香和会 茶道教室

香和会 茶道教室

2024年11月26日
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三日間にわたる「三献の茶会」終了しました。

40名近くの方に自宅までお越しいただき、感謝いたします。

改めて「三献の茶会」は、私が習っている表千家不白流の茶会ではなく、コロナ禍で娘と二人で何とか茶の湯を楽しめる方法はないかと考えた茶会です。

お酒を盃に酌み交わしたりしない。
手渡しで懐石を取る必要がない。
各服で濃茶が点てられる人数。
4時間を共にするのではなく、その約半分の時間2時間半で終わらせる。

お客様が同じ茶席に滞在する時間や精神的にも負担にならないようにと考えた茶会です。

最初は4名ほどのお客様でしたが、今では少しコロナも落ち着いたので、8名様を1席にお迎えしています。


私達の茶会にも参加してくださる方が増えて、
新しいお客様もお迎えできるようになってきました。


だからこその難しさ。
はじめましてのお客様と一座建立を作る。
私に課せられた答えが出せない課題。
私の覚悟が試されているんだと思います。

今年の茶会はこれで終了です。
来年も引き続き、「三献の茶会」と「粋黒茶会」を続けでいけたらと思っております。

私の茶会に参加してよかった。
茶席の中で、心が揺さぶられるような茶会を作り上げたいと思っています。
大袈裟な、と思うかもしれませんが、真面目にそんな風に思ってるのです。


皆様、よろしくお願いいたします。

今回の茶会、何が皆様の心に残りましたか。
娘の料理が美味しかった、と言うのはそうでしょう。
私も茶席で食べたいなと思ったくらいですから。

最初は蓮根の和え物でさっぱりと。

熱々に皆様ご満悦。
そして、最後は鮭の包み蒸し。



白さにこだわったのです。
鮭、かぶら、白舞茸、百合根が入っています。
それぞれの食材をすべて別に調理しているのです。
最後に合わせて包んでいるのです。
お出しする時は、5分蒸し器で温めただけ。

今年は紅葉を感じることができずに、富士山の積雪や北海道で雪が降ったと話題に。
秋はどうしたんだ、という気持ちを白さで表現したいと。

そして、続きお薄では小さな秋を散りばめて道具組をしました。
私達は、兵庫県で見た秋の風景を用意しましたが、お客様それぞれの心の中に秋の原風景が広がってくださったらいいなという思いでありました。

今年は、本当によく茶会やりました。
来年はここまで回数はできないかもしれませんが、心と身体の準備を整えてまいります。
ありがとうございました。

#三献の茶会





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最終更新日  2024年11月26日 17時13分20秒
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