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2014.11.29
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カテゴリ: 夕張
 今回、改めてこの映画を観て気付いたことがある。あの、黄色いハンカチを掲げた竿が、「こいのぼり」を飾るための竿だったということだ。炭鉱住宅はほとんどが同じつくりで、これといった特徴はないが、この「こいのぼり」の竿だけは、違った。男の子がいなければ、これは立てられないワケで、炭鉱で働く男の子を授かった若い父親たちは、競って、誇らしげにこの竿を立てた。私の父も例外ではなく、私の誕生に大喜びし、かなり高価な大きな「こいのぼり」を飾っていた。私にとっては、なんだかわからなくて、そんなものより、おもちゃでも買ってくれよだったような記憶がある。夕張では、4月に入ると、炭鉱住宅のそこここに、にょきにょきと竿が立ち、「こいのぼり」が泳いでいた。高倉健が演じた主人公も、「こいのぼり」を泳がせたかったのだろう。
 私も長男が生まれた時に「こいのぼり」を購入しようかと一瞬、思ったが、それに金をかけるのもなんだなと考え止めた。時代の流れというのか、昭和の情が無いというのか、秋田だけだとは思わないが、最近はあまり、「こいのぼり」を見ないような気がする。





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最終更新日  2014.11.30 01:09:27
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