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2017年05月07日

焦げ味が良くて天城の鮎食べて松田ひろむ／鮎打つや天城に近くなりにけり石田波郷

テーマ：句集(274)

カテゴリ：季語

5月7日 (日) 24℃（曇）
e船団　ねんてんの今日の一句」に取り上げていただきました。ありがとうございます。
焦げ味が良くて天城の鮎食べて松田ひろむ
　「「良くて」「食べて」の二つの「て」が楽しい。口語による俳句の好ましさが出ていると言ってよい。昨日に続いて『一日十句』から引いた。　4月29日の第12回船団フォーラムは若い世代のジャンルをこえたシンポがおもしろかった。池田澄子さんと私の対談は大いに笑っていただいてよかった。後で澄子さんから、またやってもいいかも、とメールがきた。当日の世話をしてくださった船団東京句会のみなさん、それに早くから準備に当たってくれた藤井なお子さん、秋月祐一さん、久留島元さんに感謝する。」
鮎打つや天城に近くなりにけり石田波郷
"天城と鮎の取合せは波郷にもあった。というか私が学んだもの。「鮎打つ」とは投網漁のこと。「鮎打つや石見も果ての山幾つ」（石橋秀野）もある。
"
toami