勝手気ままな一人旅と心のつぶやき

勝手気ままな一人旅と心のつぶやき

飛行機よ


この曲は私がICUの演奏会で聴いた組曲である。この曲で寺山修二のつづる言葉に惹かれてしまった。
「翼が鳥を作ったのではない、鳥が翼を作ったのである」この歌詞は私の心に今でも残っている。飛ぶための翼を鳥は与えられていたのではなく、飛ぶことを望み翼を得た。うまくいえないが、あーほんとにうまくいえない。こんな解釈を私はした。この組曲は寺山修二の詩を最大限に生かしているのではないかと思う
是非聞いてもらいたいがCDは作成されていない。河合楽器に聞いてみたがそのような返事をもらった。お願い誰か作ってください。ホームページを探していたら5曲目だけ歌詞を発見したので載せます

組曲飛行機よ(第5曲目)

翼が鳥をつくったのではない
鳥が翼をつくったのである


少年は考える
言葉でじぶんの翼をつくることを
だが
大空はあまりにも広く
言葉はあまりにもみすぼらしい


少年は考える
想像力でじぶんの翼を作ることを
いちばん小さな雲に腰かけて
うすよごれた地上を見下ろすと
ため息ばかり


少年は考える
リリエンタールの人力飛行機
両手をひろげてのぼったビルディングの屋上に
忘却の薄暮れがおしよせる
せめて
墜落ならばできるのだ
翼がなくても墜ちられるから


ああ
飛行機
飛行機
ぼくが
世界でいちばん
孤独な日に
おまえはゆったりと
夢の重さと釣り合いながら
空に浮かんでいる


河合楽器から楽譜は販売されている


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