小鳥たちの止まり木~ぽえむのーと~

小鳥たちの止まり木~ぽえむのーと~

☆君☆


そんな君の横顔はなぜか悲しく見えた

「君は何を見ているの?」

その問いかけは君には届かなかった
君は僕にとって
とても遠い・・・遠い存在

次の日も君は空を見ていた
そんな君の横顔はなぜか喜びに満ちているようだった

「君は何を見ているの?」

その問いかけを君に届けなかった
君のささやかな幸せ・・・
僕に邪魔する権利はない
僕はただ君の幸せを願っている

別れの日・・・君はうつむいたままだった
そんな君の背中はどこか寂しげだった

「君は何を見ていたの?」

その問いかけに君はうつむいたまま・・・
だけど
目には大粒の涙を浮かべていた

その日を最後に僕は君の横顔を見ることはなくなった
いつも隣にいた君
いつも空を見ていた君
最後まで僕を見てくれなかった君
僕にとってかけがえのない君・・・

気づくと僕は涙を浮かべていた
そう・・・
あの日の君のような
大粒の涙を・・・・

「君は今どこにいる?」

それは伝えることの出来ない問いかけ
君へ届くことのない想い
今・・・僕の願い事が叶うのならば
僕はまた・・・
君の横顔が見たい

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