腹膜炎


呼吸器がとれ、挿管チューブがとれ、点滴がとれ
心配していた合併症もなくとっても順調だった
胃ろうのほうも二週間ほどでつかえるようになり
エンシュアの収まりもよく量もトントンと増えていき
かづも短期間でぷっくらしてきて体重も増えてきていた
あとは酸素が取れて胃ろうを最終的にお家での管理が楽なように
「ボタン式」というものに変えれば退院できるかなというところだった

「ボタン式」に変えた直後に私は面会に行った
そして「ボタン式」に変えて初めての注入
注入が始まるとかづの呼吸がおかしくなった
たまに注入時にしんどい顔になることはあったが今までとは違っていた
先生は「体位が悪いからだ」と言っていたが
結局「何でだろう?」と言いながら注入をした

次の日の朝 病院から電話が入り
『腹膜炎』を起こしているので緊急に手術が必要だと…
説明では
昨日「ボタン式」に変えたとき入りにくかったのを押し込んだと
お腹の中でバルーンを膨らませたときに胃ろうがとれてしまったのかも?
それを確認せずに注入を行ってしまった
ということだった

とにかく早く手術をしないといけないということで
平成16年7月13日 の午後1時30分より
手術を行った

手術は無事終わったが
「なんでこんな不必要な手術を受けなければならないのか?」
怒りがおさまらず そのことを病院にぶちまけた
先生は誠心誠意謝罪をしてくれた
それにすくわれたのか少しは気持ちがおさまった
でも かづはまたしんどい思い、痛い思いをした
産まれてから何度目だろう?
悲しい顔をして 涙を流す……
その切なそうな顔を見ると 涙が出る
きっと「痛いよーー助けてよーー」って叫びたいんだろう
でも・・かづは泣けない
ただ涙を流すだけ・・

『がんばれ』は言えないよ

早くお家に帰ろうね かづくん





© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: