3姉妹のおかあちゃん

3姉妹のおかあちゃん

マッサージの行い方 1


「マッサージの行い方」

☆まず、環境づくりから
    ○家の中の一番落ち着ける場所に、マッサージスペースを用意しましょう。
    ○赤ちゃんが寒くないように室温を整え、床の上に毛布か座布団を敷いてその上に
     清潔なバスタオル(またはシーツ)を広げます。
    ○タオルの上に赤ちゃんを寝かせ、お母さん(お父さん)も床に座ります。
    ○余分なタオルやおしめも用意しておきましょう。その他クッションや長座布団
     なども用意しておくといろいろ役に立ちます。
    ○ベビーマッサージでは、皮膚への刺激を重視します。手の使い方には、
     ストローク(なでる)スージング(軽くさする)スクイズ(もむ、しぼる)
     などがあります。必要に応じて、軽いタッピング(たたく)もします。
    ○さあ、これからスタートです。


☆ベビーマッサージの手順
    1、始まりのあいさつ
      いきなりなでたりさすったりでは、赤ちゃんが驚いてしまいます。
      自然な感じでマッサージに導入していくように心がけましょう。

      ●手順
       ○まず、リラックス。そして深呼吸して、にっこり笑ってみましょう。
       ○赤ちゃんの目を見て、これからマッサージすることを話しかけます。
        もし、このときやめたほうがよいと感じたら、赤ちゃんのご機嫌が    
        なおるまで待ちましょう。
    2、ハローストローク
      ハローストロークとは、始まりに行うストロークのことです。
      「これから、身体のこのあたりをマッサージします」という挨拶のような
      ものです。マッサージへの自然な導入に欠かせません。
      ●手順
       ○両手をそろえ、軽いタッチのストロークで全身を滑らせます。
       ○まず身体の前面から行います。頭から、顔の側面、胸、お腹、
        脚、つま先へと手を滑らせます。これを2,3回くりかえします。
    3、脚
      足腰の筋肉をしなやかにし、足首やひざ、股関節などを柔軟にします。
      よい姿勢の基本づくりをします。
      ●手順
       ○赤ちゃんの両足に、上から下へと(太ももからくるぶしへと)ストローク
        を送ります。
       ○左手で赤ちゃんの左足を支え、もう一方の手の平で左足のももから
        足首まで軽い圧をくわえながらなでおろします。手の平をあてる位置を
        脚の背面、表面、側面、と変えながら2~3回ずつ繰り返します。
       ○右足に移り、同じ要領で繰り返します。
       ○左手で右足を支えて、太ももからひざまでなでおろします。続けて
        ふくらはぎから足首までなでおろします。右足に移り、同じ要領で繰り返します。
       ○片足ずつ、ひざを曲げて脚を外側に開き、ももの内側をやさしくもみます。
    4、足の裏
      足の裏には全身の神経が集まっているので、ここに働きかけることで全身を
      刺激できます。ここをマッサージすると全身がリラックスし、心が落ち着き、
      病気の予防にも役立ちます。
      ●手順
       ○親指を使って、赤ちゃんの足の裏の中央部をゆっくりやさしく円を描くように
        動かします。
       ○足の裏のかかとからつま先まで、親指を滑らせるようにしてなでつけます。
       ○足の裏全体を軽く押します。
       ○足の甲を、足首からつま先に向けて軽くなでます。
       ○足の指を、一本一本やさしくつまみます。
    5、お腹
      お腹への働きかけは、腸の働きをスムーズにし、ガスや便秘を解消します。
      胃腸の不快感をなくし、眠りが深くなり、夜泣きがなくなります。
      ●手順
       ○そっと包み込むように、赤ちゃんのお腹の側面に両手を置きます。
        右の手のひらで全体でゆっくりと軽くお腹に圧力を加えます。
        次に、右手の力を抜きながら、左の手のひらで同様に軽く圧力を加えます。
        この要領を左右交互に繰り返し、やさしくお腹をもみます。
       ○片手で赤ちゃんの身体を支え、おへそのあたりに手をあててそっとやさしく
        時計回りに動かします。2~3回繰り返します。
        (注意)おなかのマッサージはとくに気をつけて、よりやさしく行ってください。
            おへそには、ふれないようにしてください。
            赤ちゃんが空腹でも満腹でもない時を選びましょう。ミルクやご飯のあと
            少なくとも1時間たってからにしてください。



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