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セミナー通い、療法巡りというほどではないが、開業してからも、いろんな療法を学んできた。中には実技としてはほぼ完全に捨て去ったものもある。ということは、100万円以上も無駄にしたということだ(アぁ!)ちょっと冷静に考えてみれば、療法というのは手段なのだった!それを学ぶこと自体は、目的ではない(はずだ)。それを使って、不調のある人を治す、快調にしてあげること。ただし、料金をいただいて、継続的に(要は仕事としてということ)。今の手技に完全に満足してるわけじゃないが、不満足というわけでもない。かなり身についてきていると自分では感じているし、成果もあがってきている。それなのに、セミナーや療法の本を読むことに、つい目が行ってしまうのは、目標が高いからだ!と言いたいところだが、どこか不安感や不安定感があり、もっと楽にもっとカンタンにもっと確実に治せる技があるに違いない!と思っているからだろう。より優れた技さえ身に着ければ、すべてうまくいく。そう思っているのだ。それが、手段が目的化しているということであり、手段と目的が摩り替わったということなんだろう。でも、これって、世の中を見渡せば、いくらでもあること。お金儲けが悪いとも不要だとも思わないし、お金はもっと欲しい、必要だ。しかし、ひたすら利潤追求。そのために業務の効率化を推し進めて、それを善としている現代社会を観ると、人々の幸福のために仕事があり経済があるのではなしに、経済成長そのものが目的となっているとしか思えない。初心に帰るというのは、初々しく気力がみなぎっていたときのことを思い出すことではなく、目的を再確認することだと思う。そのためには、自分の外にばかり目を向ける探し求めるのではなく、自分の内側に目を向け、目の前の仕事、目の前の患者さんのことを思うことが肝心なのだと思った。
2011年01月26日
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以前あるサイトの掲示板に健康や整体に関する内容のトピックを作ったところ、 同業者らしき人から攻撃を受け続けたことがある。 以下がその一例 初めまして。 とても気になる文面なので質問させて下さい。 >ほとんどが痛みを感じる施術方法、 当方においでの人の中には体中が凝り固まっている様な人もいます。その様な人の場合、初回は殆どの時間痛みを訴え続けられる事が有ります。 >施術(治療)時間がやたらと長い(常に60分以上) 当方では1時間を殆ど揉みとうしです。 あなたの意見ですと当方は避けた方が無難な処だと言えるのでしょうが、その根拠はどの様なモノでしょうか。 ---------------------------------------------------------------------------- この書き込みに対しての私の返信は下記の通り。 これは私の臨床上の経験と医学的な知識なら得た結果です。 施術で痛みを感じる方法も全くないわけではありませんが、当院では強く揉んだりすることはありません。 強く揉んで痛みを感じても、それでクライアントが良くなれば、問題ないと思いますが、僕自身は(指圧師、按摩、マッサージ師でないので)、揉むような手技を使うことはありません。 結果的に、私の指摘に当てはまる施術院を否定することになりますが、 個人的に批判したいわけでないことは、ご了解ください。 再度言いますが、それでいい結果が出ているなら、問題ないと思います。 根拠を時間をさいて、この場で書き込みする時間も労力の取るつもりはありませんが、筋肉は強く、特に垂直圧をかけると、その部分が弛緩しても、他に緊張し硬くなる部分ができるというのが、第一の根拠です。揉み返しが出るやりかたは、体にいいとは思えません。 また、長時間の刺激がときに(とくに状態が悪い人にとっては)負担になることは確かですし、強い刺激を長時間となると、悪化したり壊すリスクが高まることは、常識的に考えてても納得できると思います(僕の臨床でも、やりすぎたときには、悪化したことがありましたから)。 ご自分の方法で、問題はない。良い結果だけが出ているというなら、人がどのような意見を持とうと、気にすることはないと思いますよ。 ----------------------------------------------------------------------------- 自分としては比較的おだかやかに、しかし、自分の意見は曲げないように書き込んだが、 それに対する返信は、正体を現したかのように攻撃的。しかも意見の相違に対して 自分の臨床例を出すのではなく、私個人への攻撃をしている。 これは少なくとも、世界基準の議論のルールでは、ルール違反。 (日本人に多いが、意見が違うと個人攻撃されたように感じるので、 意見そのものへ反論せずに、個人の人格や能力の否定、攻撃をすることが多い。 これを外国、特に欧米人とやると、常識を疑われることになる) 以下がその個人攻撃(これが目的のようだ)の例 -------------------------------------------------------------------------- >これは私の臨床上の経験と医学的な知識なら得た結果です。 >僕自身は(指圧師、按摩、マッサージ師でないので)、揉むような手技を使うことはありません。 あなたは揉む事が出来ない立場で有り、揉む手技をしていないのに良否を語る事が出来るとはとても思えません。 又、筋肉を垂直に云々というのも未経験なあなたが判断出来る事では有りません。長時間刺激についても然りです。 >常識的に考えてても納得できると思います あなたの常識が世の中の常識だと思い込んでいます。狭い視野での常識を、広い場で常識だと言い切る事自分の視野の狭さを路程していることになります。 >再度言いますが、それでいい結果が出ているなら、問題ないと思います。 >ご自分の方法で、問題はない。良い結果だけが出ているというなら、人がどのような意見を持とうと、気にすることはないと思いますよ。 あなたの様に無知な事にまで踏み込んだ事を、13であの様に公名場で発言する事は烏滸がましい事です。 未熟な人間程自分の知識や技術が優れており、他のモノは劣っていると言いたがるものです。 --------------------------------------------------------------------------- この手の書き込みには反応しない方が本当はいいのだが、売られた喧嘩は買わないと 収まりがつかない狭量さが自分にはあるので、たいてい反論してしまうが、 それはここには書かない。攻撃的だから(苦笑) 治療やリラクゼーション業界に限らないかも知れないが、 仕事上の利害かからむと、ときに人は良識を疑うような攻撃性や 行為に出ることがままある。 政官業の癒着がその大きな例だが、こんなちっぽけな治療業界でも いまだに「無資格業者」と整体などを非難し攻撃する「有資格者」などが いる。 考えていることは、一人でも多くの不調で悩む人を救うことではなく、 限られた(と思い込んでいる)パイを横どりする勢力を一掃したいということだけ。 はっきりいって、指圧、鍼灸、柔道整復、按摩、マッサージ、そして整形外科も、 ありきたりな腰痛や肩こり、膝痛、五十肩などすらちゃんと治せないから、 「無資格業者」へと流れる人がいるのだ。 あまり人のことは言えないが、なんと狭量な人たちが多いことかと、 この手の連中の言うことを見聞きするたびに、暗澹たる思いに捕らわれ、 うんざりする。 人に害を及ぼさず、きちんと治せる(その手助けを確実にできる)なら、 資格があろうがなかろうが、患者にとってはどっちでもいいはずだ。 最強の治療系資格である医師免許所持者ですら、 扱う症例が重傷のことが多いこともあるが、 実際に患者を痛めつけ、殺している場合が多いことを 一般の人はあまり知らない(というか考えない)。 この問題を考えてみるだけでも、いかに正確な現実認識が大切かがわかる。 人が思いこみと観念とイメージに生きる生き物だから、しょうがないとも思うが、 その自覚がないことが問題だ。 むしろ動物のほうが、正確に現実を把握した上でそれに反応、対応して生きている。
2011年01月17日
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もう1年以上前になるが、あるセミナーの説明会に参加した。講師(偉い先生らしいが)のあまりの唯我独尊ぶりに辟易し、参加は止めようと書いたが、10分以内で診断(鍼灸師の資格はあるようだが、医師でないのに彼は堂々と(結核や癌などの病名を挙げての「診断」をしているようだ)から治療まで完了し、どんな病気や骨折まで治せるという療法への興味と習得意欲を捨てきれず、実は先日参加してきた。1回目は、どんな療法かの説明とデモンストレーションに時間の8割がたを費やしただけで、技術的に得るものはあまりなかったが、最後の質問の時間に、講師が「誰も質問しないのか?質問が出ないようじゃなぁ…」というように、ちょっと小ばかにしたのか、促すつもりだったのか言ったので、思い切って根本的に疑問、興味に思っていることを質問してみた。「この療法では、腰椎5番の調整だけで、全ての体の部位、不調、疾病を治せるのですか?」(著書やセミナーの内容概要説明では、そう書かれているが、実際のデモでは、別の部位に働きかけたり、AK(アプライド・キネシオロジー)やOリングのような検査をしていたからだ)講師は少し沈黙した後、「腰椎5番で全て治療できるか?という意味か、腰椎5番の調整だけで治るのはどうしてか?という意味か?」と問い返してきた。どちらも知りたいと答えると、「5番で治せると何度も言ってるだろうが!」と一括し、なぜ治るかの問いには「全て透視していることを見せただろうが!悪い部分が見えるから5番で治せるとわかるんだよ。観ながらやれば、どうすれば治せるかやってるうちにわかってくるのは当然だろうが!」実際、こんな調子で言い返されてしまった。挙句の果てに、「透視できるということはわかりますが、先生だけの特殊能力ですか?どんな風に見えるのですか?」とさらに突っ込んだのが、さらに気に障ったようで、「そんなことに興味があるなら、オカルトの先生のとこにでも行け!」とまで言われてしまった。療法を知りたいという未練はあったが、考えた末に、1回で止めにするので、残りの5回分は返金して欲しい(1回ごとの参加も可能と書かれてたこともあるが)と申し出たときに、受講者としては疑問に思って当然のことを聞いただけであの対応はおかしい、侮辱に聴こえるというと、「だからオカルトのとこに行けと言ってるだろう!」となおも繰り返した。最後は、とにかく残額を返金して欲しいとだけ繰り返したら、ようやく返金してきたが、非常に不愉快な思いをした一日だった(苦笑)その療法が効果ないとは思わないし、いかさまだとも思ってないが、人を恫喝するような態度、自分の結論を患者(役の受講者)にそうだろうとばかり、有無を言わさぬように押し付ける態度からは、円満な人格や人に対する思いやりを感じることはできなかった。それに、要するに、講師自身が、なんで腰椎5番の調整(だけで)、不調が治せるのかのメカニズムがわかってないということだ。必ずしも医学的に整合性を持った、証明されたような説明を求めているわけじゃないが、まったく説明できない、しないというのは、自分が思っているほど、体のメカニズムも医学のこともわかってないという証拠だ。それにも関わらず、99%の治療法は邪気治療で、自然治癒力があるからたまたま治っているだけだと何回も繰り返したり、医者の治療も同様だと否定したり、東洋医学では治せない、医学の名に値しないとまで言うのは、どう贔屓目にみても、傲慢としかいいようがない。ある意味、参加して彼の人格的な部分や療法のメカニズムの説明ができてないことがわかっただけでも、気がちる、自分にとってよけいな情報が削除されたという意味では、よかったと思っている。
2011年01月13日
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