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年代別指導指針



各クラスの指導カリキュラムは下記のクラス別指導指針に従って
作成されています。 


◇チャイルドクラス(U-5,U-6)

5~6歳は神経系の発達の著しい年代で、様々な神経回路が形成される
大変に重要な時期です。
したがって、その神経回路に多種の刺激を与え、その回路を張り巡らせる
こと、すなわち多種多様な運動を体験させることが最も大切な指導指針と
なります。

サッカーに限らず、多種の遊びや運動を中心としたカリキュラムを組み、
反復よりも多面的な興味・関心を引き出しながら、「スポーツすることの
楽しさ」を第一に指導して行きます。


◇キッズクラス(U-7,U-8)

ボールを蹴るだけでなく、いろいろな運動・球技・リズム体操などを
カリキュラムに盛り込み、9歳までに成人の約90%にまで達すると
いわれる反射神経系のトレーニング、および健康の増進・維持のために
運動をすることが好きになるような子供の意識作りを中心にカリキュラム
の作成を行います。

サッカーのトレーニングでも、ミニゲームを毎回のトレーニングに入れて、
クラブの仲間とボールを追いかけて遊ぶ事が楽しくて仕方が無い、という
好奇心を育て、徐々に簡単な基本技術の習得や対外試合の体験なども
積ませていくことを目的に指導していきます。


◇ボーイズクラス(U-9,U-10)*鳥栖会場のみ

良い模範(デモンストレーション)を見せることのできる指導スタッフを
中心に、速さよりも正しい判断・フォームなどを優先しながら、ゆっくり
とサッカーの基本技術やエクササイズを身につけることを第一にカリキュラ
ムの作成を行います。

また、ミニゲームを主体に実戦形式の練習を多く設定し、楽しみながら
実戦の中で活かされる判断・技術・個性を重要視し、しっかりした基本の
上に選手一人ひとりの個性がプレーに反映されることを目的に指導してい
ます。


◇ジュニアクラス(U-11,U-12)

ボーイズクラスからの継続で良いデモンストレーションを見せながら、
さらに多種のきぞ技術、高度な個人技術の習得が目標となります。

ジュニアクラスは日本サッカー協会の4種登録を行ない公式戦にも出場
していますが、「勝利至上主義」ではなく、あくまでも個人個人の選手の
スキルや判断が、試合の場でしっかりと発揮されることを」第一にトレー
ニングのカリキュラムを作成しています。

公式戦・対外試合・合宿・遠征なども開催し、多面的にサッカーを通じた
様々な体験をさせるということも、このクラスの重要な指導指針の1つです。

サッカー選手としての基礎ができるのと同じように、学業とスポーツの
両立と言う基本的なスタンスが個の中で芽生え始めるのも、この年代です。

サッカーの指導を通じ、クラス担当のスタッフを中心に、スタッフ総出
でできるだけ一人ひとりの選手と向かい合いながら、学業との両立習慣を
身につけてもらい、その後の中学年代の文武両立の礎となるように指導し
ていきたいと考えています。


◇ジュニアユースクラス(U-13,U-14,U-15)

中学1年生時は基礎技術の習得と習慣化をテーマに個々の選手の発育発達状
況に配慮しながら、無理のないカリキュラムをこなしていくことが指導指針
の中心となります。

新しい中学校生活、クラブへの練習通学などの環境変化に心身ともに適応
し、高い目標意識と文武両立の基本姿勢を各選手がきちんと習得すること
も、この学年の大きなテーマと考えています。

中学2年生時には基本的な選手としてのスキルが実戦の中で高いクォリティ
(精度)で発揮できることの大切さを理解させることが指導指針の中心とな
ります。

しっかりと状況を把握した上での、正しい判断に基づき、精度の高いプレイ
が大切な試合の中で発揮できることの大切さと難しさ・・・。

個々の選手一人ひとりに働きかけながら、最終学年を前に上達のための正し
い方向性をしっかりと意識してもらうことが重要な学年だと考えています。

このクラスの最終学年となる中学3年生時には、このクラス・年代の集大成
としての実戦的な練習、公式戦に向けての戦術練習などが指導指針の中心と
なります。

九州大会・全国大会といったより高いレベルでの試合を目標にしながら、そ
の後のU-18年代で発揮できる「個性力」「順応性」「メンタリティ」な
どが指導指針の中心となります。

多方面から個々の選手に対して、高い外部評価を受けさせることを目標と
し、次の年代の進路選択で、選手自身の希望が実現するように心がけていま
す。

文武両立の基本姿勢の実現により、プロ球団、高校サッカー、進学高校、
実業高校など幅広い選択肢の中から、選手自身がその後の人生の希望にあっ
た最良の選択ができることを目指しています。



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