１、きっかけ
「あははは～、ツバサくんびしょびしょ～。」
由紀に水をかけられたツバサは反撃にでる。
「えぃっ」
「きゃー！」
ツバサの羽根のはばたきで水が大波のように由紀を襲う。
「どう・・・だ？」
由紀は水中から出てこない。
「っ！！」
それを見た寒波はすかさず水中に飛び込む！
ツバサはまさかの事態に動揺していた。
「え？え？」
「やっほ～、こっちだよ～。」
由紀は近くの岩場から顔を出す。
「よかったぁ、無事だったぁ！」
ツバサが喜ぶと、
「あれ、寒波くんは？」
その後、寒波は引き上げられ、一同は昼飯を食べていた。
「全く、焦らせるなよ。」
「えへへ～。」
「危うく死ぬ所だったね・・・。」
ツバサと寒波と由紀が話している所に刻神が割り込む。
「ウィンナーいただきっ！」
「させるかっ！」
フォークでの戦いが始まる。
「寒波か？」
青年の竜が話しかけてくる。
「？」
「オレだよ、海竜だよ！」
「あ、海竜か！久しぶりだなぁ！」
これがツバサ達を事件に巻き込むきっかけとなった。
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