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2007年10月14日

（その６）鉄陸両用「DMV」乗車体験－新旧交流特急電車と、世界初・鉄陸両用車「DMV」の旅。

(8)

テーマ：鉄道雑談(1614)

カテゴリ：旅の記録

昨日一回目の日記

９月２９日（土）
釧路 5:59 → 4726D → 9:02 北浜 10:57 →　4729D → 11:14 止別 12:48 → 4732D → 13:06 北浜 13:43 → 4731D → 13:53 浜小清水 14:53 → DMV 3号 → 16:40 網走 17:39 → 4678D → 17:48 呼人 18:07 →　4669D → 18:16 網走 18:50 → 4741D → 22:19 釧路 23:00 → 4014D まりも → 翌 5:50 札幌

運転手交代を要するＤＭＶ

浜小清水 14:53 定刻発車となったＤＭＶには、２名の運転手が乗り込んだ。１名は鉄道区間の運転手、もう１名は道路区間の運転手。鉄道区間は、鉄道動力車運転資格を要し、道路区間は普通２種（大型２種かも？）の資格を要するので、２名の運転手が必要のようだ。
実運用となったら、両方の資格をもった運転手１名運行となるかもしれない。

まずは「道路区間担当」の運転手が、線路との切換地点まで運転。

線路との切換地点進入時には一旦停車し、遮断機の開くのを待ってから進入。

線路との切換地点進入後、道路担当の運転手がシートベルトを外し、鉄道担当の運転手と交代準備。

鉄道担当の運転手と交代。

前輪の車輪を出しているところ。次の画面と比較すると、次の画面では前輪が出て少し浮かび上がった感じがしている。

出発時刻の再確認。

鉄道区間へ進入。遮断機の閉じた踏切を、レール上の車が走る。

線路走行中のＤＭＶ。

原生花園駅を通過。今回の走行は実験走行的な運転であり、途中駅は全て通過し乗降扱いもしていない。

原生花園駅通過後、本線上をさらに進む。

ＤＭＶの後方。

前方左側にとうふつ湖を見ながら走る。

北浜駅を通過。

藻琴駅到着手前で、線路から道路へと出る。

道路へ出るときも一旦停止し、遮断機の開くのを待つ。

道路走行中のＤＭＶ。

とうふつ湖沿いを走るＤＭＶ。

浜小清水～藻琴間をレール上走行し、藻琴～浜小清水間を道路走行。浜小清水で、線路上を走ったときの踏切に戻ってきた。こんどは開いた踏切を渡るＤＭＶ。

今回乗車したＤＭＶ３号は、このあと網走までのおまけ走行つき。ガイドは浜小清水で下車。

DMVの車内座席。

今回の実験走行乗車で感じたことは、実験段階なので今後の課題となっていると思われるが、運転手が２名必要なこと、道路→線路、線路→道路の切換時に予想以上に手間のかかること（地上職員も必要としていた）が、本格的運用となった際には解消されないと、思わぬ人件費増となりそうだと思った。

乗り心地に関しては線路上も道路上も全く問題ない。鉄道区間走行中はスピードをあまり出せないが、高速走行を主としなければ気にならないだろう。

また、今年からはじまった実験走行では、悪天候による運休等は発生していないらしいが、鉄道が遅れたり、運休が発生した際には、ＤＭＶも自動的に運休となることになっているようだ。
これも、本格運用が始まったら、道路走行だけに限定して運転するなどの運用も考えられるかもしれない。

世界初の鉄陸両用車両乗車という、貴重な体験ができたことは何よりであった。
このあと、釧路まで再び戻り、「まりも」で１泊後、札幌を目指した。

（続きは後日）