皐月の日。

皐月の日。

うそつき。(マス←カイ ヤンデレ注意)




・・・あぁ、今日もマスターは俺にウソをつく。

こんなにいい天気なのに、また。


「マスター」

「大嫌いだよ」


何で、そんな事を言うのですか?

だって、だってあなたは僕を好きって言ってくれた。

すきって、あの意識の中。


「マスター」

「呼ぶな。俺を、呼ぶなよ」

「駄目です・・・マスター、大好きだから」

「っ、俺はお前が嫌いだって、何回言えば分かるんだ!!」


ばちん、と頬を叩かれる。

いいんです。それも愛情の裏返しなんでしょうから。

僕は分かっています、マスター。

あなたが僕を大好きで、愛している事も。


「マスター、大好きです。愛しています」

「やめろ!やめろよ・・・!」


頭を抱えるマスターを、僕が包み込むように抱きしめる。

殴られるけど、いつもの事。

だから僕は気にしない。・・・ううん。気にする必要がないんですよね?


だってあなたはぼくのもの。

ぼくは、あなたのもの。


それ以外の感情なんていらない。

マスターが僕の全てなんだから。


「マスター、痛いんですよね?僕が慰めてあげます・・・」

「やめ、っ、やめてくれ・・・・!!!」


あぁ、痛い。

いつもより痛いです。そんな、蹴らないで下さい。

でも、あなただから、痛いの、平気ですよ。

愛情が、伝わってきますから。


「大好きですから・・・」

「離せ、嫌いだ!出て行けよ・・・!」


あぁ、その表情もいとおしい。大好きで仕方ない。

僕があなたの大切な人をやっつけてから、ずーっと、そんな表情ですよね?



ずっと優しく褒めてくれたマスター。

僕をずっと見てくれたマスター。

恋人ができたマスター。

僕を見てくれなくなったマスター。


大好きで仕方が無かったんですよ?

放置されて、ずっと、ずっと・・・。


昔みたいに、数年前みたいにずっと傍にいて欲しい。

僕だけに見せる笑顔がみたい。

マスターの顔が見たい。

マスターの表情が見たい。

マスターが、ますた、ぁ、・・・ま・・・・・・。




―――――深刻なエラーが発生しました――――――




「僕は、あなたがだぁいすきだから、やっつけてあげたんですよ?あの女から」

「っ、あの人は、俺の大切な人だった!俺の、俺の・・・!!」

「あの女なんて、あんな事になって当然だったんですよ?」

「やだ、やだって・・・!」

「マスター、ねぇ、大好きですよ?あんなやつより、ずっと、ずーっと」

「違う!俺は、俺は、っ!!」

「違う?俺と同じ気持ちでしょう?マスターは俺が好きなんだ」

「大嫌いだ!!」

「ウソツキ」

「ウソじゃない!違う!」

「マスターの、うそつき」


こんなに大好きなはずなのに、そんな事言って。


「僕の前で、うそ、つかないで下さい」


その嘘すらいとおしいけど、でも。

でも、あの女の事を思い出しちゃったのは、ちょっと、癪ですよ。

大好きなマスターだから、だからこそ言わないんですけど。


「いくら僕に対する愛情でも、嫌です・・・」


あぁ、駄目だ。

マスター、好き。

愛してる。

だからあの女のことなんて、忘れて?


「だから、ね?」


あなたが好き。

好き。

大好きで―――――


「またあの女の事を言ったら僕、貴方のことを・・・」


僕の近くの棚には、アイスピック。

あなたがもしこれだけ言って、忘れられないなら・・・。


僕と、一緒に、





「カイトッ・・・――――――――!」








一瞬、目の前が真っ暗になって。


それから、僕のとった行動は―――――――――



















                   (あぁ、いっそのこと、あなたに出会わなければ良かったのに。)


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ヤンデレです。久々のヤンデレです。
これはマスカイなのか、と聞かれるとどうなのか、と言いたいところですが・・・。><
カイマスぽいですが、マスカイです!
・・・マスカイです!(大切な事なので(ry )

今回の文は、マスターに大切な人ができて、カイトが嫉妬してこんな事に・・・というお話です。
初めはマスター、ちゃんと歌わせていたんです。
しかしその、「大切な人」と出会ってからは、大切にしていたカイトを放置する事に。。

カイトも耐えていたんですが、何かがぶつり、と切れてしまった時。
「あの女を殺せば万事解決じゃないか」と思い、そのマスターの「大切な人」を殺してしまったのです。
死体はどこかに埋められてしまいました。。

それを知って病んでしまったマスターを、カイトが監禁しています、という設定の元、書きました。
設定が長いですが、さーせんです。。><

ここまで読んでくださった方がいるのかどうかは分かりませんが、読んでくださった方、長くてさーせんです。そして、有難う御座いました・・・!










2008.9.1

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