保育器脱出


“健康”そのもの
「お腹がすくと 怪獣のようにものすごい泣き方するんですよー。
 今いる新生児センターのなかで一番!
 大将ですよー」
なんて言われるくらいに元気!
そういえば 窓越しに面会に行くと
体の上の掛け物を
ピョッコンピョッコンと足を一生懸命動かしながら
蹴って 顔を真っ赤にして泣いていたっけ

“健康優良児”のなっちゃんは
出生から 一ヶ月で一足はやく退院しました

ほんとうなら同じときにかづくんも退院するはずだったのに…
同じベビードレスなんかを着ちゃって
旦那がひとり、私がひとりを抱っこして
にこにこ笑顔で退院していくのを想像してたのに…

保育器に入っているかづくんを一人おいて…

きっと なっちゃん・かづくん
それぞれ寂しい思いをしていたと思います
だって、10か月の間ママのお腹の中で
ず~~~~っと一緒だったんだから…
初めて離れ離れになるんだから。

なっちゃんが退院してちょっとしてから
保育器内の酸素濃度も少しずつ減り、あんなにいっぱいだった管も
一つまた一つと減り、すこーし落ち着いたかづくんは
保育器から脱出することが出来ました
そして、元気な赤ちゃん達と同じように
コットに移され みんなの中に並ぶことができました

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