かおちゃんのひ☆み☆チュ☆

かおちゃんのひ☆み☆チュ☆

本当にあった怖い話 一話目




A子は障害者の父と夫と三人暮らしだった。
A子と夫で店を経営していた。
夫は昼間も働いていたので夜の店の仕入れ、仕込みは
ほとんどA子が手がけていた。
障害者の父の面倒をみつつ、店をやりくりしていたのだ。
そんな精神的に疲れていたA子がある七月のはじめに
店の客からこんな話を聞く。
「七夕の短冊に願いを書くと、叶うんだってさ」
A子はふざけながらも
「じゃあ、店の入り口に笹を飾るから、
皆で短冊に願いをかけよう!」
そうすると次の日早速A子は近所から笹を取って来て、
店先に飾り、短冊を用意した。
A子は願い事を短冊に書いた。
「親父が死にますように」
あくまでもふざけ半分で書いたのだ。
それから10日。
いつもの様に仕事から明け方自宅に戻ると、
なんとリビングで父が目を見開いたまま倒れていた。
直ぐに救急車を呼んだが、既に死んでおり、
A子は思った。
「私が殺してしまった・・・・」と。

それ以来、A子は七夕の日に短冊に願い事を書いている。
そして、それが今でも必ず叶っているのだ・・・・・

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