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茶会のご案内です。京成津田沼駅ビル「サンロード」直結の5階茶室で「秋の茶会」が開催されます。令和6年10月20日(日)京成津田沼駅ビル「サンロード」5階茶室表千家 1席表千家不白流 1席茶券代金 2000円母が表千家不白流で1席持ちます。母の好きな道具で一服差し上げたいという気持ち。みんなでお手伝いしたいと思います。茶券ご希望の方は、メッセージお願いいたします。茶券お送りいたします。kaporinfukufuku@ezweb.ne.jp
2024年08月29日
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昨日から書道教室、1か月夏休みに入りました。2年前から書道教室は8月はお休み。自分のために夏休みを取ることにしました。1か月あると、普段できなかったことができます。大掃除をしたり、部屋の模様替えをしたり、着物の入れ替えをしたり、楽しみな1か月です。まずは、途中になっていた仕服を仕上げました。裂地の模様がわからなかったので、お稽古用の茶入の仕服にしました。共蓋が珍しい茶入。後2つは仕服を作りたい。数寄屋袋も作りたいんだよなぁ。水漏れする水指も修理したい。有効に夏休みを過ごします。9月29日の「粋黒茶会」はおかげ様で満席となりました。8月に入ってから、皆様に改めて詳細をご連絡いたします。茶会までよろしくお願いいたします。
2024年07月27日
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暑い夏がこれからですが、茶会の楽しみを待ちわびながら過ごせていけたらと茶会を企画しました。先ずは、千駄木の和食料理屋「粋黒」で鯛茶漬け御膳を召し上がっていただきます。「粋黒」の女将さんは銀座の「うち山」で修行された方。縁あって、私達の教室で一緒にお稽古しています。お食事の後、2階の茶室で続きお薄の流れで濃茶→薄茶ではなく、薄茶→薄茶を楽しんでいただきます。産地の違う薄茶の飲み比べ。ご一緒に楽しんでくださる方、お声かけください。日時 令和6年9月29日(日)場所 和食料理屋「粋黒」 文京区千駄木2丁目46-3人数 1席6名様づつ茶券代 6000円1席目 10時~11時 鯛茶漬け御膳 11時半~12時45分 茶会 (満席)2席目 11時半~12時半 鯛茶漬け御膳 13時~14時15分 茶会 (満席)3席目 13時~14時 鯛茶漬け御膳 14時半~15時45分 茶会 (満席)茶券代は料理屋での茶会ですので、前払いをお願いしております。キャンセルは9月20日まで。その後のキャンセルは、どなたかご紹介いただくか3000円のみ返金させていただきます。ご了承の上、メッセージお願いいたします。折り返し、振込先などご連絡差し上げます。メールkaporinfukufuku@ezweb.ne.jp 「粋黒」@ikkoku2023#茶会#粋黒#鯛茶漬け御膳
2024年07月10日
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日付が前後してしまいましたが、茶会の前の週は金沢に行っておりました。昨年は同じ時期に主人と。今年は娘と行ってきました。主な目的は「百万石茶会」前日の献茶も拝見することができました。今年も2日間に渡り、様々な流儀の茶会に参加させていただきました。金沢ならではの道具も多く、前田公の軸や大樋焼、九谷焼、輪島塗、春慶塗。出会いもあって、とても勉強になる二日間でした。そして、今回は自分達の茶会の和菓子探しの旅でもありました。様々な和菓子屋の本店へ。本店に行くと、本店限定の和菓子も多いし、色々お話しも聞けたりして、いいなぁと思うことが多いです。こちらの有名な「こもかぶり」も本店だと目の前で作ってくれて出来立てがその場でいただけます。出来立ては、皮が大判焼きみたい。大樋美術館も見学できました。樂家の歴代の茶碗が並んだものは、何回か見たことがありますが大樋焼の歴代の茶碗が並んでいるのははじめて。こちらも勉強になりました。茶会の和菓子も購入できたし、充実の金沢旅でありました。また来年行きたいなぁ。金沢の茶人達、みんな温かく迎えてくださるんですよねぇ。
2024年06月15日
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「表千家不白流 初夏の茶会と岡田知子小作品展」二日間の茶会、無事に終了いたしました。お越しいただきました皆様、ありがとうございました。はじめましての方ともお話しできたり、お茶会にお誘いしたかった方とようやく5年ぶりにお会いできたりとよい時間となりました。茶会は、茶道をご存知ない方も多いと思い、15分ほどの略盆点前で。床の間には映画をみた方もいらっしゃるかなと思い「日日是好日」の短冊花は「蛍袋と花筏」花入は駿河竹細工。「粋黒」の女将さんは静岡県出身。お客様で「下が黒く塗ってあって富士山のように見えますね」と言ってくださった方がいたのですが、まさに富士を模して作った花入れだそうです。略盆点前は、花入から始まって地方の工芸品であわせようと思っておりました。秋田県の桜の木の皮を張った樺細工のお盆。ちょっと大きめなので、それに合わせて溜塗の曲の茶器。秋田県は曲げわっぱも有名なので、秋田のものだったらいいなぁと思って合わせました。茶杓は義父の手作りの茶杓。南天の木で作っています。「粋黒」はちょうど一周年記念。「南天」は「難を転ずる」益々のお店の繁盛を願っております。そして、今回の茶会は、石川県を応援したいという思いもありましたので、和菓子は越山甘清堂製の「金城巻」食べて石川県応援です。伊予柑あんなので、柑橘の爽やかさがありました。もうひとつ、輪島漆器協同組合にも募金をしたいと思い、娘と私が手作りしたものをプレゼントして募金もお願いしました。たくさんの方が募金も協力してくださって24,200円の募金が集まりました。輪島塗復興のためにお送りいたします。お越しいただいた皆様、募金に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。#粋黒#岡田知子#茶会#金城巻#越山甘清堂 #表千家不白流
2024年06月10日
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明日から2日間「表千家不白流 初夏の茶会と岡田知子小作品展」開催です。令和6年6月8.9日(土日)10時から16時千駄木駅徒歩5分和食料理屋「粋黒」文京区千駄木2丁目46-3いよいよ開催です。イラストレーターの岡田さんとは、私の茶会にお客様として来てくださった時からのお付き合いです。岡田さんのイラストは、温かい優しさに包まれた絵ですが、絵が好きという心が詰まっています。そんな岡田さんの心の声を聞きにいらっしゃいませんか。私の茶会は略盆点前。手付きの薬缶を用意して、15分くらいの簡単な点前です。正座が苦手な方でも、ちょこっと茶の湯を体験してみてください。茶券は当日券で1500円。せっかくたくさんの方に来ていただけるならと思い、能登半島地震の応援も一緒にしたいと思い、和菓子は金沢の和菓子を用意しました。展示会の何ヵ所かでも、能登半島応援ブースを用意しています。合わせてお楽しみください。「粋黒」は1階も2階も貸室と利用できます。今回、展示会と茶会を体験していただいて、色々な方に活用していただけたらと思っています。着付けをされている方、和小物販売の方、写真家の方、内見がてらお散歩にいらしてみてください。
2024年06月07日
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いよいよ6月8.9日(土日)千駄木にあります和食料理屋「粋黒」にて、略盆点前の茶会とイラストレーター岡田知子さんの小さな作品展開催です。 1階は岡田知子さんの小さな作品展。岡田知子さんはイラストレーターとして活躍中。作品のこと、イラストレーターとしてのお仕事のこと。これからデザインとかイラストで活躍したい方、直接お話し聞いてみてください。そして、作品のこと。どんな紙を使ってるのかとか、鉛筆、絵の具、構図のこと、書き方のこと、お話しは尽きない。そして、2階の茶室では、私が略盆点前。お盆の中だけでお茶を点ててお出しします。茶券代 1500円で和菓子と抹茶を一服。当日券での販売です。お時間ありましたら、お客様に自分の抹茶を点ててもらってもいいかなぁ、などとも思っています。外国の方などお寄りいただけたらなと思っています。15分くらいの正座です。日本文化を体験してみませんか。場所は千駄木から徒歩5分の「粋黒」文京区千駄木2丁目46-3和食料理屋さんです。今回はお食事はできませんが、「粋黒」は貸室としても利用できますので、皆さん内見がてらいらしてくださるといいなぁと思っています。「粋黒」はちょうど1周年記念。銀座の「うち山」で修行したお女将さんが一人でお店を開店しました。開店準備のこと。リノベーションのこと。お店を開きたいなと思っている方など、二日間お女将さんも受付にいらっしゃると思います。是非声をかけてみてください。皆様のお越しをお待ちしています。#茶会#粋黒#岡田知子
2024年05月27日
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三日間にわたる三献の茶会終了しました。30名以上の方にご参加いただきましたこと、大変ありがたく思います。今回は初風炉。遠山の灰型を作って、皆様をお迎えしました。掛軸は寛道筆「清風動修竹」清らかな風がまっすぐ伸びた竹を動かし、サワサワ揺れることを表しています。清らかな風だけがあっても、まっすぐな竹だけでもサワサワとは音がしない。両方があってこその5月を感じます。今日の三献の茶会も、私だけでなくとお客様と共に作り上げていきたいたいう思い。一献目は、アスパラガスとしめじ、豆苗のさし酢和えと手作りのからすみ。お酒は山口県の「東洋美人おりがらみ」を用意しました。お酒に詳しい方から、攻めの素晴らしいチョイスとお褒めいただきました。甘さと旨みのバランスがよいお酒でしたので、女性でも最初の一口が嫌な感じがしなかったのではと思っております。二献目は、鶏肉の焼いたものに抹茶塩のふりかけと茗荷の芋寿司。引き続きお酒は「東洋美人」で。三献目は、刺身風のり巻き。中身は、鮪の漬けとネギトロ沢庵、昆布締めした帆立に大葉、ポン酢ジュレをのせて。つけ合わせは、紫蘇と豆腐の寒天。お酒に合うように、ごはん少なめで具が多めののり巻きにしました。お酒は、和歌山県。の「紀土」スッキリとした飲み口なので、刺身と合うし、初夏の暑さでもさらっと飲めるかなと。今回は、娘の料理が好評に感じました。メインの料理だけでなく、つけ合わせにも心配りをしたのがよかったのかなと茶会の後に二人で一服しながら話をしました。娘と基本二人で行う茶会なので、なかなかたくさんの方をお声かけすることができませんが、ご縁がありましたらまたご一緒に。
2024年05月21日
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今回の名古屋旅の目的は、茶畑と買い出し。名古屋駅でレンタカーを借りて、西尾市へ。茶畑どんな所だろうと思っていたら、住宅地をちょっと奥に入ったらいきなり茶畑が出てきました。静岡の茶畑みたいに、高台に行くでもなくいきなり畑。9割抹茶を作っているということで、すべて黒い覆いがかけてありました。西尾市の抹茶は、宇治についで全国2位の生産量。知らない方の方が多いのではないでしょうか。私も、茶会で西尾の抹茶をいただいてあまりの美味しさにいつか行ってみようと思っておりました。工場見学もさせていただき、最後に一服。やはり濃い緑色とふくよかさのある抹茶でありました。その後は、半田市へ移動。ミツカンミュージアムへ。こちらでは、よい出会いがありました。「山吹」という赤酢。これは!もうこれでしかのり巻き食べれなくなる美味しさ。そして、後は和菓子屋巡りです。お目当てはこのお菓子。食べ比べもできました。満足な名古屋旅。目的がある旅はいいですね。今度は名古屋城で開催されているという市民茶会に行きたいなぁ。
2024年05月20日
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「表千家不白流 初夏の茶会と岡田知子小作品展」爽やかな陽気に誘われて谷根千のお散歩などいかがでしょうか。令和6年6月8日(土)・9日(日)10時~16時和食料理屋「粋黒」にて開催文京区千駄木2丁目46-3千駄木駅徒歩5分普段は和食料理屋としてお食事処である「粋黒」の一階では、イラストレーターとして活躍している岡田知子さんの小作品展を開催。二階の貸し茶室では、表千家不白流 香和会による略盆点前で一服差し上げます。茶券は一服和菓子付き 1500円(当日券のみ)「粋黒」は貸し茶室として二階を貸し出しております。皆様で様々な使い方をご検討いただけたらと、茶会を開催します。また、普段はお食事処としている一階を使ってイラストレーターの岡田さんの小作品展。作家さんと直接お話ができます。作品作りのこと、使っている道具のこと、ゆっくりとお聞きしてみてください。また、「粋黒」のおかみさんもいらしています。お店を開いて一周年。お店を開業したいと思っていらっしゃる方など、参考になる話も聞けるかと思います。皆様のお越しをお待ちしています。「粋黒」@ikkoku2023「岡田知子イラストレーション」@tomoko.okada.illustration
2024年05月07日
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親子三代での茶会。まずは開催できて良かった。三人共が元気でいることが一番大事ですが、周りの人も元気でいないと開催できる茶会ではありませんでした。母は如庵の写し席。掛軸はこちら。表千家不白流家元直筆の「是力」この茶会を力に、もう少し頑張ろうという母の願い。私の広間はこちらの掛軸。「心花開五葉」花盛りの春ではあると思っていたので、こちらの軸を用意しました。花が開くだけでなく、「心花」が開くので、私自身が大きく開いて行きたいという願いもこめてこの軸を選びました。この茶会を開いて、何だか私って母と娘の手を取って組体操の真ん中に立ってる人みたいだなぁ、なんて思ってました。私自身にはそんなに感性も感覚も研ぎ澄まされてはいないけど、母と娘は感覚人間。その二人をつなぐ役目なのかなぁ、と思って茶会をしていました。そして、略盆席の娘の掛軸。「柳緑花紅」こちらも春の言葉ではあります。しかし、沖縄の柳節の一節として用意していました。「柳は緑、花は紅、人は情け、梅は香る」柳は緑が美しいし、花は紅に色づく、人には情けがあるし、梅は色づかないが香りがある。それぞれに良いところがあると言う意味。娘は、祖母にも母にも、そして自分にもそれぞれに良いところがあり、みんな違ってみんないいのつもりでこの色紙を選んでいました。何か皆様の心に届いていたらうれしいです。
2024年04月19日
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晴天に恵まれた日曜日。如庵写しの茶室で茶会を開催しました。母と私と娘、それぞれが席を持ち親子三代での茶会です。いつかやろうと決めてはいたのですが、コロナがあり実現できなかった茶会でした。広間席は私の担当。こちらの広間は、変わった場所に床の間と点前畳がある広間。春の陽気に合わせてのしつらえを楽しみました。春慶塗の山里棚に、桜川の弥七田織部の平水指をずいぶんほめていただきました。暑いくらいの陽気だったので、平水指がよく写ったのかもしれません。本当に、コロコロと変わる陽気に道具組も悩まされました。娘の席は略盆席。六畳間に毛氈を斜めにひいて、野点の雰囲気を出しました。私の教室の年配の方がお点前を引き受けてくださり、娘を助けてくださって、軽めでありながらも落ち着いた席になっていたと思います。こちらのお菓子が「みすず飴」だったのですが、ことのほか美味しく感じました。そして、母はもちろん如庵席。この席に、母の好きな道具を置いてみたいというのが願いでした。備前の種壺の水指が有楽窓を通して差し込む光に当たって、それはそれはよい眺めだったようです。午前中の光の入り方がすごく素敵だったようです。外に出れば、若葉が生い茂り鶯が一日鳴いていて、最高の茶会日和でありました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。またご一緒できるときがあったらうれしいです。
2024年04月16日
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「五事一行」とは、流祖不白が51才の時に東海寺での利休忌の折に考案したもので、七事式のうちに廻り花、廻り炭、且座、花月、一二三の五事を一度に行います。利休様に供茶を差し上げた後に「五事一行」です。まずは廻り花。次に廻り炭。次に且座のお香。そして、濃茶に続いて花月。最後に一二三。私達の教室で五事一行までやるのは初めてのことでした。きちんとできるのか、この一ヶ月担当の者は、教則本を読みこんできてくれました。お陰で二日間、無事に終えることができました。参加してくださった皆様ありがとうございました。五事一行の後は、皆様とうずみ豆腐で会食。京都の赤味噌のうずみ豆腐、疲れた体にしみました。
2024年04月01日
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昨日「禅と食」の講演会に芝公園の曹洞宗総務庁がある「芝公園東京グランドホテル」に行ってきました。4時間にわたり、講演会を聞いたり精進料理をいただいたり、座禅や写経をして充実の一日でありました。道元禅師が書いた「典座教訓」を元に講演会。「調理」を「修行」にしていく道しるべを語ってくださいました。●季節の野菜を使って美味しく食べられる工夫をこれは我が家では昔から定番。娘達が小さい頃から、個人の農家さんと仲良くしていたので大量に同じ野菜が届く時がありました。これをあれこれ調理方法を変えるのが結構楽しい。この前のさつまいも大量もよくあることです。●作る量を無駄にしない●作ることを人任せにしない●清潔に●整理整頓。調理道具を大切に。●与えられた食材で頑張るこれらは、娘が病院調理で経験してきたことです。管理栄養士として病院で採用になった娘。同期や先輩の中には、何で管理栄養士なのに調理を担当しなきゃいけないのか、と不満も多かったようです。でも、そこで2年間踏ん張り、調理をしなければわからないことがたくさんあったようです。●食材が自分の心から離れず、自分の心も食材から離れない気持ちで食べ物と一体になるうわー、これを聞いたときに娘だ!と思いました。枝豆茹でながら、「枝豆が今、鍋からあげてって言った」とか言っちゃう娘です。食材と会話しながら料理してることは確か。●一本の野菜に仏の身体を感じ、仏が一本の野菜に姿を変えて現れたのだと理解する。娘が、今日は仏様がキュウリの姿になってやってきてくれた、と言い出したら悟ってしまったなと思うことにします。今日の講演会は、お坊さんもとても分かりやすく楽しく話してくださいました。何よりも、娘と私達の懐石料理に対する考え方や日々の生活が全肯定されたようで、自己肯定感が爆上がりでありました。そして、講演会の最後は「典座教訓」から、働くことの意味と価値。三心が大切●喜心(きしん)誰かのためにできる喜び●老心(ろうしん)親が子を思う気持ちのように相手を思いやる心●大心(だいしん)どっしりとして偏りのない心人によって態度を変えることなく、俯瞰の目で見て、成功も失敗も一つの景色としてとらえること娘と私の「三献の茶会」を続けるにあたって、とても励まされ心に残る講演会となりました。そして、その他にも精進料理をいただき、座禅会を組んで写経をして、行茶をして大満足の一日でありました。行茶の作法も教えていただきました。
2024年03月11日
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一度行こうと思っていた旧吉田茂邸。急にお稽古休みになったので、行ってきました。吉田五十八の設計。平成21年に火災で焼失してしまった後に、平成29年に地元の方々の支援を受けて再建築。和洋折衷な感じの応接間。船底天井なのに、洋風なインテリア。書斎は完全に和の部屋。掘りごたつもあったりしました。一転、食堂は完全に洋風建築。天井も高くて要人をお迎えできる作り。2階に上がれば、天気が良ければ富士山を一望できる。 庭はきれいに手入れされていて、見学に行ったときもたくさんの庭師さんが入っていました。なのに、庭は無料開放。犬を散歩させている親子がすれ違う時に「今日、茂邸寄ってく?」と会話していて「茂邸???」友だちんち寄ってく?みたいに話してるのが面白く、地元の方に愛されてる場所なんだなぁと思いました。伊藤博文、岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、三条実美、西園寺公望、吉田茂が祀られている七賢堂が竹林の中に建っていました。そして、山の展望台には吉田茂像。なんとも良い眺めのところに立っているではありませんか。サンフランシスコの方角を向いているそうです。梅が終わっていたのは残念でしたが、お庭を一周して何だかうまく言えないけど昭和の偉大な政治家の気概のようなものを感じました。良い場所でした。この後、隣にある茶室「城山庵」へ。三井家別荘に置かれていた国宝の茶室「如庵」の写しを見てきました。たまたま如庵を使っている方がいて、どうぞと言って見せてくださいました。もちろん庭にも回ってマイプームの腰かけ待合も。こちらは正客の足元の石がわかりやすい。横には砂雪隠もありました。帰りには、大磯港によってフィッシュバーガーを港で。 アジフライ揚げたてがはさまってて、タルタルソースにもしらすがいっぱい。これで400円台。つみれ汁もつけてもらって大満足の昼食。あー、いい一日でした。
2024年02月24日
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昨日、無事「粋黒茶会」終了いたしました。風邪が流行っている中、お休みもなく18名様全員とお会いできたことうれしく思います。紫こうちの花入に侘芯椿とアブラチャン。暖かい一日を皆様と過ごせて、何よりの喜びでした。お客様のお一人が、「初めましての皆様と一緒に食事をして、和やかに続きお薄の茶会を楽しんで、コロナがあけたんだと実感しました」と仰ってくださいました。茶道はルールも多い空間であることは承知しております。その概念を崩すことなく、緊張感のある中にも茶道で集う喜びと和み。茶室という空間でお客様それぞれが考える世界観を作るきっかけになりたいと思っています。近くの和菓子屋さんに素敵な和菓子も作っていただきました。白が多めで、緑は少なめで茶巾絞りで中身はこし餡でお願いしますと伝えていました。銘は「下萌」三寒四温。そんな待春の気持ちを込めてみました。着物はしつらえに合わせてこちらにしました。また、ご一緒してくださる方がいたらうれしいです。粋黒では、6月にまた違う形でイベントを行うつもりです。改めてご紹介させていただします。#粋黒#茶会
2024年02月11日
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大先生の初釜も4年ぶりの開催。あいにくの大雨で、ご年配の方が多いのに大変でありました。私は裏方手伝い。洋服でお手伝いさせていただきました。洋服で良かったです。雨下駄とか雨傘とか片付けるのにずぶ濡れ。写真を撮ってる暇もなかったです。せっせと使ったら片付けるの繰り返し。でも、皆さん元気でお会いできたことが何よりでした。4時間の茶事は、やるべき事が多いのでゆっくりと楽しむことは難しいですが、いつかのために頑張りたいところですね。大先生お疲れ様でした。
2024年01月22日
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4年ぶりの本懐石の初釜。二日間に分けて行うことができました。この4年間に娘と共に、懐石料理を習いました。何度も自宅で復習して、今回の本懐石にのぞみました。汁物はれんこん団子。こちらは、三井寺で食べられている精進料理から。向付は、鯛の昆布締めと氷豆腐。市場で美味しい昆布を教えていただきました。氷豆腐は、昨年の上野で開催された和食展の江戸料理レシピより。煮物椀のしんじょ。懐石の先生に教えていただいたもの。ちょっとしたコツで今でとは違うフワフワ食感。焼き物は鱈のお粥味噌のせ。預け鉢は、とりつくねと雷こんにゃくにさやいんげん。実はこの雷こんにゃくがすごく手間がかかっています。進肴は、ごぼうと揚げ麩の白和え。こちらも三井寺の精進料理から。 八寸は、生からすみのイカ合えと芽キャベツのお浸し。生からすみ、生?話題となる八寸となりました。我が家に1本残っていた石川県の数馬酒造の「竹葉」も少し皆様と共に。酒蔵が元気になった時に、また買わせていただきます。もう一本は、新潟県長岡市のお福酒造のひやおろし。こちらは昨年の「長岡酒の陣」で購入したもの。気が滅入るお正月の始まりではありましたが、私達は元気なのですから元気に過ごし、いっぱい働いて、石川県が元気になった時に、たくさんお金を落とせるようになりたいです。数馬酒造さん、御祖酒造さん、和菓子の「笹の雪」の浜口長生堂さん、輪島塗を見学させてくださった「太王」さん。石川県でたくさんお世話になりました。またいつか皆様とお会いできますように。#数馬酒造#御祖酒造#浜口長生堂#太王
2024年01月15日
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今年の新年は、自分の実家に行きました。1月1日に行くのは、結婚してからはじめてかもしれない。実家の分まで娘とお節料理作りました。毎年のように作っているので、ずいぶん上達しました。今年は丹波の黒豆美味しかった~。田作りも、金団も、こんにゃくも。あれっ?全部娘が作ったものだな?まぁ、私の作ったものもそれなりでしたよ。1月2日は自宅に親戚一同が集まりました。8名での新年のご挨拶。こちらのお節も作りました。皆さんに喜んでもらえて、6時間の大宴会。そしてもう一つ。娘夫婦のご実家のお節も作って娘が持っていきました。疲れましたが、母から教わった料理を娘が受けついでくれるのはうれしいことです。3日は家族麻雀。こちらも毎年恒例です。4.5日と後片付けや初釜の準備。6日は娘と映画に出掛けて、お互いのお節料理の感想会。映画は「ポトフ 美食家と料理人」久しぶりのフランス映画でした。ゆったりとした時の流れが、お正月疲れを取るのには良かったです。映像がきれいで光の入り方がいい。料理を作る音もとてもいい。何より料理に対する姿勢や精神が懐石と繋がりました。料理好きな方には、お勧め。そして、今日7日。寒川神社に初詣。いや~、混んでた混んでた。お義母さんを連れてきてあげれて良かった良かった。さぁ、明日から通常に戻ります!今週末は2日間初釜となります。今年から本懐石に戻します。4年ぶりの本懐石。娘と一緒に頑張ります。皆様、今年もよろしくお願いいたします。
2024年01月07日
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今年も後二日。一年間ありがとうございました。今年は私自身、激動の一年でありました。茶道では、流儀で立場が変わり、突然の新しい挑戦の始まりとなりました。4月には息子が就職して、6月には一人暮らしを開始。引っ越し先が決まる2ヶ月間で、様々なドタバタがありました。6月にはお弟子さんが茶室付きの和食店をオープン。オープン前から応援できることはないかな、と模索する日々でした。オープン後も、様々な企画に関わることができました。こちらは来年も継続していきます。書道の方は、働き方改革。年齢を重ねてきた今、長く仕事が続けられるようにと8月の1ヶ月間休みを取ることにしました。これは大正解❗今年の夏が暑かったので、身体を休めることができたことと、家にずっといたので大掃除ができました。夏の大掃除がここにきて効いている❗年末の大掃除がラク。後半は夫婦二人だけの生活になりました。時間を自分のためだけに使える喜びを味わったと思ったつかの間、筆耕の仕事を詰め込み過ぎました。集中し過ぎました。腱鞘炎発祥。9月からは手首の激痛と戦うこととなりました。無理は禁物❗と身をもって体験することとなりました。針治療に通い、ずいぶん回復してきて少し安心しています。お節料理を作れそうです。色々ありましたが、何とか毎日を乗りきってきたという感じです。来年も挑戦したいことがいくつかあります。形にできるよう努力するとともに、もう少し丁寧に暮らして行きたいと思います。もう少し落ち着いた大人になりたい。来年もよろしくお願いいたします。
2023年12月29日
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令和6年2月10日(土曜日)粋黒茶会おかげさまで満席となりました。朝起きたら、最後の一席お申し込みが入っていました。うれしいクリスマスプレゼントでした。お申し込みいただきました皆様、ありがとうございます。初釜が終了しましたら、準備を整えていきたいと思います。茶会までよろしくお願いいたします。
2023年12月23日
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先日の社中だけの「粋黒」茶会。一日に三席の鯛茶漬御膳付きの続きお薄の茶会。一日の流れや段取りを確認できました。ということで、来年になりますが「粋黒」茶会の募集を始めます。築50年の一軒家をリノベーションして和食料理屋にした「粋黒」千駄木駅から徒歩7分ほどの「粋黒」での茶会を開催します。表千家不白流で続きお薄の茶席です。1階は御食事処。2階は茶室。1階で「鯛茶漬御膳」を召し上がっていただいた後に2階に上がっていただき、「続きお薄」の茶会を開催します。1席6名様まで。濃茶は各服でお出しします。1席目 10時~11時 鯛茶漬御膳 11時半~12時45分 続きお薄(満席となりました)2席目 11時半~12時半 鯛茶漬御膳 13時~14時15分 続きお薄(満席となりました)3席目 13時~14時 鯛茶漬御膳 14時半~15時45分 続きお薄(満席となりました)1席6名様まで。茶券代金 6000円(前払い)料理の仕入れを考慮して、2月1日以降のキャンセルは不可。お知り合いの方をご紹介いただくか、2000円のみ返却とさせていただきます。「粋黒」東京都文京区千駄木2丁目46−3お申し込みは、メールでお願いいたします。 kaporinfukufuku@ezweb.ne.jp 「席ご用意できました」のご連絡がありまして、参加確定となります。その後、振込先のご連絡を差し上げます。皆様のご参加お待ちしています。他のサイトにも載せていますので、満席のご連絡が行き違いになる場合があるかもせれません。ご了承ください。''
2023年11月29日
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いよいよ4年ぶり。青葉区民芸術祭も飲食が可能となりました。あざみ野駅から徒歩5分。アートフォーラムあざみ野にて開催します。青葉区茶道部会では、12月2日(土曜日) 煎茶席12月3日(日曜日) 中国茶席10時から15時ワンコイン500円で楽しめます。皆様お誘いあわせの上、お寄りください。横浜市青葉区茶道部会では、来年からの青葉区芸術祭での茶席を受け持ってくださる先生を募集しています。抹茶だけでなく、煎茶や中国茶、世界のお茶を教えている先生や団体を募集しています。残念ながら、個人で茶道部会に所属することはできません。ご一緒に活動して、お茶の輪が広がっていけたらうれしいです。横浜市青葉区地域振興課0459782297私のメールは kaporinfukufuku@ezweb.ne.jp メールいただけたら、詳しい内容お知らせします。
2023年11月25日
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昨日、社中のものだけで千駄木の日本料理屋「粋黒」で茶会をしました。1席6名限定で3席の茶会。総勢18名のお客様。まずは「粋黒」の看板料理。「鯛茶漬御膳」を召し上がっていただきました。ごまだれの鯛茶漬け。皆さん、土鍋ご飯のお焦げまでいただきましたとおっしゃっていました。食事がお済みになったら2階の茶室に移動して続きお薄の茶会。織部床の茶室のため、小さな掛け軸を用意しました。大道筆「時雨洗紅葉」花は備前の徳利に「白菊、ヒエ、アスパラガス」粋黒は日本料理屋さん。そして、静岡三島産の富士山伏流水で育った野菜を使っています。花は、野菜を生けようと決めていました。粋黒初めての炉開きです。点前座には、長板に京焼の砂金袋でお祝いの気持ちを表しました。釜は、粋黒のおかみさんがおば様からいただいた真形釜。1席目のお客様は、千駄木がとても懐かしい人達をお呼びしました。茶道の先生であった祖母が60才で亡くなったので、その後母は千駄木2丁目で教えていた先生の所に40才で習いに行ったのです。90才過ぎまで教えていた先生に20年近く通ったのでしょうか。私自身も、根津の先生に師範までの免状を取っていただきました。その時にご一緒にお稽古していた皆様方。同じ茶席に入るのは何十年ぶりですね。先生がこの茶席に来てるようですね。などと、皆様本当に笑顔で楽しんでいただけました。近くに根津神社があるのですが、そちらの奥様も同じ社中でした。私も小さい頃、何度もつつじの季節に野点のお手伝いをしました。何とも暖かい小春日和にふさわしい一日を皆様と過ごせて感謝。粋黒さんも、とてもよい茶会だったようで定期的に続けて欲しいとの言葉をいただきました。ということで、次回は2024年2月10日(土曜日)。先行予約される方は、メールお願いします。
2023年11月20日
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2023年11月3日、青葉区民まつりの茶席無事に終了しました。今年は大学生が主体となってお点前、お運びをしてくれました。若い方のお点前はいいですねぇ。いらっしゃる方も、それはそれは喜んでくれました。総勢210名様にお茶をお出ししました。いつもは午前中閑古鳥が鳴いていたのに、今年は10時始まる前から並んで待ってくださいました。地域のお祭り、皆さん楽しみにされていたようです。4年前も来たんですよ、という方が何人もいらっしゃいました。横浜市青葉区の茶道部会。青葉区役所の地域振興課にあります。茶道部会は団体登録。地域のために活動してくれる方を募集しています。茶道部会という名前ですが、現在は中国茶や煎茶、紅茶の先生も所属しています。ご興味がある方は、メールください。 kaporinfukufuku@ezweb.ne.jp
2023年11月03日
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当日のご案内になってしまいました。本日、11月3日(祝)横浜市青葉区民まつりです。青葉区役所と青葉公会堂で色々な催し物が開催されます。私は茶席担当。昨日、準備してきました。これから、着物を着て出かけます。お近くの方、是非お寄りください。茶券300円で、練りきりの抹茶を一服。
2023年11月03日
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三献の茶会を終えて一ヶ月。暑い中でのちょっと大変な茶会ではあったけど、珍しく満足感のある茶会でした。いつもいつも反省が多いのですが、それ以上にはじめましてのお客様が多くて、新しい出会いにとてもワクワクした気分が残っていて、楽しかった。また、機会をみて企画したいなぁと考えていたら、参加してくださった岡田知子さんから手紙。岡田さんは、イラストレーターとして活躍している方です。いつもいつも、参加してくださった茶会の様子を素敵に綴ってくださいます。「丘の上から通信」https://okakara.exblog.jp/33441661/手紙と一緒にかわいい栞。松喰い鶴ではなく、幸喰い鶴。かわいい!使いたい!けど、使ったら汚れちゃう!と思っていたら100円ショップで見つけました。これで挟んだら、パウチしたみたいになった!芯が入ったみたいになったし、これで安心して使えます。ありがとうございます。伝統文化を継承したいと思って続けている茶道ですが、最後はやっぱり人なんじゃないかと思う今日この頃。
2023年10月27日
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今日も日本酒三昧。朝から朝日酒造の酒蔵へ。有名な「久保田」を作っている酒蔵です。長岡で一番大きな酒蔵。昔ながらの木造の酒蔵ではなく、立派なコンクリートで温度管理した建物。8名で見学。1時間かけて見学。丁寧に熱意を持って語ってくださって、お酒愛が伝わってきました。朝日酒造は、オートメーション化も進めていますが、同時に昔ながらの手作業も大事にしている。作るお酒によって、機械や手仕事を変えているようです。何よりも他の酒蔵よりこだわっているのが精米。磨きの技術を大切にしていて、丸く磨くだけでなく米の形そのままに磨くことにより、お米の一番良い部分だけを残せるそうです。30%くらいまで磨くのに、100時間かかるそうです。お米が小さくなっちゃうため、原価の部分で値段がかかるのかと思っていましたが、時間も倍以上かかっているのですね。見学した後は、敷地内の隣の建物に移って食事とお酒を楽しみました。酒蔵さんのお話を聞きながら食事かと思えば、最初に原酒利き酒大会。その後は、蔵元さんとお話しながらの食事。お酒の銘の付け方や、ラベルの紙のこだわり。出来上がりのお酒の食事との合わせかた。お燗の仕方。たくさんのことを教えていただいて、充実した一日でした。酒蔵の樽が置いてある部屋の酸欠の話。すごかったなぁ。魅力的な話だけを聞かせてくれるのではなく、お酒を作る大変さも教えてくれました。大変さもふまえて、お酒を楽しんで欲しいという言葉、受け止めました。ありがとうございました。#朝日酒造#久保田
2023年09月24日
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土日を使って新潟県長岡市へ。一日目は「越後長岡酒の陣」に参戦。16の酒蔵がアオーレ長岡に集結。隈研吾さんの設計だそうで、廃材を使った解放感のある作り。2時間でチケットがある限り飲み比べ。私達は純米酒にしぼって飲み比べをしてきました。全部飲みきらないけど、飲み過ぎでしょう。でも、美味しいお酒見つけました。前に座った方に、どれが一番好みでしたか?と聞いたら同じだった!蔵元さんのところに、もう一度テイスティングに行ったら、今年良くできたんですよと相貌を崩して笑顔。名刺もいただいたので、後から連絡するつもり。来年の初釜のお酒はこれかなと思っています。栃尾の油揚げや新潟産枝豆などもあって、2時間楽しく飲むことができました。昨年はチケット余ったそうですが、今年は750枚完売だったそうで、来年以降も盛り上げて行きたいと言ってました。楽しい企画に参加できて大満足の一日でした。
2023年09月24日
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三日間にわたる「三献の茶会」無事に終了いたしました。暑い三連休。30名様に自宅まで来ていただき、様々な出会いや会話が生まれ充実した毎日でした。「三献」という三つの懐石と続きお薄の流れで「薄茶ニ服」寄付には「古今無二路」今と昔、お茶の道に二つはないという気持ち。続きお薄の流れで薄茶を二服。こんなことは茶道にはありません。私は斬新なことをしたくて三献の茶会を続けているわけではありませんという、意思表示。娘のお迎えで蹲へ。お正客様に「若いお嬢さんにお迎えに来ていただき、それだけで清々しい気持ちになりました」という言葉に胸がつまる。寄付では、私の茶道の伝統を守る決意の色紙ではありましたが、とは言っても薄茶二服。しかも産地を飲み比べて楽しむ茶会。「楽在一盌中」一盌の中に楽しさ在り。どんな茶会になるか私も楽しみでした。花は、「秋明菊と数珠玉と吾亦紅」三日目の大先生に高さが高いことと、もう少し可憐に生けるようご指摘。難しい。三献の懐石の一献目。大分県の郷土料理「きらすまめし」かぼすが効いていて、暑い日にはこれかなと。お酒は石川県の「竹葉」二献目は煮物。「あげ麩、茄子の丸煮、海老の酒煮、牛肉の昆布巻き、芹」それぞれ別に作っていますので、娘のこだわりの一皿。お酒は石川県の「農口研究所」90才の杜氏さんが現役で作っていらっしゃいます。お客様に92才の方も来てくださったので、このお酒を使おうと思っていました。三皿目はワクワクしてもらおうと、竹皮で包んだ「五目炊き込みご飯」生落花生と酢昆布を添えました。いかがでしたでしょうか。 残暑を楽しみ、秋が待ち遠しくなる料理になっていたらうれしいです。中立をして炭手前の後は、薄茶二服。点前座はこんな感じ。秋とは言ってもまだまだ暑い。可憐な菊の水指ではなく、大水指の菊の絵にしました。薄茶二服は、静岡と八女の抹茶を用意しました。静岡の抹茶は、静岡出身の方がご自分の店に出す抹茶の味見をして欲しいと持っていらしたことで知った抹茶でした。八女の抹茶は、ゴールデンウィークに娘夫婦が福岡県に旅行に行って、八女までレンタカーを借りて買ってきてくれた抹茶でした。茶道には、「語れる道具を持ちなさい」と教わりました。抹茶ひとつとってもそうだなぁ、と思います。実際に見てきたものや体感したものは、相手にも伝わる。三日間は疲れましたが、経験を求めて「さぁ、旅にでなくっちゃ」と思いました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。また是非お寄りください。
2023年09月20日
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「第5回三献の茶会~二種の産地の違うお茶飲み比べ」キャンセルが出ました。9月16日(土曜日)13時半~2名9月17日(日曜日)13時半~1名お席ご用意できます。よろしければお声かけください。「第5回三献の茶会」寄付三献の茶会(三つの懐石)中立炭手前続きお薄の流れで薄茶二服(違う産地の抹茶を二服)持ち物ふくさばさみ一式。懐石用のティッシュ(懐紙)。ゴミを入れる小さな袋(袖落とし)。つくばい用のハンカチ。白い靴下(足袋)茶会代 5000円(記名お願いします)13時半~お席が始まりますので、13時ころから徐々にお集まりください。暑さなかなか収まりません。お洋服で構いません。浴衣などでも良いと思います。ご無理なさらないようにご用意ください。横浜市青葉区すすき野 佐藤宅田園都市線「たまプラーザ駅」「あざみ野駅」小田急線「新百合ヶ丘駅」「柿生駅」が最寄り駅となります。
2023年09月02日
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ありがたいことにチケットをいただいて歌舞伎座へ。夏休みに頑張った、息子の部屋大改造のご褒美だ!茶道具部屋に改造中。久しぶりの歌舞伎、楽しかった~。「団子売」の踊りも素敵でした。龍村織物の緞帳。こちらは川島織物の緞帳とアナウンスしていたような。演目はイヤホンガイドなかったら、きっと理解できなかったかも。イヤホンガイド借りたことあまりなかったのですが、あって良かった~、と。久しぶりにナイルレストランのチキンカレーも頂いて帰ってきて、大満足の一日。
2023年08月29日
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昨日は、主人が頂いたチケットで美術館へ。久しぶりの美術館でした。企画展の方は入場規制もするぐらい賑わっていましたが、私たちは常設展でゆっくり。実は、初めて岸田劉生の作品を目の前でみました。写真でしか知らなかったのですが、本物は全然迫力が違う。一番の驚きでした。岸田劉生の他の作品も見てみたくなりました。上田薫の「スプーンに水あめ」芸術としての評価は置いておいて、写真のよう。近寄ったり、離れてみたり。のんびりとした一日を過ごしました。いっぱい歩いたので、帰りに今年はじめてのかき氷。ミルクとバルサミコ酢のかき氷。あざみ野のクノップゥというお店。こちらのお店、かき氷を食べるのに快適なお店の温度。
2023年08月19日
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先日、茶壺の真行草の結び方と茶壺の草の草、長緒の花結びの講習会を受けたので今日は娘と復習。やっぱり何事も機を逃さずに集中することが大切。すべて手順も書き込めたので、覚えたかも。しかも、時間も計って5分で結べました。できた、できた。小間用の草の草の結び方。後は、長緒の花結びと横封じ。こちらも覚えました。結びを覚えたい方、お声かけください。 午前中は「天目」「盆点」「洗い茶巾」「流し点て」をした後、お昼食べてから結びの稽古。充実した一日でした。満足、満足。
2023年08月03日
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コロナ禍で茶事がむずかしい中で娘と二人ではじめた三献の茶会も回数を重ねてまいりました。懐石を手短に三種類の料理とお酒を召し上がっていただいてから、抹茶を一服差し上げています。今回は9月の暑さが続いている頃なので、濃茶と薄茶ではなく、薄茶ニ服で産地の違う抹茶を飲みくらべてみたいと思います。「第五回三献の茶会~産地の違う薄茶飲みくらべ」令和5年9月16日(土)、17日(日)表千家不白流1席 7名様まで1席目 10時~12時 2席目 13時半~15時半席の流れは、寄付(汲出し)席入り三献の茶会(三種類の懐石) 中立ち炭手前 産地の違う抹茶飲みくらべ(薄茶ニ服)場所 横浜市青葉区すすき野の自宅(たまプラーザ駅かあざみ野駅からバス10分)参加の方に自宅の詳細な住所をお知らせします。茶券 5000円希望の方は、メッセージかメールにてご連絡ください。kaporinfukufuku@ezweb.ne.jp
2023年07月12日
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昨日はお越しいただきありがとうございました。千駄木駅から徒歩5分。築50年の昭和の一軒家をリノベーションして、お弟子さんが和食店「粋黒」を6月14日にオープンしました。お店を貸し切って掛け釜をしてみました。2階は茶室になっています。壁床に「喫茶去」の掛け軸。手付き籠に季節の花は紫陽花、下野、水引、井草。香合は糸目香合。雨の季節ですので傘の形に似ていると思いかざりました。6畳の和室。点前座は、お稽古を止めてしまった方の頂き物でしつらえてみました。瀬戸焼の前欠け風炉が昭和レトロな雰囲気にあっていました。用意した棗と茶杓。「粋黒」のご亭主は黒柳さんというお名前。開店記念の一服ですから、柳の棗にしようと思っておりました。季節も風に揺られる柳の季節。茶杓銘は「かじか」です。何人かの方は「かじか」が「蛙」のこととご存知でした。「傘」と「柳」と「蛙」この3つが揃ったら花札のあれですね。この絵の中には、深い意味があるのです。人物は小野道風。書の三蹟の一人です。書に行き詰まった道風が雨の中傘をさして散歩に出ると、池から柳に飛びつこうとしている蛙に出会います。何度も挑戦するのですが、蛙は柳に飛びつけない。無理だろうと思って眺めていると、風が吹いて柳が揺れたと同時に蛙が飛びつきました。それを見た小野道風は、こんな小さな蛙でも努力すればできないと思っていることもできるんだと思い直し、書の道にもう一度向き合い大成したという話。「粋黒」をオープンするまでの道のりをお稽古で聞いていました。コロナ前から考えてはいらして、一時頓挫したオープン。そして、やっぱり自分のお店をとオープンに踏み切った決断。そして、お店探しからリノベーションのあれこれ。そして、内装やお店の家具一つ一つへの準備。どんなに努力してきたのだろうと計り知れない思いです。そんな努力を茶杓銘にのせようと決めました。「かじか」茶杓の節が下の方にあるのは、飛びついた蛙のつもり。「粋黒」は、貸し切り可能です。皆様の憩いの場所となるお店となりますように。https://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13286123/下の階では、娘が盆点でのテーブル席。氷点が好評だったようです。お店でも提供できるようにすると言ってました。
2023年06月26日
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明日、6月25日(日)千駄木の「粋黒」という和食料理屋さんで釜をかけてみようと思います。先着20名ほど。「粋黒」は、お弟子さんが6月14日にお一人でオープンしたお店です。昭和レトロな一軒家をリノベーションして和食料理屋さんにしました。2階には茶室があります。1階のテーブル席と茶室を使って、釜をかけてみようと思います。千駄木のお店は、貸し茶室ともなっています。使い勝手などを見てみたいという方など、散歩がてらいらっしゃいませんか。6月25日(日)11時~15時まで在釜。表千家不白流2席。薄茶席1席立礼盆点1席場所 「粋黒」 文京区千駄木2丁目46-3当日券 1席1000円 2席1500円20名様くらいを予定しています。和菓子がなくなり次第終了。明日、道行く人にお声かけするのでわかりやすいように茶券を作ってみました。
2023年06月24日
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先日、横浜市青葉区で和菓子でNPO法人「はんなり和菓子ラボ」を立ち上げた南條敦子さんにお会いしてきました。わ50代の子育て終了を転機に和菓子の世界へ。東京と京都、4つの和菓子教室に通いながら、家事以外の時間はすべて和菓子に費やすというような生活を4年間くらい続けられたと話していらっしゃいました。最初は、和菓子サロンから始まり、和菓子で社会貢献したいと考え、「100個和菓子製作プロジェクト」をはじめて、コロナになり対面で菓子作りができないことからオンラインで「世界スイーツミーティング」をはじめられたようです。そして、昨年NPO法人として「はんなり和菓子ラボ」を立ち上げられたとのこと。「青葉区芸術祭茶道部会」の会員として、これは動かないわけには行きません。今年から青葉区茶道部会もようやく茶会開催の許可がおりたところです。11月3日には、青葉区役所で「区民まつり」に椅子席の茶席を用意します。そして、12月上旬にはアートフォーラムあざみ野で椅子席の茶席を用意します。何かご一緒できたらいいなと思っています。まずは、努力し続ける方と出会えて私自身が励まされました。新たな企画が涌き出てきていて、周りの方に呆れられている毎日です。形になるように練り上げていきたいと思います。#青葉区茶道部会#はんなり和菓子ラボ#茶道教室
2023年06月17日
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金沢の21世紀美術館には、茶室が三つ。「松涛庵」と「山宇亭」と立礼席百万石茶会は、新しくできた立礼席でしたが寄付は「松涛庵」こちらは、加賀藩12代藩主前田斉泰により隠居所として江戸の根岸に建てたもの。その後鎌倉へ移築し、16代前田利為により「松涛庵」と命名。昭和54年、金沢市内の料亭に移築。その後、金沢市に寄贈。平成13年に今の21世紀美術館に移築。新たに立礼席と水屋を増築とのこと。立礼席を待っている間に、建物を管理している方が説明してくださいました。日本の建物で5回も移築しているのは、ここだけじゃないかな。この建物は釘を一本も使ってないから何度も移築が出来たとのことです。大切に保存して欲しい建物です。そんな建物を寄付として、上がらせてくれました。障子の桟などが全て弁柄で粋。竹でできた床柱が湾曲していて面白い。そして、脇床の棚が三角になったりしていて面白い。正式な茶室というより、遊び心が溢れている茶室でありました。続きに6畳があるようなのですが、そちらは閉められていました。そして、もう一つ別棟に「山宇亭」四畳半の茶室。床の間の脇にもう一畳あり、お客様が多いときは太鼓張りの襖を外して席として使うことができると説明されました。それよりも腰掛待合の方を見てきてくださいね、と管理されている方に言われて見てきました。砂雪隠があるのは、珍しいですよと。帰ってきてから雪隠について調べました。きちんと石の名称があるのですね。そう思って、島根県の明々庵を見直したらこちらにもきちんと砂雪隠あったもよう。あー、知らないとはこんなにももったいないことをしているんだなと改めて思いました。
2023年06月05日
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百万石茶会は、土日二日間開催です。今日は帰宅する日ですが、あと二席入っていない場所があるので、そちらの茶席へ。昨日も書いた通り8時半から開催なので二席10時には終了しました。一席目は「旧高峰家」加賀藩の御殿医だった高峰精一の邸宅。その後、旧検事正官舎家屋だったようです。その時代、お金持ちだったのでしょう。天井が格天井。自宅に?とびっくり。ガラスにも山と田畑の柄が削ってあって、そのガラスごしにお庭が見える。欄間は四君子。なんとも素敵な建物が大切に保存されています。こちらの茶席で素敵な出会いがありました。朝8時から一番で並んでいた私。二番目に、粋な着物に帽子をかぶった男性がいらっしゃいました。三番目に女性が到着。門が開く前にお話ししていました。私は神奈川県から。三番目の方は京都から。男性は地元の茶人。茶席に着くと、男性の方が正客。やっぱり茶人、と思っていたら「神奈川と京都からの方、せっかくだから一緒に」と次客に呼んでくださいました。感激です。地元の茶人の方を差し置いて次客に上がらせていただきました。そうたら連客の皆様にも紹介してくださって、席主の方にも紹介してくださいました。緊張する以上に楽しくなってきました。そんなお正客ですから、一席が楽しくないわけありません。お道具組のことだけではなく、せっかく加賀に来てくれてるんだからと席主の方と一緒に「旧高峰家」の話。加賀棒茶の話。果てはご自身は「油車」出身で油車で菜種油や粉を引いていて「長生殿」を作っていた話などまで。せっかく加賀に来てくれてるんだからと余談だけどねと話してくださいました。なんとも思い出に残る一席でありました。帰りにお礼を言いにうかがったら、「後は帰りに金沢でたくさんお金使って帰ってね」と言われました。このおもてなし感と余裕。こんな年の重ね方できないよぉ。二席目は「旧園邸・松向庵」羽二重商を営んでいた本郷長次郎により建てられた数寄屋建築。お席主の話だと、表千家12代家元に指示をいただいて建てた建物なので茶席として一番使いやすいと話していました。天井板が素晴らしいなぁ、と眺めていたら後で調べたら屋久杉だったようです。釘隠しも何の模様だろうと思っていたら、栗と判明。お席主さんも話していましたが、こうやって改まって茶席に座り、一服みんなで楽しむとやっぱり抹茶は美味しいですよねと。本当にその通り。お茶の文化が加賀に根付いていることを感じる二日間でした。色々なご縁に感謝する二日間でありました。
2023年06月04日
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昨日から金沢へ。「百万石茶会」に参加。市内の7箇所で茶会が開催されています。8時半から開催!早い!一番行きたかった「旧中村邸」中村酒造の先代社長のご自宅だったようです。一階が寄付で二階で茶会。壁が弁柄で塗られていて、猩々ではないかと思う欄間が見事でした。なかなか入れない茶室に入れて大満足。次は「耕雲庵」で煎茶席。その後、21世紀美術館横の「松涛庵」の立礼席へ。こちらは、寄付きになっていた隣の和室がとてもよかったです。この和室のことは、改めて投稿。まだまだ時間があったので、兼六園内の「時雨亭」へ。ここは、景色がいい!茶席の間、青鷺がずっと池にいました。もう一席行けるかも。金沢城公園内の「玉泉庵」へ。どこもお庭と青葉がきれいです。そして、どこのお茶席でも加賀友禅を着ている方が多かった。みんな美しい🎵金沢ならではのお茶席の風景と思います。茶席を5席も回ったのに、まだ15時。百万石まつりの百万石行列にも間に合いそう。下に降りて行ったら、ちょうど始まる頃でした。百万石まつりには獅子舞は欠かせないものらしい。茶席にも、様々な獅子の道具が出ていました。加賀鳶はしご登りも目の前で見れました。この後は、お酒の加賀鳶で美味しい金沢の料理を堪能しました。大満足の一日。
2023年06月03日
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お弟子さんに、6畳間で3名のお客様をもてなす茶会をしてもらえませんか?と頼まれました。茶室の形を聞いていたので、同じように我が家の茶室も作って3名のお客様。亭主一人で3人にお茶を差し上げる。私が正客に入り、亭主を別の方につとめてもらいました。床の間は、織部床のような壁掛け。床の間の場所や壁床というだけで、拝見する場所や畳の歩き方まで違ってきます。点前座はこちら。お茶会を開いて欲しいと頼んだお弟子さんは、6月にお茶席のあるお店をオープンされる方。次客に入ってもらい、お茶会の雰囲気を楽しんでもらいました。和菓子は、たねやの「稚鮎」これから川を登っていく登り鮎を意識してこちらの和菓子。掛け軸は、益州筆の「喝」に龍神の色紙。「喝」とは、コロナ解禁となり自由な行動は取れるようになりましたが、まだまだ気をつけて暮らしていきたいですね、というご亭主の説明。龍神が描いてあるので、水の神様も意識しますね。花は籠に「山紫陽花と蛍袋」点前座には、京焼の片輪車の水指。茶碗は、萩釉の現川焼の茶碗。替茶碗は、押小路焼の露と芦の絵柄。三碗は、片口茶碗。それぞれの薄作りの茶碗が、涼しさを感じます。棗は、溜塗の無地の平棗。たっぷりと掃かれたお抹茶に、たくさんお召し上がりくださいともてなされているようです。仕舞いには、桑小卓に三つ飾り。柄杓の向こうに釜が見える風情もいいし、飛び青磁の蓋置が水を感じます。拝見を終えて、亭主との会話。茶会は、すぐに席中のおもてなしの心が見えては面白くないもの。30分のお点前の中で、お客様それぞれが自分の中で茶室を作っていって欲しい。今日は、鮎の和菓子で龍神様に始まりましたので水を感じて欲しい道具組にしました。田植え、祭りの後、梅雨のはしり、清流。それぞれの水を亭主とお客様で作り上げられたら一期一会の茶会になるのだと思います。今日の茶杓銘は「清遊」風流な遊びという銘です。何か心に残り、お店オープンまで川の流れのように乗っていってくれたらいいなと思っています。
2023年05月24日
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休日。うれしい。今日は娘と待ち合わせ。せっかくだから着物で出かけよう。表参道で待ち合わせ。まずは軽く昼ごはんを食べてから移動。行きたかったお店で、手土産を購入。「Sunny Hills」のパイナップルケーキ美味しさもそうですが、隈研吾さんの建物が見たかったのです。細い木だけを地獄組みにして作った3階建ての建物。1階で商品を購入すると、2階で台湾茶とお菓子をサービスしてくれました。うれしいサプライズ!こちらのお店の今一押しの型抜きバナナウエハース。コップの縁にかけられます。かわいい。だけじゃなく美味しい。そして、3階は建物の構造を見学できるようになっていました。全然、写真じゃ良さが伝わらない。木漏れ日のように光が入ってきて、なかなか良かったのですよ。そして、お目当ての岡田知子さんの個展へ。「物語絵」額縁からインスピレーションを受けて、その額縁に合う物語絵を書いていったそうです。手のひらに乗るサイズの額縁たちが多くて何ともかわいい。飾るにももちろんいいですが、大切な箱などに入れておいてお守りみたいにするのもよさそう。岡田さんとお話をして、本の挿し絵が一番やりたいお仕事とのこと。本の内容を邪魔せず、しかしその内容に寄り添ってさらに想像の世界が広がるような絵が描きたいと言ってました。あぁ、だから岡田さんの絵は温かくフワッとしているんだ。決めつける絵を描いてないから、心に優しく入ってくるのですね。私も、また何かやりたい気持ちがムクムクと沸いてきましたよ。9月やろうかな。茶会のアイデアはあります。これから9月の茶懐石と道具組をゆっくり練り上げていきます。
2023年05月12日
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ゴールデンウィーク、仕服をずいぶん作ったのはこの茶入の仕服を完成させるためです。本命茶入はこちら。タイで焼かれた「宋胡録茶入」重たいし、形がそろばん玉のような形をしているので上手く作らないといけないなぁ、と思っていたので今までの見立て茶入は練習。少し重いので、下の方に綿も多く入れました。 龍村の「韓仁繍文錦」雲華文の中に、左に龍、右に虎が織られています。エキゾチックな感じが、この茶入と合うかなぁと思ってこの裂地にしました。まだ、控えている茶入残っていますが、夏休みの宿題となるかなぁ。
2023年05月11日
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昨日は、母と私と娘と集まって風炉の準備。今年も灰形作りました。上達するのに時間のかかる私は、まだまだ手間取りますが、午前中だけで作り終えることができるようになりました。小さな進歩。娘は、表千家不白流の真の灰形を作りました。こちらは成長著しい。ご主人に「大人の砂遊びしてくるね~」と言って出かけてくるぐらいですから。灰と気持ちを合わせることができるのでしょう。祖母も孫に「私の灰匙譲るからね」と言ってた。私じゃないんかい!
2023年05月08日
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私の教室のお弟子さんで染色家の鈴木麻里さんの三人展に行ってきました。「飾る布、使う布」がテーマの今回の展示会です。インテリアデザイナーとして活躍している鈴木さん。壁にかける額が主な作品ですが、今回は使う布というテーマも入っています。ということで、高校時代に服飾部だった娘が使う布の作品をお手伝いしました。茶道の大津袋の形をしたバッグ。リバーシブルになっていて、展示品は染めた布の方ではなくて、廃棄される予定だったフリンジの布の方が飾ってあります。人と人が繋がること。せっかく今を楽しんでいるのですから、楽しいことを重ねていったら何か色々なことに変化したり、私自身の想像力も広がるかも知れない。時間が少しできた今、これから私がやるべきことは人を繋げることなのかも。力不足かもしれませんが、一歩づつ。代々木上原駅から徒歩1分「hakoギャラリー」で5月8日の17時まで。作家さんと直接お話してみませんか。
2023年05月07日
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小鹿田焼の薬味入れ。共蓋がついているのですが、共蓋だと茶入に見えないので、義父にかまぼこ板で蓋を作ってもらっていました。民芸の器ですし、仕服の裂地を悩んでいましたが擦りきれてしまった帛布が出たので、この柄が似合うかもと思って作りました。光沢のある裂地。生地がつれてしまって、縫いずらかったですが完成です。ちょっと遊び風になるので、掛緒も薄紫色の現代風。これはこれでかわいいのではないでしょうか。
2023年05月07日
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お茶会友達の岡田知子さんの個展が開催されます。岡田知子個展『物語絵』私が岡田さんと出会ったのは2013年。お弟子さんのご友人と一緒に、私達の茶会に参加してくださいました。それから、幾度となく私達の茶会に足をお運びいただいてます。もう、10年も経つのですね。岡田さんと出会って、私のお茶人生が一変しました。私の茶会には、いつも伝えたい思いがあります。しかし、それはできる限りすぐにはわからないようにすることを心がけています。茶席に入ったとたん、「あぁ、今日は◯◯がテーマの茶会ですね。」というのが嫌なのです。30分の茶席の中で、お客様自身で考えて答えを見つけて欲しいと思っています。岡田さんは、茶会に参加してくださった後に茶会の感想をホームページに載せてくださいます。その感想に、何度感謝したことでしょう。岡田さん自身が茶会を楽しみ、私の思いをくみ取ろうとしてくださり、そして更に自分で想像の世界に入っていってくださるのです。たった30分の茶会で、こんなにも心を寄せてくださる方に出会えて、私自身とても励まされてきました。その岡田さんの個展です。2023年5月10日(水)~14日(日)12時から19時南青山4-1-5 KFビル3階イトノサキ▶️+plus(イトノサキ3階)子供の頃に夢中になって読んだお伽話を描いた『物語絵』の個展。どんな想像の世界が広がっているのか楽しみです。岡田さんの絵は、何とも柔らかく温かみのある絵です。2021年には、「きもの語辞典」という本も出版されました。きものの用語辞典なのですが、挿し絵というよりイラストがいっぱい。母の教室に持っていったら、待っていた小学生のお子さんが食い入るように見ていました。日本の伝統文化の着物。こんな形で興味を持ってもらえたらうれしいですよね。学校や和カフェのお店などに置いてもらえますように。
2023年05月02日
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薩摩焼の一輪挿し。ちょうど良い大きさの蓋があったので、茶入にしました。ちょっと大きいけど、一輪挿しより出番が多くなりそうです。ゴールデンウィーク期間中の一つ目の仕服。まだ3つくらい茶入が控えております。のんびりできるところまで作っていこうと思います。
2023年04月30日
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横浜市青葉区で茶道教室をはじめて20年が経ちました。最近思うことは、私達の茶道教室のお弟子さんって、様々な才能を持ってる方が多いなってこと。個人で仕事をされてる方も多いですし、今まで働いてきたことを生かして、更なる新しいことにチャレンジしようとしている方が多いのです。今日はお一人ご紹介。インテリアデザイナーとして働きながら、型染めの勉強をされてきた、鈴木麻里さん。私達の教室でのお稽古も10年は過ぎましたね。お仕事柄、様々な場所に出掛けるとその場所のインテリアが気になってしまってなかなか休んだ気がしないけど、茶室はデザインがなくていつも同じであることに安らぎを感じると言ってくれました。私の教室では、半東さんとして頼りになる方です。半東さんは動きが多いし、茶室によって想定外の動きも多いですがそれだけに上手くできた時の喜びが大きい。いつも、茶会の時は茶碗一つ置く位置、膝の繰る方向まで何度も確認して望んでくれます。そんな彼女が、仕事をしながら習っていた型染め。同じ先生に師事していた三人で展示会を開催します。型染め展示会「飾る布、使う布」日時 2023.5.5~5.8場所 代々木上原hakoギャラリー 渋谷区西原3-1-4(代々木上原駅徒歩1分)鈴木麻里さんhttps://maisonepice.thebase.in/私も展示会に娘と一緒に行こうと思ってます。皆さんも良かったらお出かけください。代々木上原には、たくさん美味しいレストランもカフェもありますよね。ブータン料理の「ガテモタブン」パフェが美味しい「ビヤンネトール」もいいな。私自身も茶道教室が長くなり、今年の4月で息子が社会人となり子育ても一段落です。これからは、自分の為に人生を歩んでいきたい。そして、自分自身が豊かになるためには人との繋がりを大切にしたいと思っています。たくさんの人と人とを繋げるお手伝いができたりしたら、もっともっと楽しいことになるのではないかしらと思う日々です。
2023年04月22日
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