初めまして。ジャカルタ在住の通天閣と申します。
タイ・ミャンマー、カンボジア・ベトナムなんかでもそうなのですが、小学校の授業で隣国のことをぼろくそに教えていたりします・・・・

日中・日韓の場合、日本の教科書については良く問題になりますが、中韓の教科書が問題になったことはないですよね??そんなに日本のことを良く書いているとは思えないわけですが、この辺りの指導から入らないと難しいでしょうね・・・・
なお、私は中韓駐在は絶対嫌です。
(2005年04月30日 23時48分18秒)

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2005年04月28日
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テーマ: 戦争反対(1190)
 反日デモも中国当局によって逮捕者が出ているようでありますが、中国の反日の契機とも言われる靖国参拝問題について、読売新聞の編集手帳で次のように述べられています。

4月28日付・編集手帳(読売新聞)

 ここで述べられているように、死者に対する扱いの文化に相当の差違があることがわかります。編集手帳では、どちらが正しいかはわからないとしてはいますが、我々日本人にとっては、敵であろうと死者を敬うのは正義と考えるところです。
 日露戦争においても、死傷者を救出するために一時休戦して、互いに奮戦を称え合い、互いの死者に敬意を示したという事実がこれを如実に示しています。日本人のみならず、ロシア人にもそういった心があったことは着目に値します。言うまでもなく、こうした心は、日本人なら「武士道精神」であり、西欧であれば「騎士道精神」に乗っ取ったものであります。ヨーロッパ戦線においても第一次大戦時にはこうした精神が色濃く残っていたものです。

 しかし、第二次大戦が勃発し、こうした精神が次第に薄れてきた背景には、やはりドイツナチ党によるユダヤ人虐殺、ソ連共産党スターリンによる恐怖政治によるところが大きいわけです。民族性、宗教性、政治性の一体化のためには、生命の「抹殺」をも厭わないという考え方が支配するのです。こうした要因は、ほとんどが内部的な恐怖支配によるものと考えられ、自己保存への欲望が道義心を遮っていくわけです。
 しかし、日本の場合を考えてみれば、確かに墜落した米軍パイロットへの虐待や、捕虜収容所の劣悪な環境もあったわけですが、全体から見れば、米軍パイロットの保護や追悼碑建設、収容所の環境改善へ努力した兵士の存在など、ドイツ軍によるユダヤ人虐殺、スターリンの白ロシア民族虐殺、粛正に比べれば、全然かわいいものなわけです。もちろん、これは人数だけの問題ではありません。アーリア人至上主義、ユダヤ民族根絶計画、共産党純化計画など、国民全体が統一的な目的のために行動している、いわゆる全体主義的な流れというのは非常に怖いものがあります。日本の場合は、一部の暴力的な者と道義的な心の者とがせめぎ合っている状態だったと言えます。

 話がちょっとずれてしまいましたが、中国の場合はどうなのでしょうか。少なくとも、中国軍と日本軍の間で休戦協定で負傷者の救出という場面は、全くなかったわけでもないでしょうが、聞いた事がありません。そもそも、中国軍(国民党・共産党)の戦い方は、ゲリラ戦であり、便衣兵という民間人に化けて襲撃したり、という武士道から見ると、卑怯な戦術だったわけです。さらに、中国軍の殺害方法は、実に残忍な手法を取る事が知られています。
 つまり、中国の人間にとっては「敵」=徹底的に懲らしめる、という構図しか伝統に無いわけです。武士道という精神も、騎士道という精神もないのです。そこに、抗日や共産主義という全体主義的なフレーズが投げ込まれたわけです。たまたま、中国軍に武力と統制のとれた指導者が現れなかったために、ドイツのユダヤ人虐殺、スターリンの大量粛正のような事件が起こらなかっただけで、すでに第二次大戦時点から十分になりうる素地が醸成されていたと言えます。
 その後、毛沢東以降、政治犯粛正、人民餓死、近くは天安門事件など、数多くの殺戮を繰り返している事は周知のことです。


 確かに編集手帳でいうところの「日本人の心に対する領海侵犯」であるわけですが、中国人にも日本人の心を理解させる良い方法はないものでしょうか。





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最終更新日  2005年04月28日 10時26分16秒
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文化の違いというしかないかもしれません  
金太郎侍  さん
かぽんさんお邪魔します。
中国の歴史は侵略と殺戮の歴史です。
当然、侵略、虐殺された者の憎しみの歴史でもあります。憎しみがまた憎しみを生むという構図は中国の歴史では仕方がなかったことなのかも知れません。
それゆえ日中戦争での日本人の侵略ということが許せないのだと思います。
かぽんさんの引用された記事にもある通り中国人には「武士道精神」も「騎士道精神」も理解できないんです。
戦争の相手は憎むべき以外の何者でもないのですから。
中国人に日本人の心を理解することは難しいのかもしれません。
ただこう言った感情は現代の中国人の中には薄れてきていたはずなのですが。
逆に中国政府は若者に徹底した反日という感情を植え付けたんです。中国国民になくなりかけた愛国心を取り戻すために。
日本にしてみればいい迷惑だと思うんですが、文句もいわず逆に謝罪もすればお金も出すのですから本当にお人よしな国だと思います。 (2005年04月28日 12時46分08秒)

Re:文化の違いというしかないかもしれません(04/28)  
kapon2  さん
金太郎侍さん こんにちは

 まったくもってお人好しな国なわけですね日本は。
 ただ、こうした美徳は日本古来というわけでもありません。現在の武士道的美徳感が成立したのは江戸時代中期以降と思われます。それまでの日本はやはり、野卑な考え方が強かったとも言えます。
 つまり、中国の考え方というのは、日本の江戸時代以前のレベル、と言い換えることもできます。これは民主度・民度でもあり、結局の所、中国人の民度は前近世的であるということなのですね。 (2005年04月29日 09時16分46秒)

隣国同士は・・・  
通天閣2005  さん

Re:隣国同士は・・・(04/28)  
kapon2  さん
通天閣2005さん ようこそ

 遅ればせながら、日本政府も中韓の教科書の調査に入るようです。ただ、本来歴史教育は国家の思想教育の一環なので、内政干渉以外の何者でもないんですがね。まあ、これだけ内政干渉されれば、こちら側も対応せざるを得ないわけで。

 是非、中韓に駐在して実情を調べてください(笑)。でも、実際、政府の調査も、教科書入手は民間駐在の方の協力を得ているらしいですよ。公式には教科書提供しないでしょうから。
(2005年05月01日 08時40分02秒)

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