という気持ちが伝わってくる。合唱であるので、振り付けなどのパフォーマンスは審査には影響ないと思うのだが、それでも一生懸命振り付けなども含めて表現し、ステージ上と客席との一体感を作っていたように思った。それと比較して日本の団体は、技術的な精度を研ぎ澄ましいかに減点を少なくするか・・・もちろんステージ上ではそんなことは考えず音楽に集中はしていたのは間違いないが、集中の中に「観客」という意識が若干であるが他国の団体よりも薄かったのではないかと感じた。 他国の団体が「コンクール」を意識するのはまさに結果発表のとき、評価されたものにたいして、喜びを爆発させ、他団体の良い演奏には惜しみない賞賛をおくる。「負けて悔しい」という雰囲気はまったくない。これは昨年行った釜山での国際コンクールでも同じだった。 総合プロジューサーの松下先生がファイナルの司会で言われていたこと、「負けて悔しがる、泣くようなコンクールは止めましょう」ということが、まさに的を得ていたのではないだろうか・・・
2018.07.30
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この9月に合唱コンクール都大会に混声部門で出場することにしたのだが、ではなぜコンクールに出るのかを整理したい。まず、単純に本番の数を増やしたい。単純ではあるが合唱演奏スキルのうち最近の言葉で言うと「エモい演奏」をする技術を得るには、実際にライブで「心を動かす」演奏を経験することが不可欠で、まあそこまで行かなくても、どんな演奏を心がければ観衆を引き付けることが出来るのか、という問題についてのヒントがあると考えている。これはいかに演奏者だけで練習を何千回やったところで無理・・・合唱だけでなく音楽コンクールには、以下のような批判や問題点もある。たとえば音楽に順位はつけられない。十数分の演奏で何がわかるのか。結局は審査員の主観で決まる。これらはそれぞれもっともな意見で、何も反論することはない、しかし、この中に「審査員の主観」というのがあるが、これについては面白い例がある。 私は昨年、ある男声合唱団で都大会へ出て同声部門30団体中5位銀賞を頂いた。で、このときの審査員それぞれの順位は、4位が2名、9位が2名、10位が2名、14位が1名とバラバラ・・・まさに「主観」による審査そのもの、でその講評を読むと、4位に上げた審査員の方は、アンサンブルというより声の美しさ、個々でもそうだし全体の印象でも「美しい」という点を中心に・・・で逆に14位の審査員は、まさに和声の動き、バランスに問題がということで、審査員ごとに重要視している項目がことなってくる。ということで、「主観も集まれば客観」ということになるのではないだろうか?またこのような講評から自分の団体、あるいは個人にしても弱点が見えてくる。まさに1位の団体はすべてにおいてクリアしているということになるのだろう。このように一般の演奏会とはまた違った意味での「本番」経験が出来るのがコンクールにでるメリットのひとつだと思っている。
2018.07.24
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昨日は、合唱コンクール東京都大会混声部門に出場するClamocordisの練習に公募してはじめて参加させていただいた。Clamocordisは、少人数アンサンブルのSpiaとaediの合同団体、昨年も室内部門には参加していた。で、それぞれの団体には数名の知り合いもいるのだが、今回私が参加したもっとも大きな理由は指揮者の富本氏だった。 彼は、混声、男声、女声の3団体のプロアンサンブルを主宰しており、新進の若手アンサンブル歌手でもあり合唱指揮も目指している。まさに実践と理論を勉強している真っ最中・・・ということで、コンクール出場に際してどのような指導をするのかとても興味があったので参加することにした。で、昨日午後は富本氏による練習は、まさに理論と自ら実践されているところでの整合性などとても勉強している指導で感心した。1点だけ述べると、発声での指導で「声帯を薄くしてそこに息を通し、芯の無い声をベースに・・・」という練習法は、実質的には私が当間先生のHPからの知識で実践した方法とまったく同じ・・・声帯を薄くというのはファルセットからのアプローチ・・・ その練習に使った曲は、今回の課題曲バード4声ミサのアニュスデイ・・・奇しくも私が10年前にこのアプローチに使った曲は、バードのエレミア哀歌・・・ これは単に1例にしかすぎないが、今後の練習および9/16の本番が楽しみ・・・タイムテーブル都大会
2018.07.23
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