KANONの徒然日記

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2012.05.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
お友達のご家族が経営している養豚場のビデオを見せてもらいました。


以前、 3月15日 に フードインクとありあまるごちそう を見て以来、
日本の食って、どうなっているんだろう?と気になっていたんです。


フードインクでは、主に畜産についての話だったのですが、
もちろん、好意的に描かれたドキュメンタリーではないので、
負の部分を前面に押し出して描かれており、
この構成に異論反論が有る人も要るだろうし、

それを前提で見たとしても、やっぱり、ショッキングな内容でした。

牛・豚・鶏が命を頂く生命として出なく、
完全に生産されるモノとして生まれ、モノとして育ち
モノとして加工され、モノとして出荷されていく。
「命あるもの」なんて、少しも感じられないんです。

2度見て数ヶ月経ったので、細かな内容は忘れてしまった部分も有るのですが、
上記のリンク先の予告でも見られるように、
確か弱った牛はフォークリフトのようなもので手荒に運ばれていくんです。
牛は元来、草を食べる動物ですが、安いコーン飼料を与えられ、
そのため胃の中で菌が繁殖してしまいます。
確か1週間草を与えれば改善されるのに、

豚も体中糞まみれの状態で成長し、出荷の際はところてんのように
押し出されていく感じ。
養鶏に関しても、速く大きくなる餌を与えられ、
自分の体も支えられないほど急激に成長させられるんです。
数歩で座り込んでしまう。


でも、日本も同じような現状があるのでしょうか?
(それで、お友達の養豚のビデオを見せてもらったのです。)

更に違和感を抱いたのは、そこで働く人々が幸せそうではなかったからです。
巨大化した食肉会社が、従業員さえも粗末に扱い、
彼らがいろんな面で困窮していた点です。

吊り下げられた牛や豚が落下して怪我をしたり
(なんだかんだで、怪我の保障を十分にしてもらえない)
養鶏主は、舞い上がる糞などで体を壊しているけれど、
企業から設備投資をさせられ借金まみれにさせられてやめるにやめれない。

違法移民を安く使っているけれど、
摘発する時は、会社ではなくあくまで移民を逮捕したり…


利益の最大化を追求した企業のトップの一部だけがハッピーで、
他は誰も幸せじゃない。
従業員も。
食されていく牛や豚や鶏たちも、命ある間でさえ、
劣悪な環境で生を受け過ごしていて…


O-157のが発生しても、1枚のハンバーガーに
大量の牛の肉が混ざっているので、原因を追跡も出来ません。
そのために、又、システム改良し菌が発生しない技術を模索する。


…でも、その中にひとつの理想的な酪農家の姿が描かれていました。
これは、何でも巨大化するアメリカにとっては非常に特異なケースで
誰でも簡単にまねできるわけではないと思いますが、
実にすべてが自然な状態で生き、数人の従業員でやっていけるだけの
家畜たちと共に生きている…
(と言ってもアメリカなので、こじんまり…とは思えませんでしたが^^;)

その中に見落としてはいけないのではないか…と思うことがありました。
巨大企業では鶏肉は塩素消毒(だったと思う)などされて、
それでも菌の検査をすると、結構ある。(←漠然としててすみません)
方や、先ほどの理想的な酪農家は屋外で、屋根付きの炊事場で
ジャブジャブ水道水で洗いながら、1羽1羽手で処理していきます。
こちらの方が、保健所?の検査では、菌が格段に少なかったとか…
お天道様の元の吹きさらしの状態で?
方や、厳重にコンピューター管理をされてる工場の中での加工なのに?


そして、その大企業を支えているのが、
結局は我々消費者なんですよね…
安いものを…と求め、企業もそれに対応し、利潤を追求するあまり
機械化をし、従業員の賃金を安くするために正規で雇わない、
(不法移民とか、しかも警察も企業を取り締まらず、移民だけがターゲット)
そして家畜たちもモノとして扱う。


我が家がよく利用するハンバーガーショップが、
全米最大のお得意様らしいですよ。
確か、ジャガイモとリンゴ、牛肉、鶏肉、豚もかしら?
そちらからの要望で、安く安く生産する必要があるとも…



…長くなりましたが、そんな内容でした。



話は最初にもどり、もっとも身近な存在であるお友達の養豚現場。



何が理想的なのかって、全然勉強不足で知らないのだけど…


適度に動けるスペースもあり、豚舎も古いけれど掃除が行き届き、
豚さんも綺麗って感じました。
最初、家族経営で、3人で年間6000頭出荷…って聞いて、
やっぱり、ある程度の流れ作業的な仕事だったりするのかなぁ…と。
私がフードインクの話など熱く語りすぎたものだから、
多分、お友達も心配していたと思うけれど^^;)
あの頭数を3人で育てているにもかかわらず、
あれだけ丁寧に、愛情をかけてもらって育ててるんだなぁ…

皆さんの、笑顔の素敵なこと!
もちろん、仕事は大変だと思います。
カメラの前では、大変でもしかめっ面できませんよね。
それでも、本気でこの仕事に取り組み、充実してなかったら
出来ない笑顔じゃないかな…って思いました。
本当に、笑顔が印象的でした。

妊娠中のお母さん豚は、1頭1頭安全を確保され、
お腹にエコーを当てている姿は、人間の妊婦さんと変わんない。
大切にしてもらってるなぁ…


最後は、自分たちの豚さんを「美味しい、美味しい」って、
笑顔で食べてるお母さん、お父さん

もう、良い仕事してるなぁ…って、思いました。
もちろん、とても大変な仕事ってのは大前提で、
餌の量とか聞いてて、イメージ沸かないし、
3000頭飼育って感覚もわからないぐらい、
3人でやっていってる苦労(通常もそんなもの?)とか、
もっと深く知れば、いろいろかあるのだろうけど、
それより何より、見ていてそういう部分が吹っ飛んじゃうぐらい
笑顔があふれてて…




フードインクに出てきた従業員の人たちとの差を感じました。


それに、フードインクでは
命を頂く豚さん(含め他のお肉たちも)が、
少しも幸せそうじゃなかったのが辛くて
(食べちゃうくせに、甘っちょろい事言ってすみません)
せめて私たちのために命をくれる時まで、
出来るだけ大切に扱われていてほしいなぁ…って、
ホント、ご都合主義なんですけど。


でも、こういうのはフェアトレードとは違うかもだけど、
仕事に対して、消費者も相当の対価を払うのは大切なこと。
もちろん、企業努力もしてほしいけど(特に今は東電とか~)
安さばかり求めるのは賢い消費者ではないことが、
今回改めて強く思い知らされました。


小市民なんで、ファーストフードも行くし、
お財布が寂しい時は外国産も買っちゃうこともあるだろうけど、
きちんと自分の目で見て考えて選ばなくちゃね…


いろいろ考えるきっかけになった、いいDVD3枚でした。







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Last updated  2012.05.24 01:33:17
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