楽しく ひまつぶし Labo

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2023.09.05
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テーマ: Netflix(133)
カテゴリ: カテゴリ未分類
今年(2023年)第95回のアカデミー賞で11部門でノミネートされ7部門で受賞したことで話題になった「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(通称「エブエブ」)が、9月3日からNetflixで見放題での公開が始まりました。



この作品見た目は明らかに「B級作品」的な映画にも関わらず他の映画賞での受賞も多く、なんと「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を抜いて史上最も多くの賞を獲得した映画になったそうです。

この映画、公開当初から「面白い:つまらない」論争もあって賛否両論の映画でしたが、アカデミー賞受賞でさらに意見百出になったように思います。

私自身、文学的映画・SF映画・アクション映画・哲学的映画・前衛的映画・B級映画などなど、ジャンルは問わず映画は大好きですし、良く観ます。この「エブエブ」も予告編を見る限り、どれかのジャンルに入っているのかジャンルを組み合わせた作品であろうと思っていました。
とにかく、こんな感じの作品がアカデミー賞を大量受賞した事に驚き、その謎を検証してみたいという興味心がいっぱいでした。

劇場公開から半年という素早い配信開始で、私の好奇心が満たされそうです。
さっそく、Netflixで観てみました。

観てビックリ!
今までのアカデミー賞受賞作品では全く考えられない作風のハチャメチャ娯楽作品でした。


ある日、税金申告のため税務署に夫ウェイモンドと出かけますが、税務署の中で夫にマルチバース(並行世界)で生きる別のウェイモンドが乗り移り、マルチバースに連れていかれて悪と戦うことを命令されます。そしてマルチバース上の他世界のエブリンの経験からカンフーなどの能力を取得して大活躍するという内容でした。

一言で言って、SF・ドタバタ・カンフー・アクション・コメディーというところでしょうか。
「マトリックス」「クラウドアトラス」「ドクターストレンジ」的な映画を混ぜてコミカルにした感じがしました。はっきり言って全然アカデミー賞作品らしくない!受賞は謎です。

作品のスピード感はハンパなく場面の展開についていくのが大変です。
描かれる映像が、エブリンのいる世界なのかマルチバース上の別世界なのかがわかりにくく、お互いに影響を及ぼしあっている様ですが、どうつながっているのかもよく理解できません、それが目まぐるしく切り替わります。
そこの演出もう少しわかりやすくした方が良かったんじゃない、とか思ってしまいます。

そして、マルチバースとかいう大層な世界観を描いていますが、舞台はほとんどエブリンの家と税務署ないだけの狭い世界で繰り広げられ、解決される問題も家族の絆という極々個人的な結末に少々鼻白にでしまいました。

出てくるギャグも、アメリカ人には受けるかあも知れないけど少なくとも私の中ではスベっていました。
マルチバース(パラレルワールド)という発想も、日本のSF・アニメなどでは使い古された展開であまり新しさを感じませんでした。

ということで、私の評価は「65点」です。
映画のスピード感と、展開の面白さはありますが、アカデミー賞を受賞するほどの名画だとは正直感じませんでした。普通の「B級映画」としての存在だったら納得できます。


・中国系を主体としたアジア人が監督・主演・主要スタッフとなっている。→ 多様性
・今までのアジア系役者に課せられた演技ではない非アジア的演出 → ハリウッドの差別反省
・LGBTQも絡ませた脚本 → 最近の流行

というようなハリウッドのお好きなテーマがピッタリ来たのかもしれませんね。
私にはあまり理解できませんので、あくまでも想像でしかありませんが。


劇場公開された時、途中で席を立つ人も見られたそうですので。
合う人、合わない人はいると思いますが、話のタネに観ておくのもいいんではないでしょうか?






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最終更新日  2023.09.06 09:28:57
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