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テーマ: お勧めの本(8172)
カテゴリ: カテゴリ未分類
城山三郎氏をご存知でしょうか?
「落日燃ゆ」の作品や「硫黄島に死す」などの作品で知られる、名古屋市生まれの作家です。

城山三郎はペンネームですが、名古屋市栄町に生まれ、結婚後に名古屋市の東「城山町」に引っ越ししたことで、「城山」に決めたそうです。
(詳細は最後にあります・・)

先日、仕事の合間に立ち寄った本屋さん。
新刊本の棚のなかで、眼を引かれた本がありました。10310818 城山三郎.jpg

どうせあちらへは手ぶらで行く 
「これからは、鈍鈍楽楽で生きる」 とても、心に響く言葉です!

思わず気になって手にして作家の名前を見ると・・「城山三郎」著者

彼がなくなる晩年まで書き綴った日記でした。執筆しつつも、

著者の孤愁の日々。
耐え難い悲しみ、老いとの葛藤、限られた命の自覚。
そして柔らかな軽みの境地。

最愛の妻が倒れる前年から最晩年まで、自らを励ますように綴られた9年間の感動の記録です。


亡き妻の回想本。「そうか もう君はいないのか」  昨年発売後、ベストセラーになったもうひとつの本です。 10310817 そうかもう君は.jpg





 。

 奥様のがん告知、
 医師からの宣告は余命3か月でした。
2000年(平成12年) 2月24日。奥様が亡くなられました。

奥様がなくなられてから、城山氏の落胆は大きく、「どうせ・・」の日記全編には、
奥様への愛惜と、一人で生きていくつらさが綴られています。
心にぽっかり空いた洞は、誰にも・・たとえわが子でも、埋めることのできないものでした。

2007年(平成19年)3月22日、城山三郎氏は急性肺炎のため亡くなられました。
奥様「容子」さんが亡くなられてから、7年後です。




。



        緑濃しひとりの夏の重きこと、

       緑濃し ひとりの夏をなんとせん

                             (8月10日)

       余生の指針

      楽々鈍 何事も気にしない
       (楽々正論の楽、筋を通す。井上準之助が好んで色紙に書いた言葉。

     「世間は欣ばず。楽しみは正論にあり」。世間が何を言おうと気にしない。
       自分の楽しみは正しい論にあるということ。

      鈍、鈍、楽、へ行くと、どんどん楽になる。楽々鈍鈍
                              (8月27日)

まるで、自分を励ますように何度も日記に書いています。

ますます高まる憂いと悟り、葛藤と老いを受け止めて、抗わず、よくも悪くも開き直る。

何事にも煩わされず、心地よく、心地よく生きて行こう。

力が入らぬのなら、力を抜いて生きていけばいい。(中略)晩年の心の支え。応援句。


こうした日々を送りながら、
どんなに要請があろうと、亡き妻物は書かぬと言っていた、城山氏が、

奥様との出会いと結婚生活を「回想記」として書き始め、ひたすら打ち込んだ作品が、

    「そうか君はもういないのか」でした。

残念ながら、完成を目前にして、79歳で亡くなってしまいましたが・・。

娘さんの紀子さんが未完のままの原稿を整理し、新潮社にお渡したそうです。

次女紀子さんが寄せたあとがきは、「二冊の本」の最後にありますが、読んでいて、涙が流れてしまいました。

この世の中、縁命で出会って、結婚して、ともに人生を過ごす。
「五十億の中でただ、1人、おい、と呼べる」おまえ。

夫婦の絆を、共に生きる素晴らしさを、教えてくれる感動の一冊です。


そういえば

芸能界のおしどり夫婦と呼ばれていた「長門宏之・南田洋子」夫妻。

先日、南田洋子さんがなくなられました。

認知症を長く患い、夫の長門さんは介護の日々でした。
くも膜下出血で倒れられても、なお、泪をこらえ、舞台を勤め、元気な洋子さんでなければ洋子ではない、と言い切りながら、最後に、いっぱいの手書きハートキスをしたと言います。

50年以上夫婦であり続けたお2人。
残された長門さん、

洋子さんがなくなられた現実を、どう受け止め、この先をどう生きていくのでしょう?

生命は永遠ではありません、

どんな人にも必ず、別れが・・長く生きた夫婦にも別れがやってきます。
その時になって、残された者は、どう生きていったらよいのでしょう。

(若いときはさほど気にならないと思いますが)
老いたとき、特に・・孤独と老いと・・をどう受け止めていけば良いのでしょう。

2冊の本を読み終えて、


夫婦が・家族が、共に生きる事、
それは、
「安らぎ」であり、、人生を生きるための応援歌になる、と言う事を感じました。


時には「けんか」もしたり、「愚痴」「不満」も出てしまいますが、相手があってこそなんですね。



応援歌(応援句)を教えていただきました。





















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Last updated  October 24, 2009 03:46:57 AM
コメント(4) | コメントを書く


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Re:城山三郎さんの本に感動(10/22)  
題名からして 頭が下がる内容と思います

読んでいません

夫婦は不思議ですね 家内とは結構話は

しますが 取り留めない会話

それでも しっかりと何かで縛られている

どんなに愛しても 憎んでも 同じように

別れが出る どうせなら 仲良く生き抜きたいですね (October 24, 2009 09:58:56 AM)

Re:城山三郎さんの本に感動(10/22)  
夢姫6171  さん
こんにちは☆
先日はコメントありがとうございました。
たしかに。。。
『あの世へは手ぶらで行く』んですよねェ。。。
強欲に財産を蓄積しても、いずれ旅立ちは身一つ。
生きている間に、精一杯人間を生き抜きたいですね。
時間みつけて、ぜひ本を読んでみようと思います。 (October 27, 2009 02:14:57 PM)

Re[1]:城山三郎さんの本に感動(10/22)  
香子1979  さん
トンカツ1188さん
>題名からして 頭が下がる内容と思います
>
>読んでいません
>
>夫婦は不思議ですね 家内とは結構話は
>
>しますが 取り留めない会話
>
>それでも しっかりと何かで縛られている
>
>どんなに愛しても 憎んでも 同じように
>
>別れが出る どうせなら 仲良く生き抜きたいですね
-----

夫婦って空気みたいになるとつい「会話」しなくてもわかってもらえると思ってしまいます。
だんだん、会話が減ります。
それでも、
仲良く?暮らすのが一番ですが、そんなわけで、些細な事でケンカします。 (November 13, 2009 01:30:28 AM)

Re[1]:城山三郎さんの本に感動(10/22)  
香子1979  さん
夢姫6171さん
>こんにちは☆
>先日はコメントありがとうございました。
>たしかに。。。
>『あの世へは手ぶらで行く』んですよねェ。。。

お金は残さないほうが懸命かと・・(苦笑)

>強欲に財産を蓄積しても、いずれ旅立ちは身一つ。
>生きている間に、精一杯人間を生き抜きたいですね。
>時間みつけて、ぜひ本を読んでみようと思います。
-----

いつもほのぼのしたブログですので、楽しみにしています。
また訪問してくださいねぇ~。
(November 13, 2009 01:32:21 AM)

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