そのなかでも「大紅袍」は崖の途中に4本だけ残った樹齢300年以上の原木からわずか数百グラムしかとれない稀少品。皇帝献上茶として国家レベルで保護される大紅袍の原木から取れたお茶は全て政府あるいは武夷山市茶葉研究所に納品され、一般市場に出回る事は無いといいます。
私たちの手元にとどく大紅袍は原木の枝を挿し木して似通った環境で育て、同じような製法で作り上げたもの(小紅袍ともいう)です。しかし、それでも100gで数万円で取引されるので高級ですね。ですので、あまりにも安すぎるお茶は「なんかおかしい」とうたがってみてもいいかもしれません。 とはいえ、いろんなスタンスからこのお茶が販売されていますのでまず試して味をたしかめてみたほうがいいかも。