皐月の日。

皐月の日。

「互いに思いあう」、精神。(ショウソラ)






つかまえた。


きみを、ようやく。



















「しょ、ショウ・・・?」

ソラは抱きついてきたショウに困惑する。



――――・・・なんで、おいかけてきたんだよ・・・?

あのとき、告白をじゃまして・・・。








『ショウくん!その、好きです!!!』















―――あんな可愛い子。

俺なんかより、よっぽど・・・。――――









「ソラ・・・その、俺は」

「なんで追いかけてきたの?」


ソラの目は、真剣で綺麗だった。

あのときと、あの質問をしてきたときのように。






『何で、ショウは俺に構うの?』



――――純粋だった。純粋だったあの質問。



俺は、ちょっと本音を吐いてしまったけれど。


ソラ、は・・・?










「『なんで俺にかまうの?』」



思わず出た、言葉。

あのときと、同じ。






「構う、理由・・・?」



そうだ。そうなんだ。

「それは、ショウのことが・・・」



言ってはいけない。

思いとどまらなければいけない。



「ほっとけないから――――」

「違うんだろ、ソラ」



目をそらしたら、すぐにウソだってばれた。

ショウは俺をよくわかってくれているから。




でも。

やっぱり、駄目だよな。




「俺は、俺は・・・」


逃げているのはわかってる。



やっぱり、でも―――――







「・・・ソラ」



―――俺は今、言わなきゃいけないんだ。

逃げていても、きっとソラを傷つけてしまう。


「俺は、」


ずっと、ずっと。

キミのコトが。



「俺は、ソラが、ソラが好きなんだ!」




口から流れるように出たような言葉。




ソラはその言葉にびっくりして、ショウの、自分に回された夕焼け色に染まる腕をじっと見つめる。



―――自分より、たくましい腕。


自分より、強い意思をもった、腕。


彼が、俺のことを、俺と同じに―――――?









「だから、構いたかった」











でも、俺は。










「・・・・がうんだろ・・・」



―――これは言ってはいけないってわかっているのに。




「俺の思っている、好きと」


違う。違うんだ。





こんなこと、言いたくないのに。

言いたく、なんて――――





「・・・・わからないけど」





気持ちは同じだと信じたいから。


同じ思いだと願いたいから。





「俺はソラのことが好きなんだ」





―――――純粋じゃないんだ。

キミを思う気持ちは。





「好きなんだよ、ソラ」






この思いが、本当の思いがつたわるかどうかわからないけど。


好きだ。好きなんだよ。













――――みえないけど、顔を抑えるソラ。


少し、耳が赤くなっていて。

















「・・・・馬鹿・・・」



ソラから出た、その言葉は。

















「俺も多分、だけど同じ、好き・・・なんだよ」



























ショウの腕に暖かい感触。




きゅ、と手にこめられた力はとても弱くて。






























「純粋な意味じゃなくて、本当に『好き』なんだよ、ショウ・・・」











































































さらさらと、ふわふわと流れる、木の葉と時間。








ふたりは、その時間の中で、おもいあった。











































――――これからも、ずっと、一緒。











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後ろ抱きつきで終了。 ここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。そしてありがとうございます!

これからは両思いで小説を書いてゆきたいなぁ、と思っています。


ショウソラは未熟で、全然お互いの気持ちがわかっていなくて。
それで互いに思いあっている。

・・・浪漫ですね! とても少女漫画ですよ(^^)

そんなショウソラ万歳ー!!


ちょっと一部修正してすっきりしました・・・!



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