皐月の日。

皐月の日。

くらいつき。(極ヴィル?)













・・・夜を過ごして、なんでもない、朝。


ただ、奴が自分にくらいついていないこと意外だ。







「なぁ、極卒。食らいつかないでくれるか?」


無言の極卒。


「なぁ、まじで。というか滅びろ」



くらいついたままの極卒。



「なぁ、寝たいんだが」


眠いし。


「くけけけ」


「だから、くけけじゃなくて」


「くうぃくうぃ」


「あー・・・だからくうぃくうぃでもなくて・・・あー、話が通じないな・・・」


頭を掻くヴィル。


それでも極卒は離さない。・・・いや、むしろさらに強く食らいついている気さえする。




「なぁ、極卒」


「うひょひょ!」


「いいかげんにしろ」


「ほろほろ!」


「ほろほろ・・・じゃなくて・・・はぁ」



これじゃあ寝るにも寝られない。


どうにかしてこいつを、ひきはがさなければ。



・・・と、そこに。



とんとん。



ドアを大きくたたく音が聞こえた。






・・・しめた。こいつをそいつにあずけることができる。









「何用だ?」


「あぁ、ジャックだ。暇だから来た。開けてくれ」




・・・なんだ、あいつか。


ひきわたすにはちょうど良い相手だ。






「・・・ジャック」


「何だ?」



「決して、引くなよ」


「? あぁ、わかった」



そしてドアを開けるジャック。





ジャックの目にまずとびこんできたのは。





「・・・何で、そんなことになっているんだ・・・?」



なんというか、どうだろう。



「そんな、はれんちなとこ、に・・・」


「な、ちょ、ジャック! 赤くなるな!」


「そんな、関係だったのか、お前ら・・・」


「ひ、引くなと言っただろう!し、しかも違う!そんな関係じゃ・・・」


「そ、そんなことでも俺は、ひ、引いていないぞ・・・?」


「引いてるだろう・・・」


ヴィルさん、ちょっと泣きそうです。


そんなときにも極卒は奇声をあげながらヴィルにくらいついたままである。




「す、すまん。邪魔したな」


「ちょ、待てジャック!帰るな!こいつを・・・!」


「おしあわせにな」



ちょっとジャックさん、意味を間違えているようですが。



ヴィルさんは一生懸命止めようとしている。・・・のに、勘違いしたジャックさん。帰る準備は万端だ。


「じ、じゃあな」


ぎぎぎぃ。


ドアが閉まる音。




・・・終わった。


思わずヴィルヘルムさんは膝をついてしまった。
































「・・・俺が、眠れるときは・・・いつなんだ・・・?」
































・・・・・・ご愁傷さまです。


















*********************
ギャグなんていつぶりに書いただろう。

すみません、ついにやっちゃった感満点な極ヴィルです。
ヴィルさん可愛いですね。 というかかなりジャックたんに似ていません か ・・・ ?!(そこか)

ちなみに極卒くんが食らい付いていた所はご自由に考えてみてください(^^) 男の一番の急所ではありませんよ。(ぇ


ジャックたんは勘違いな子です。



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