ジギタリスは欧州原産の強心配糖体を含むゴマノハグサ科植物の1種(その他、同属植物としてケジギタリスD. lanata、キバナジギタリスD. luteaなどがある)で、歴史上でしばしばスコットランド人医師ウイリアム・ウィザーリング(Dr. William Withering)が発見したものとして記述されるが、正確に言えば「ジギタリスを近代医学に初めて導入」したのがウィザーリングであるとするのが正しい。ジギタリスはそれまで長らく民間療法で使われていた”魔女の秘薬”の一つであり、あるきっかけでウィザーリングが発掘しその効能を世に広く知らしめたのである。